皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
積み上がるカセットガスボンベ
自転車を使ったキャンプツーリングをしていると、カセットガスボンベがどんどんたまることがあります。
そもそも、キャンプツーリング時のバーナー(調理用火器)に何を選ぶか、というのは重要な問題です。
様々な考慮要素がありますが、少なくとも自転車を使った国内のツーリングであれば、カセットボンベを使ったバーナーが最も合理的と考えます。
ロードバイクを使った国内ツーリングの場合、雪山の登山といった超低温の環境下で使うことが少なく(厳冬期に高山、凍結路面を走ることはあまりにも危険です。また、冬期通行止めになっている区間も多いです。)、200kmも移動すれば何らかの補給ポイントに到着できることがほとんどです。
そうなりますと、コンビニエンスストアでも入手可能なカセットボンベが最適解と考えるからです。


それ以外のバーナー(ホワイトガソリン、灯油など)はロマンや特殊な理由がない限りは選択の対象とならないでしょう。
このようにして、カセットボンベ用のバーナーを愛用しておりますと、途中まで使ったカセットボンベがどんどん溜まっていくのです。
(カセットボンベは途中で継ぎ足し、というものができません。いえ、自己責任で詰め替えグッズというものも存在しておりますが、安全上の理由からおすすめしません。)
ラッコ店長のツーリングスタイルでは、出先で新品のボンベを調達して、場合によっては余ったガス缶を持ち帰る、ということになります。
そうなりますと、次々と途中まで使ったガス缶が溜まっていくのです。
(このような状態、私だけでしょうか。。。)
どうしたものかなあ。。。と日々、悩んでおりました。
救世主
また、2025年2月から、栃木県日光に引っ越しまして、非常に寒いのです。
エアコンは設置されておりますが、小さな部屋、洗面所などでの寒さが人知を超えております。
どこでも持ち運びのできる簡易的な暖房がほしい。。。と渇望しておりましたところ、救世主を発見、購入致しました。
Iwataniさんのカセットガス缶 ストーブ マイ暖IIIです!!
開封、試運転
開封します。
登場です!!
本体裏側にカセットボンベを取り付ける開口部があります。
ぱかっと開けます。
内部には、取付部と、おそらくはボンベ冷却による燃焼効率低下を防ぐためのプレートが伸びています。
(ガスボンベ内の液化ガスがボンベから放出し、気体から液体に変化するときに、気化熱を奪います。つまり、カセットコンロ、バーナーなどを使い続けるとガスボンベ(とその内容物である液化ガス)はどんどん冷えていきます。液体は温度が低ければ低いほど気化しにくくなります。いわゆるドロップダウン現象というものですが、バーナーから熱をもってきてガス缶を温めることで、このドロップダウン現象の影響を抑えているのです)
ガスボンベを装着します。
アウトドア用のガスバーナーと異なり、ボンベの切り欠きをあわせて、そのまますぽっと押し込むだけです。
取付部に磁石が仕組まれているようで、この磁力でボンベをしっかり固定しています。
本体横に、点火のつまみと、強弱のつまみがあります。
弱モードの場合は15%ほどガス消費を抑えることができるようです。
(当然ながら、その分だけ火力、暖房熱も下がります)
初点火です!!
なるほど、単にガスの炎を放出するだけではなく、石板のような物体をあたため、さらにその石板から赤外線を放出させることで、暖房効率を高めているものと思われます。
最初は白かった石板が、徐々に赤熱してきました。
じんわりとした暖かさがあります。
10畳以上のお部屋には、残念ながら力不足と思われますが、それよりも小さなお部屋であれば、メイン暖房たり得る能力があります。
素晴らしい。
マイ暖とマイ暖IIIの違い
ところで、Iwataniさんには、マイ暖という暖房器具もあります。
とても名前が似ております。
公式サイトで調べましたところ、マイ暖IIIとマイ暖に、基本性能の差はないと思われます。
重量、燃費、火力、安全装置の種類、生産国など、すべて同じです。
違いがあるとすれば、デザイン面です。
マイ暖IIIはベージュで、マイ暖はモノトーンになっています。
また、本体を支える足、火傷防止の網のデザインが異なっています。
私はAmazonさんでよりお安く販売されているマイ暖IIIを選びました。
これで、この冬を無事に越すことができそうです。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。
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