皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
不思議に思うこと
自転車屋さんで働いていて、不思議に思うことがあります。
(もっとも、これは自転車屋さんに限らないのかもしれません)
それは、お金を払わない人ほど文句を言う。
です。
原則
この資本主義社会で、相応の対価の支払いがなければ、ほとんどの人は言うことを聞かないでしょう。
奇妙なことに、数十万円、いえそれ以上といった金額をお支払い頂けるお客様は、ほとんど文句を言いません。
極めて友好的な対応、とても円滑にお話が進みます。
しかし!!
お金を払わない人、¥100すらも払わない人が一番文句を言います。
ラッコ店長は2024年現在、東京都新宿区で働いておりますが、当店のGoogle Mapコメントにも辛辣なものがときどき投稿されます。
これが、奇妙なことに、お金を払わない人ほど星1(最低評価)をお付けになります。
多くの星1は、なんと、そもそも契約関係に入っていない、つまり¥1も頂いていない人です。
修理、カスタマイズ等のご相談を受け、その金額、対応等が気に食わなかった、ということなのでしょう。
しかし、重ねて申し上げますが、相応の対応をお望みであれば、相応の対価を支払っていただく必要があります。
また、不思議なことに、お金を払わない人ほど、相手の仕事を急がせます。
すぐに直らないと困るんです、今、仕事中なんです、とおっしゃいます。
お困りなのは分かりましたが、相手を急がせるための対価、動機づけはあるのですか。
郵便でもクリーニングでも、新幹線でも良いですが、通常よりも急がせた場合、サービス料金というものは割増になります。
お金を払わない人は、これまた不思議なことに、通常料金と同じか、むしろそれ以下のお金しか払わないにもかかわらず、速度、品質だけはお金以上のものを求めてくるのです。
しかし、それは無体なご要望というものです。
お困りの事情は分かりましたが、だからといって他のお客さんよりも特別のサービスをする、というのは不公平でしょう。
可能な限り出費しないで従わせようとする
また、肩書、職業、所持しているアイテム(自転車を含む)などを誇示して、相手を従わせようとする人がいます。
◯◯のロードバイクに乗っている、私はカーボンロードバイクを3台持っているがあなた(ラッコ店長のこと)は何台持ってますか?などと意味不明な質問をする方とか、頼んでもいないのに名刺を渡してくる人とかいらっしゃいます。
しかし、お店側としては、お客様の肩書、職業、所持しているカーボンロードバイクの台数なぞは、どうでも良いのです。
どれほどご立派な肩書等をお持ちであろうと、実際にお金をお使いにならなければ、何の足しにもなりません。
ものすごく失礼なことを申し上げます。
当店では修理受付には、お名前、お電話番号を記入して頂くことをお願いしております。
しかし、それを面倒がって名刺を差し出してくるお客さんは、たいてい良好な関係を築けません。
金払いを渋る、期限に取りに来ないといった確率が極めて高いです。
そのため、ラッコ店長は、名刺を差し出して来たお客さんに対しては、警戒心を高めます。
繰り返しますが、相手を動かそうと思ったら、実際に相応以上のお金を使うことです。
お金を使うことができないのであれば、高望みをなさらないことです。
ラッコ店長がこの人間界でナゾに思ったことでありました。
例外
(とはいえ、人間界には例外もあります。
お金の払いが良くない方であっても、一緒にいると愉快、楽しい、という方もいらっしゃいます。
そのような方は損得勘定無しでお付き合いが可能でございますが、このようなことを申し上げると、不平等だ!! 特定の客をえこひいきしている!!などとお叱りをうけるかもしれません。
辛辣なことを申します。
世の中は不平等なものです。
えこひいきされなかったとすれば、ご自身に金銭以外の魅力がなかったのかもしれません。)
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。