皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は個人事業主さんがe-Taxを使ってオンライン上で、開業届手続きをする際の説明です。
ラッコ店長自身の備忘録として記します。
なお、開業届の提出方法には様々な方法があります。
以下にご紹介するのは、すべてオンライン上で手続きできるように、私が理解した方法です。
より合理的な方法があるかもしれません。
また、すべての画面、手続きをキャプチャしているわけではないため、ご了承ください。
マイナンバーカード(現物)、マイナポータルアプリ(スマートフォン)の用意
マイナンバーカードを用意します。
(お持ちでない、という方は残念ながらe-Tax手続きが利用できません。お近くの市区町村役場においでになり、作成をおすすめ致します。)
スマートフォンで、マイナポータルアプリダウンロードし、利用できるようにします。
スマートフォンがwebに接続できることは当然ですが、NFC機能(Suicaなどの通信に使うものです)を有効にしておいてください。
NFC機能が無いスマートフォン、携帯電話の場合は、残念ながらマイナポータルアプリは利用できません。
PC操作 e-Tax利用開始の準備
PCの操作に移行します。
e-Taxというサイトの利用準備をします。
まず、ご自身の所轄(担当地域ということ)税務署を調べます。
次に、電子申告等開始届出書を提出します。
ようするに、e-Taxを使いたいです、という利用開始願いをします。
すべてオンラインで手続き可能です。
PC操作 e-TaxソフトPC版
利用者識別番号等が通知され、e-Taxが利用可能になりましたら、e-Taxソフトをダウンロードします。
e-Taxソフト、が正式名称です。
e-Taxソフトとは、PC上で各種の種類を作成するためのアプリケーションです。
なにゆえ今どきブラウザではなく、PCの別アプリケーションを使うかといいますと、PC、スマートフォン上のwebブラウザ版e-Taxでは開業届の作成ができないのです。
(不便!!)
そこで、PCのアプリケーション版 e-Taxソフトを使います。
なお、確定申告はwebブラウザ上、スマートフォン上でも作成、提出が可能です。
ここも混乱する箇所です。
次々と意味不明な固有名詞が続いて、混乱すると思われますが、一手ずつ攻略してください。
上記リンクにある、付属のプログラムも同時にインストールしてください。
PC内の各種権限を設定するためのもので、これを省略するとうまく動作しません。
e-TaxソフトをPCにインストール中、追加パッケージとしてとして、どの申請書、税法に対応したものを追加するか尋ねられます。
素人にそんなことが分かる!?と絶叫したくなりますが、ぐっとこらえてください。
ずらっと並ぶ項目のうち、申請、所得税という箇所があります。
そこをチェックして、追加パッケージをインストールしてください。
このインストールには時間がかかります。
何度もインストーラーが立ち上がり、フリーズした!?とのけぞりたくなりますが、きっと大丈夫です。
昔のDOSベースアプリのような挙動で、極めて不親切なインターフェイスです。
だいいち、文字が小さすぎ!!
開発した当初はモニタの解像度が低かったので、このくらいのウィンドウ、文字サイズでも良かったのかもしれませんが、現代で同じものを表示させると、もはや超ひも理論が適用されるような、ミクロの世界に迷い込みます。
悪態はこのくらいにして、動作が止まっていると思ったら、ウィンドウが後ろに隠れて終了していることに気付かないだけ、ということもあるため、ときどき複数のウィンドウをチェックしてください。
e-TaxソフトPC版が起動したら、利用者ファイルを新規作成します。
(ファイルの名義のようなものです)
作成、申告、申請書の作成、個人事業の開業・廃業等届出書をチェックします。
任意のファイル名を付与します。
ご自身がわかりやすいファイル名であれば良いです。
個人番号
提出先税務署
提出年月日
氏名 カナ
氏名 必須
納税地
生年月日
性別
職業
屋号・雅号 カナ
屋号・雅号
還付先金融機関
等を入力します。
ご自分で手続きする場合には、税理士等の項目は入力しなくても良いです。
また、製造場等の項目も記入しなくて良い方が多いでしょう。
続きまして、PDFファイルのような画面が表示され、上記で入力した項目がすでに記入されています。
届出の区分、という箇所で、開業にチェックをします。
事務所・事業所の新設に●をつけます。
所得の種類の箇所は、ご自身のお仕事内容次第と思われます。
事業、とすることが多いでしょうか。
新増設、移転後の所在地の箇所に事務所の住所、電話番号を入力します。
青色申告、消費税に関する届出も同時にする場合は有にチェックしてください。
事業の概要は、ご自身のお仕事の内容を詳細に記述してください。
ご自身以外に雇用している方がいなければ、これで入力は終わりです。
PC操作 e-Tax PC上のwebサイトで提出
ここまでトラブルなく到達できた方は賢者です。
私は何回もつまずき、矢尽き刀折れ、挫けそうになりましたが、なんとかゴールできました。
皆様もきっと大丈夫!!
この経験が、今後の事業に役立ちます。
オンライン手続きができる項目は、年々増えていますから。
さて、PC上から、e-Taxサイトにログインします。
上記サイトから、ログインします。
個人の方であれば、個人の方よりログインします。
認証の方式はマイナポータルが簡便と思われます。
スマートフォンで二次元コードで読み取ってログイン、を選択します。
スマートフォン操作 マイナポータルアプリ
PCからスマートフォンに操作を移します。
(ご自身のスマートフォン言語設定によって、マイナポータルアプリの表示言語が変化します。)
PC上に表示されているQRコードをスマートフォン上のマイナポータルアプリから読み込みます。
スマートフォン下部中央にある、スキャンからQRコードを読み取ります。
スマートフォン上から、マイナンバーカードに設定した4桁の暗証番号を入力します。
マイナンバーカードをスマートフォンのNFCで読み取ります。
カードの少し上にスマートフォンを浮かすような感じで、数秒保持します。
読み取り後、スマートフォンを離せ、という指示がでます。
この読み取り、離すというタイミングが失敗すると、読み取りを再度試すことになります。
また、あまりにも時間が経過すると、QRコードが無効化されるため、マイナポータルのQRコードを再発行してください。
PC操作 e-Taxサイトからファイルを提出
PCサイトの画面が自動で更新され、PC上からe-taxサイトにログインできまるようになります。
申請・納付手続きを行う、という箇所をクリックします。
事前準備をする、というポップアップが表示された場合、面倒くさがらずにクリックして、事前に各種のプログラムをインストールしてください。
この事前準備を経由しないと、手詰まりとなって手続きがうまく進みません。
(このあたりの操作が、開業届の手続きで非常に分かりにくくなっています)
作成済みデータの利用、という箇所をクリックし、e-Taxソフトで作成した開業届のファイルを選択します。
保存場所がわからない場合は、e-Taxソフトを起動して、作成した開業届を開き、切り出し、という箇所から開業届のファイルを任意の場所に保存するとわかりやすいでしょう。
これで、終了です!!
おめでとうございます!!
次回は、廃業届の手続方法について公開したいと思います。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。
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