2024年6月9日 店舗イベント 西伊豆スカイライン 駿河湾横断 その8 / 土肥金山 坑道 歴史の追体験

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皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

本記事は


の続きです。

土肥金山 坑道

坑道に入ります。
土肥金山は江戸時代初期に隆盛を極めた金山で、閉山となった1965年まで、金40トン、銀400トンを産出しました。
有史以来、人類が発掘した金は17万トンと言われております。
土肥金山だけで、0.023%を占める計算になります。
坑道の総延長は100kmで、内部を整備して、一部を公開してあります。
なお、「金山」というと山の上、山の中を掘ると思われがちですが、多くの金山は海面下にまで掘り進めます。
土肥金山も海面下180mまで坑道が続いておりました。
(余談でありますが、日本最大の金山、佐渡金山は総延長400km、海面下530mまで掘り進めました)

素晴らしい坑道が続きます。

大変失礼ながら、「観光」坑道と銘打っていたため、まったく期待していなかったのでありますが、素晴らしい展示内容です。

地下水の排水

地下水が湧き出るため、常に排水をする必要があるのです。
そして、その排水作業が重労働なのでありました。

現存する金鉱脈

今でも金の鉱脈が残っています。

坑道は鉱脈に沿って掘り進んでいきます。
坑道を支えるための木組みです。

坑道内に酸素を送り、また、地熱で坑道は暑いため、温度を下げるために送風します。

歴史の追体験

江戸時代は人力で掘り進めていた坑道です。
それを現代の我々が拝見できるとは、土肥金山、素晴らしいとしか言いようのない場所です。

土肥金山 坑道を堪能しました。
資料館に向かいます。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。

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