皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
資料館
戦慄の犬吠埼灯台をあとにして、周囲を見渡しますと、なんと!!
資料館が2つもありました。
拝見します。
犬吠埼灯台周辺を通過した過去のお船、著名なお船などが展示されておりました。
この方が、犬吠埼灯台を設計したイギリス人技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンさんです。
皆さん、おヒゲと、お鼻を触るのか、その部分だけツヤツヤしておられます。
なにか功徳がある、という伝承でもあるのでしょうか。
堪能しました。
以前もご紹介しましたように、犬吠埼灯台は令和2年、重要文化財指定されました。
フレネルレンズ
さらに隣に2つ目の資料館がありました。
犬吠埼灯台 資料展示館です。
中に入りますと、なんと!!
超巨大レンズがありました。
このレンズがぐるりんぐるりんと回ることで、闇を切り裂いているのであります。
明るさは100万カンデラ、とあります。
この巨大レンズ、とても不思議な形をしています。
フレネルレンズ、という階段状になったレンズです。
レンズを階段状に整形し、光を一定方向に放出させます。
通常の凸レンズよりも薄く、軽くできることが長所です。
しかし、同心円状の線が入る、像がぼやけてしまうといった欠点もあります。
そこで、像の鮮明さがそれほどは求められない照明、灯台といった分野で用いられています。
もっとも、コンパクト性が強く求められる分野、携帯用のルーペ(拡大鏡)、携帯電話のフラッシュ用レンズとしても使われています。
なんでこんなに薄いのに、拡大できるのか、不思議に思ったことはありませんか。
フレネルレンズを使えば、カード型でも像を拡大させることはできるのです。
ところで、フレネルレンズとは不思議な名前でございますが、フランスの物理学者オーギュスタン・ジャン・フレネルによって発明されたことに由来します。
画像引用 wikipedia
階段状、同心円状のレンズだけでは大きさが足りない場合、プリズムも使って光源上方の光も側面に向かわせることで、さらに放射光を明るくすることが可能です。
素晴らしい資料館です。
皆様、思い思いに拝見します。
資料館は2階建てになっておりました。
2階からもレンズの様子を拝見することができます。
全国で一般の方が登ることのできる灯台は16基あるそうです。
近くを通ったり、実際に登ったことのある灯台がいくつかありました。
灯台は辺鄙な場所にあることが多く、全制覇は大変でしょう。
お土産屋さん 犬吠テラステラス
2つ目の資料館を堪能しました。
続いて、お土産屋さんを拝見します。
なんとも良いです。
素敵な場所を見つけました。
皆さんで思い思いに横になります。
楽しいです。
夕暮れ時です。
お月さまが見えます。
屏風ヶ浦(びょうぶがうら)へ
完全に日が暮れる前に、屏風ヶ浦海岸に向かいます。
屏風ヶ浦は、古代の地層がそのままむき出しになっている場所で、しかも西向きのため、夕日がとても美しい場所なのです。
早めにライトを点灯します。
冬の銚子は(今日は例外的に風が穏やかですが)とても強風がふきあれます。
気温の低さとあいまって、日が暮れると猛烈に寒くなります。
防寒着を用意しておくのが吉でしょう。
ほとんどクルマが通りません。
タイさんがいました。
不思議です。
屏風ヶ浦はもうすぐです。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。
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