自転車ショップラプソディー その9 パンクの種類 現代のパンク修理

ラッコ店長

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

本シリーズは、業務をしていて不思議に思ったことを書き連ねたものです。

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途中、欠番しているものは、まだ書き上げていない記事です。

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日々、パンク修理のご依頼を受けます。

パンク修理といいましても、大まかに分けて6段階あります。

第一段階 パンクしていない

そもそも、パンクしていない、という場合です。
パンクしていないのに、わざわざお店に来るの?とお思いになるかもしれません。
しかし、多くの方にとっては、自転車のチューブに含まれている空気が、自然に放出されてぺったんこになってしまう、とは考えないものです。

明らかにパンクをしていない場合は、空気を入れて、しばらく様子を見て頂く、という対応をしています。
お値段は¥200-¥400というところでしょうか。

第二段階 虫ゴムに穴があいている

イギリス式のチューブの場合、虫ゴムといわれるバルブ根本のゴムパッキンが劣化して、穴が開く、ということがあります。
そして、その穴から空気が漏れるのです。
これもパンクの一種でありますが、もっとも軽症のパンクと言えましょう。
空気を入れると、バルブから垂直にぶしゅーーーーっと空気が漏れる場合、ほぼ確実に虫ゴムに穴が空いています。
虫ゴム交換は当店の場合、¥400くらいです。

第三段階 チューブに小さな穴が空いている

一般的には、この段階からパンクと表現するでしょう。
ガラス片やピンなどを踏んで、極小の穴が空き、そこから空気が漏れる、という現象です。
パッチ修理というあて布で補修した場合は、比較的安価にお直しが可能です。
当店の場合¥1,650くらいです。

しかし、パッチ修理できる場合、というのは限定的で、あまり採用しない解決法なのです。

まず、高い空気圧を入れるスポーツバイクの場合、内部の空気圧でパッチが剥がれることがあります。
また、スポーツバイクのチューブは薄く、仮にパッチ修理をしても将来的にパッチ裏の穴が広がる、裂けるといったこともあります。
そのため、当店ではスポーツバイクのパッチ修理はお受けしておりません。
すべてチューブ交換を致します。

次に、穴は小さいながらもチューブが全周にわたって傷んでいるような場合、いつ他の箇所から穴が開くともしれず、この場合もチューブ交換をしております。

第四段階 チューブに二列の穴が開いている

いわゆる、リム打ちパンクというものです。
空気圧が低い状態で走行していると、段差などでタイヤが潰れ、そのままホイールの外周部(リム)と路面が強く接触して、チューブが切れる、穴が開くのです。
リムはタイヤを引っ掛けるために、コの字型をしておりまして、ちょうどリムの幅にそって、二列の穴が開きます。

リム打ちパンクの場合、穴が数ミリから、大きいと数センチと広範囲に及ぶこと、しかもそれが2箇所あることから、チューブ交換が無難です。
パッチ修理は強くおすすめしません。

第五段階 チューブが裂けている

この段階がもっともひどいもので、チューブが裂けている状態のものです。
タイヤの摩耗が進んで、タイヤが薄くなると、チューブの圧力に耐えきれずにタイヤが裂けることがあります。
タイヤが裂けて、その隙間からチューブが飛び出し、チューブも裂けるのです。
一般的にはバーストと呼ばれています。

この症状は極めて危険です。
タイヤの空気圧が一気に現象するため、タイヤのグリップが急激に減少します。
車体のバランスを大きく失い、転倒、クラッシュすることもあるでしょう。

他にも、タイヤの装着が完全でないときに、タイヤがチューブを挟んでいるにもかかわらず、空気圧を上げることでチューブが裂けることもあります。
タイヤが噛んでいると表現することもあります。
この症状は、タイヤ交換、チューブ交換の直後に起きるものです。
空気圧を上げると、パーーーン!!とすごい爆発音がして、空気が抜けるため、原因は明らかです。

また、バルブの根本が裂けている、ということもあります。
これはバルブ根本のネジを強く締めすぎている、チューブの装着が不完全でチューブ根本に力がかかっているため、バルブが根本が折れることで、発生します。

第六段階 ホイールそのものに問題がある

外部的な要因ではなく、自らの要因で穴が開く、ということもあります。
ホイールの内部に段差がある、リムテープに穴が開いている場合に、チューブが傷つき、やがてパンクしてしまうのです。

現代のパンク修理

さて、パンク修理の大まかな区分けはこのくらいにして、ラッコ店長が業務している東京都新宿区では、圧倒的に子乗せ電動車のパンク修理依頼が多いです。
子乗せ電動車は、チャイルドシートがある、お子さんが乗る、車体を頑丈にすべく車重がいわゆるママチャリよりある、電動パーツの搭載でさらに重くなる、という重戦車のような車体です。
パンクしているにもかかわらず、モーターの力で強引に進ませることも可能です。
子乗せ電動車がパンクした場合、内部のチューブがズタズタに傷んでいることが多く、さらにタイヤ交換も必要な割合が高いのです。
チューブ交換の場合で¥5,000-¥6,000くらい、タイヤとチューブも交換した場合は¥8,000-¥9,000くらいになることもあります。
子乗せ電動車は便利な乗り物でありますが、維持費もそれなりにかかるものであるとお考えください。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。

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