2024年12月15日 店舗イベント 利根川を100km下って銚子に行こう!! その7 / 資料館 フレネルレンズ

イベント

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

本記事は


の続きです。

資料館

戦慄の犬吠埼灯台をあとにして、周囲を見渡しますと、なんと!!
資料館が2つもありました。

拝見します。

犬吠埼灯台周辺を通過した過去のお船、著名なお船などが展示されておりました。

この方が、犬吠埼灯台を設計したイギリス人技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンさんです。
皆さん、おヒゲと、お鼻を触るのか、その部分だけツヤツヤしておられます。
なにか功徳がある、という伝承でもあるのでしょうか。

堪能しました。
以前もご紹介しましたように、犬吠埼灯台は令和2年、重要文化財指定されました。

フレネルレンズ

さらに隣に2つ目の資料館がありました。
犬吠埼灯台 資料展示館です。

中に入りますと、なんと!!
超巨大レンズがありました。
このレンズがぐるりんぐるりんと回ることで、闇を切り裂いているのであります。
明るさは100万カンデラ、とあります。

この巨大レンズ、とても不思議な形をしています。

フレネルレンズ、という階段状になったレンズです。
レンズを階段状に整形し、光を一定方向に放出させます。

通常の凸レンズよりも薄く、軽くできることが長所です。
しかし、同心円状の線が入る、像がぼやけてしまうといった欠点もあります。
そこで、像の鮮明さがそれほどは求められない照明、灯台といった分野で用いられています。

もっとも、コンパクト性が強く求められる分野、携帯用のルーペ(拡大鏡)、携帯電話のフラッシュ用レンズとしても使われています。
なんでこんなに薄いのに、拡大できるのか、不思議に思ったことはありませんか。
フレネルレンズを使えば、カード型でも像を拡大させることはできるのです。

ところで、フレネルレンズとは不思議な名前でございますが、フランスの物理学者オーギュスタン・ジャン・フレネルによって発明されたことに由来します。


画像引用 wikipedia

階段状、同心円状のレンズだけでは大きさが足りない場合、プリズムも使って光源上方の光も側面に向かわせることで、さらに放射光を明るくすることが可能です。

素晴らしい資料館です。
皆様、思い思いに拝見します。
資料館は2階建てになっておりました。
2階からもレンズの様子を拝見することができます。

全国で一般の方が登ることのできる灯台は16基あるそうです。
近くを通ったり、実際に登ったことのある灯台がいくつかありました。
灯台は辺鄙な場所にあることが多く、全制覇は大変でしょう。

お土産屋さん 犬吠テラステラス

2つ目の資料館を堪能しました。
続いて、お土産屋さんを拝見します。
なんとも良いです。

素敵な場所を見つけました。
皆さんで思い思いに横になります。
楽しいです。

夕暮れ時です。
お月さまが見えます。

屏風ヶ浦(びょうぶがうら)へ

完全に日が暮れる前に、屏風ヶ浦海岸に向かいます。
屏風ヶ浦は、古代の地層がそのままむき出しになっている場所で、しかも西向きのため、夕日がとても美しい場所なのです。

早めにライトを点灯します。
冬の銚子は(今日は例外的に風が穏やかですが)とても強風がふきあれます。
気温の低さとあいまって、日が暮れると猛烈に寒くなります。
防寒着を用意しておくのが吉でしょう。

ほとんどクルマが通りません。

タイさんがいました。
不思議です。

屏風ヶ浦はもうすぐです。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。

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