寒い冬のツーリングに / ハクキンカイロ / 猛烈に温かいオイル式カイロ / 何度でも使えます

ツーリング用品

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

とんでもなく寒い季節になりました。
寒い時期はロードバイクに乗らない、という方も多いと思われます。

しかし!!
冬休みにどこかお出かけしたい、という方もいらっしゃると思います。

猛者の方々

ロードバイクの場合、冷たい風に常に当たるため、それが寒いのです。
なお、冬であっても運動強度を上げれば汗が出るほど暑くなるものですし、寒さなど感じたこともない!!、という猛者もおられると思います。
そのような方には、本稿でご紹介する軟弱なアイテムは無用です。

寒い時期のライド 耐えるには

それでは本題に入りまして、寒さを防ぐためには、しっかりとしたウィンドブレーカーを着ること。
次に、カイロを使うことです。
使い捨てカイロは、ことロードバイクにはあまり役に立ちません。
といいますのも、いくらウィンドブレーカーを着たとしても、風によって熱が奪われ続ける環境にあるため、使い捨てカイロの発熱量では奪われる熱量が多すぎて、ほとんど体温上昇に寄与できないからです。

ハクキンカイロ

冬のロードバイクという過酷な環境でも貢献できるのは、とんでもない発熱量がある、ハクキンカイロです。
ハクキンカイロは使い捨てカイロの約13倍の発熱量があります。
多少熱が風によって奪われたとしてもそれを上回る発熱量で体を温めてくれるのです。

ラッコ店長は冬のライドでは、このハクキンカイロが無いと耐えられない体になりました。
特に、ロングツーリング時、まだ日も昇らない冬の早朝、氷点下の状態で朝食を作る、テントをたたむといった作業をするときに、ハクキンカイロがあるとみるみる体が温まり、闘志が湧いてくるのです。

厳冬期には、お腹に2つ、ウェアの背中ポケットに3つと、ハクキンカイロを5つ使うことがあります。
これだけあれば、マイナス10度の環境でも走行可能です。

ハクキンカイロ スタンダードです。
ラッコ店長は3つ愛用しています。
最大使用時間は24時間です。


ハクキンカイロミニです。
ラッコ店長は2つ愛用しています。
少し大きさが小さく、お腹に入れても邪魔になりません。
タンクが小さいため、最大使用時間が18時間と、すこし短くなっています。


ハクキンカイロ 使い方

ハクキンカイロはベンゼンというオイルを充填して使います。
使用可能時間は18-30時間(モデルによって異なります)と使い捨てカイロよりも長いです。
これも重要なポイントで、使い捨てカイロでは、早朝に起動して、夜まで持たないのであります。
しかし、ハクキンカイロであれば、早朝から深夜まで、暖かさが継続します。

使い方は簡単です。
まず、火口を外します。
次に、付属しているピンク色の漏斗でベンゼンをタンクに注ぎます。
漏斗には線が入っておりまして、下の線で約6時間、上の線で約12時間の燃料となります。
24時間使いたい場合は、上の線まで入れて2杯、タンクに注ぎます。

そして、ハクキン(プラチナ)触媒のある火口を加熱します。
ラッコ店長はライターを使っています。

暗闇の中で確認して、火口が薄っすらと赤くなってきたら分解が進んでいる証拠です。
数分たっても火口が赤くならない場合、寒すぎてベンゼンの気化が少ない、火口の加熱が足りていない可能性があります。
ハクキンカイロを温めてベンゼンの揮発を促す、もう少し長めに火口をあぶってください。

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それでも暖かくならない場合は、残念ながら火口の寿命です。
ハクキンカイロは何回でも使える素晴らしい製品でありますが、1000回とかのレベルで酷使しますと火口のプラチナ触媒が無くなって分解反応を促進できなくなるのです。
ハクキンカイロは親切で、火口のみ購入することが可能です。
本体を丸ごと購入するよりも安いです。
(ラッコ店長も2回、火口だけ購入したことがあります)
さらに優れているのは、ハクキンカイロ スタンダード、ハクキンカイロ ミニで火口は同じ大きさ、共通です。
ハクキンカイロ ジャイアント、ハクキンカイロ こはるは専用の火口を使います。
(つまり、火口は3種類あります)

ベンゼンが触媒を通る際、水と二酸化炭素に分解され、そのときの分解熱によってカイロ全体を温めます。
火がついている(酸化、燃焼)訳ではありません。

ハクキンカイロ用ベンゼンというものが販売されています。
通常であれば、1シーズン1本持つ、というくらい十分な量が入っています。
(厳冬期のツーリングで1週間に1本使ったことがあります。)

カイロ用ベンゼン、というものをご購入ください。
(染み抜き用ベンゼンは使用できません)


なお、実はベンゼンとホワイトガソリンはほとんど成分が同じであるため、ホワイトガソリンを使用することが可能です。
出先でカイロ用ベンゼンを入手できない、という場合は、ホームセンター、アウトドアショップなどでホワイトガソリンを入手すれば、ハクキンカイロを使うことが可能です。
(しかし、日本で入手できるホワイトガソリンは、1リットル缶、4リットル缶と思われまして、量が多すぎるのが難点です。厳冬期の2週間以上のツーリングであれば、1リットル缶がようやく使い切るでしょうか。バーナーと燃料を共用すればホワイトガソリン作戦でも合理性が増すと思われます。)

出先でのベンゼン入手方法

出先でベンゼンを入手するのは実は困難です。
ご自宅から持って行く場合、電車、新幹線であっても、ベンゼン(ガソリン)の持ち込みは禁止されています。
当然ながら、飛行機に積み込むことも不可能です。
また、アマゾンさんなどで注文してコンビニ受け取りをする、ということもできません。
(危険物ゆえ、コンビニ受け取りが不可能です。)

安全に入手する方法として、ラッコ店長がしばしば採用しているのは、DCM ホームセンターで注文をして、旅行先のDCM店舗で受け取ること、です。
この方法が一番合理的と思われます。
もちろん、出先にDCMがなければ受け取ることはできませんし、営業時間でなければ受取は不可能です。
(年末年始は営業時間が通常とは異なるため、ご注意ください。ラッコ店長はかつて、元日に受け取りたかったものの、営業なさっておらず、受け取りができずにそのまま先に進んだことがあります。)

ハクキンカイロ 装着方法

ロードバイク用のウェアであれば、後ろ、腰のあたりにポケットがあると思います。
そのポケットに入れます。
2-3個入れれば、圧倒的に暖かくなるでしょう。

それでも耐えられない場合、お腹に入れると効果的です。
ビブタイツの間に挟んでも良いですが、するすると下に落ちてしまうことがあるため、ラッコ店長はカイロベルト、というものを使っています。
すこし見栄えは。。。でありますが、これがあればみぞおちの当たりに、ピタッとハクキンカイロを設置可能です。


それでは皆様、冬のライドをお楽しみください。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。

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