皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
ガイロープの設置
mont-bell U.L.ドームシェルター 2はそもそも常用のテントとして設計されていません。
そのため、テントほどの耐風性を求めることが間違っています。
しかし!!
それでもガイロープ(張り綱)があれば、だいぶん耐風性が上がるでしょう。
ガイロープとは、テントの四隅に張ってペグ(杭)で固定することで、風雨にさらされたときに、テントが潰れないようにする、吹き飛ばされないようにするためのものです。
また、本U.L.ドームシェルターはシングルウォール(布地が1枚のテント)であるため、直接の関係はありませんが、ダブルウォールテントであれば本体とフライシートとの間に適切な隙間を維持して、雨、夜露で本体が濡れることを防いでくれます。
どうでも良い与太話でございますが、ガイロープの使い方で野営スキル、経験がある程度推察できます。
1 そもそもテントにガイロープがついていない
危険です。
超初心者さんと判断します。
昼間は無風であっても、夜間になると山風、谷風が吹く、という土地は多いものです。
夜間になってテントが潰され、あたふたとするのであれば、楽しいキャンプも台無しとなってしまうでしょう。
2 ガイロープはついているが張っていない
1番の方はそもそもガイロープという存在をご存知でない可能性があります。
しかし、2番の場合、ガイロープが標準ではついているのに利用していないのですから、非常によろしくありません。
3 一応ガイロープは張っているがたるんでいる
惜しいです。
何もしないよりはだいぶんましですが、強風が吹いたときに心配です。
精進しましょう。
4 ガイロープがピンと張られて、テントにもシワがない
美しいです。
これからもご自身のキャンプ道を邁進(まいしん)してください。
ガイロープの太さ
お話がそれましたが、ガイロープを設置することにしました。
mont-bellさんで、1m単位で販売されています。
太さは2mmのものにしました。
ガイロープは当然ながら、太ければ太いほど頑丈になります。
しかし、いくらガイロープが頑丈でも、テント本体が風雨に耐えられなければ無意味です。
1-2人用のテント(シェルター)であれば、小型で、風雨を受ける面積も限られていますから、極端に太いガイロープは不要なのです。
ガイロープが細ければその分、軽量化、省スペースになります。
そういうわけで、2mmのロープにしました。
また、反射材が織り込まれたロープもありますが、私はとくに反射してくれなくても不便を感じないため、反射材なしのものにしました。
(反射材なしのロープのほうが安価です)
自在
「自在」と呼ばれる器具をロープに設置しておくと、ロープの長さ、テンションを調整しやすくて便利です。
自在がすこし曲がっていることで、ロープが滑ることを防ぎ、長さ、テンション調整できるようになっています。
ガイロープは8m購入しました。
それを4つに分割して、使います。
1-2人用のテントであれば、ガイロープの長さは2mほどで良いと思われます。
末端処理
切ったままでは、末端がほつれやすくなるため、ライター等で炙ってほつれにくくします。
途中に自在を入れて、結びます。
自転車ツーリングの場合、極端な強風に出会うことは少ないです。
仮に耐えられないほどの強風に出会った場合は屋内、壁際等、避難できることが多いです。
しかし、ガイロープの固定は強固なほうがよろしいでしょうし、結び方はもやい結びにしておきました。
これで完成です!!
後ほど、実際に使ってみようと思います。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。
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