ロードバイク ツーリング 八丈島 / その1 八丈島への行き方 飛行機 フェリー それぞれの長所、短所

伊豆諸島、小笠原諸島

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

2024年11月14日から16日まで、東京都の離島、八丈島に行ってまいりました。
八丈島は山あり、谷あり、海辺ありとロードバイクで走ると、とても魅力的な島でした。

本稿では、八丈島への行き方、単に徒歩の旅行者さんとして行くのではなく、ロードバイクを輪行しながら八丈島に行く方法についてご説明します。
なお、八丈島も東京都ではありますが、本稿では東京と表現した場合、本州の東京のことを指します。

結論

1 飛行機、2 フェリーの2つがあります。
1 飛行機の長所は、(早めの予約で、時期を選べば)安価で、短時間に到達でます。
短所は、飛行機輪行に適したパッキングが求められること、機材が傷む可能性が高いこと、持ち込めるアイテムに制限が大きいこと、です。

2 フェリーの長所は、簡易的なパッキングで船内に持ち込めるため、作業時間が短い、手間が少ないことです。
また、船旅は現代においてはかなり少数な移動方法でありまして、目新しさ、ワクワクが人によっては大きいでしょう。
船内は広く、フェリーは巨大ビルのような存在であるため、船内をめぐるという楽しみもあります。
短所は、ほとんどの期間において、飛行機よりも割高となります。
また、時間も10時間以上かかるため、飛行機よりも移動時間が必要となるでしょう。
人によっては、船酔いがしんどい、ということもあるかもしれません。

個人的には、行きは夜行のフェリーで、帰りは飛行機でささっと帰る、というものをおすすめします。
一挙両得、という訳ですね。

以下、詳述します。

飛行機

全日空ANAさんが羽田空港、八丈島空港を結ぶ便を就航させています。
チケット代は、予約をする時期によっても異なりますが、概ね¥15,000-¥12,000です。
僻地(大変失礼)への航空券というのは、それほど安くもならないし、逆に高くもならない、という特徴があります。
八丈島行きのチケットは、当日に購入したとしても、最大で¥15,000ほどです。

すでにご存知かもしれませんが、飛行機の場合、機内持ち込みの荷物と、預け荷物の2種類があります。
預け荷物は重量20kgまでであれば、運搬料金は無用です。
通常のロードバイクであれば20kg以下になるでしょうし、仮にキャンプ道具を運ぶとしても、うまく預け荷物、機内持ち込みの手荷物と分散させることで、20kg以内に収めることができると思います。

(ラッコ店長は過去2度だけ、どのように分散しても20kgを越えてしまうため、超過料金を支払ったことがあります)

ANAは羽田空港第2ターミナルから出発します。

飛行時間は55分ほどですが、輪行作業、ロードバイクを預ける、保安検査といった作業で、離陸の90-120分前には空港に到着しておくことが吉でしょう。

個人的にはANAさんはあまり使いたくない航空会社ですが、八丈島行きの場合、この会社しかないため選択の余地がありません。
手荷物の預けに他社航空会社よりも時間がかかるため、覚悟してください。

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羽田空港への行き方は、自走、電車、バスと、様々な方法がありますが、リムジンバスが最も簡便と思われます。
都内の各所から運行されています。
運賃は¥1,400と、電車に比べると少し高い場合があります。
しかし、電車であれば乗り換え、プラットフォームを歩く、エスカレーターで移動するといったかなりの労苦が必要になりまして、少し割高でもリムジンバスが体力温存も出来て良いかな。。。と個人的には考えます。

また、リムジンバスであれば、車内にお手洗い、充電設備もあるため、空港につくまでの時間を有効に利用できます。

リムジンバスの東京空港交通
空港へのアクセスに最適なリムジンバスの東京空港交通です。成田空港や羽田空港へ乗り換えなしでスムーズにアクセスできます。時刻表やのりばの地図、所要時間や運賃などの情報をご覧いただけます。

飛行機輪行の方法については、以下の記事をご参照ください。

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フェリー

東海汽船さん運行のフェリーを利用します。

東海汽船株式会社 | 伊豆諸島へ行く船旅・ツアー
伊豆諸島への快適な船旅をご提供する東海汽船の公式サイトです。運航状況や時刻表、運賃表、予約方法、空席状況など船のご利用案内から、伊豆大島や新島、式根島、八丈島などの伊豆諸島の観光情報やツアー情報をご案内しています。

東海汽船は高速船、大型船の2種類を就航しておられますが、八丈島行きの便があるのは大型船のみです。

東京(竹芝埠頭)から八丈島まで、時期、船室にもよりますが、運賃は¥11,000-¥31,000です。
自転車を乗せる場合、輪行袋入りのものであれば、片道¥600です。

完成車状態のままでも積載することは可能です。
その場合、料金は片道¥1,800です。
しかし、コンテナに他の荷物と同時に積載するため、車体にキズがつくことがあります。
ラッコ店長も東海汽船の受付の方に、やめたほうがいいと猛烈に引き止められました。

厳重、精緻な梱包が求められる飛行機輪行と比べて、大型船の輪行は簡易的なもので十分です。
作業時間も短くて済みますし、コンテナ利用よりも料金がお安くなる、ということで個人的には輪行袋に入れて、船内の荷物置き場に積ませてもらうことが無難と考えます。

自転車・ダイビングバック等の荷物について|受託手荷物|東海汽船
東海汽船の大型客船の受託手荷物についての情報です。自転車・ダイビングバックの輸送料金などはこちらをご覧ください。

東京(竹芝埠頭)を22時30分に出発して、翌日の朝8時55分に八丈島に到着します。
1便しか就航しておらず、他の時間帯は選択できません。

東京湾の夜景を見ることができるため、大型船で八丈島に行くのも一興かもしれません。

なお、八丈島から東京までの便は、朝9時40分 八丈島発、夜19時50分、東京着となります。
帰りをフェリーとした場合、一日のんびり船上で過ごすことになるでしょう。

これが冒頭で、行き(東京から八丈島)は大型船の夜行便で、帰り(八丈島から東京)は飛行機でささっと帰るのが良い、とおすすめした理由であります。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。

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