2025年 年始ツーリング 四国半周 その8 / 佐田岬灯台 四国最西端 要塞跡

四国(徳島県 香川県 愛媛県 高知県)

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

本記事は

2025年 年始ツーリング 四国半周 その7 / 夜明け 国道九四フェリー 佐田岬灯台
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。本記事はの続きです。夜明け夜明けになりました。今日は佐田岬半島の山々を超えて進む予定で、獲得標高が1000m以上になります。荷物はキャンプ場においたままにして、軽量化をした後に進むことに致します。キャンプ...

の続きです。

徒歩で進む

佐田岬の駐車場から先は、明示的には自転車通行禁止とは書いてありませんでした。
しかし、明らかに狭い歩道で、これを自転車で進むことは危険、歩行者の人々から批判されることでしょう。
そのため、駐車場にロードバイクを置いて徒歩で進むことにしました。
(後に、この判断は正しいことが明らかになりました。階段、急坂が出現して、とてもではありませんがロードバイクの走行が不可能だったからです)

また、観光地の混雑を回避するために、午前10時には、佐田岬に到着しておりました。

そもそも人が歩くような場所、地形ではないようで、強引に道を造成してあります。
観光地の道としては、強度が高いと思われます。
後ほど、お昼すぎからは観光客さんも増え、皆さんひいひい言いながら、途中で止まったり、座ったり、進んでおられる光景が見受けられました。

森を抜けると、岩山がありました。
どうやらあの岩山の先が灯台のようです。

海が素晴らしく綺麗です。
瀬戸内海でも(大変失礼)、海の美しい場所があるのですね。

軍事要塞跡

海を堪能して、みと横を見ますと、んんんんん!?
奇妙な構造物があります。
これは。。。太平洋側からは完全に死角で、空からも断崖に沿って作られているため発見しづらい工夫が施されています。
さらに、この異様なコンクリート壁の分厚さ。
これは明らかに軍事要塞です。

井戸跡とおぼしき遺構もあります。

調べると、豊予(ほうよ)要塞の司令部跡、とのことでありました。
なるほど、これだけとんがっている岬であれば、先端に要塞を築いておけば 九州、瀬戸内海に出入りする船に睨みを効かせることができるなあ、と思いました。
陸路からの補給は劣悪で、海路を使ったのだろうか。。。などと妄想しました。
素晴らしい。
何の解説板もありませんが、地元では葬り去りたい歴史、ということなのでしょうか。

先に進みます。
狭い石畳を進みます。
美しい光景です。
冒険している感があります。

1つ目の岩山を登ります。

普通に、絶壁の上にあります。
もちろん、手すりや柵などはありません。

敢えて迂回路を

案内板があります。
どうやら、椿山展望台というのは迂回ルートのようです。

迂回するか、そのまま直接灯台に向かうか、悩みます。

そもそも、私は冒険ラッコ(者)です。
冒険とは危険をおかすこと、苦難を恐れないことであります。

そうだとすれば、迂回路か直線路か、どちらを選ぶかは自明というものであります。
迂回します。

お宝発見

これは!!
のけぞりました。
簡素な矢印ではなく、お宝ルートと、もっとアピールすぺきです!!
これまた、明らかに軍事要塞跡!!

調べると、移動式探照灯格納庫とあります。
おそらく、海上を通行するお船を照らすサーチライトを格納していたのでしょう。
凄まじく分厚い壕になっています。

中には何もありません。
また、遺跡としての価値に重きが置かれていないのか、とくに保存措置、立入禁止などもされておりませんでした。
旧軍の遺構というのは、日本国ではウケが良くないのでしょうか。
ミニ壕の2つはゴミ置き場、駐車場として使われているようでした。

素晴らしい。
迂回路を選んで大正解でありました。
展望台に到着しました。

椿山展望台です。

右手に見えるのが佐田岬灯台で、その灯台の先に見えるのが九州、大分県と思われます。

椿山展望台を降りて、最後の岩山、佐田岬灯台に向かいます。

四国最西端

到着しました。

登録有形文化財指定されています。
しかし、中を拝見することは出来ないようです。

灯台の周りに木々が生い茂っているためか、そこまで絶景ではないかも。。。!!しれません。
絶景度で言えば、犬吠埼灯台、東平安名崎灯台が震えるほどでした。

犬吠埼灯台

東平安名崎(ひがしへんなざき)灯台

いずれにせよ、四国最西端に到達しました!!
これで少し、肩の荷がおりました。
(佐多岬の先っぽにも到達していないのに、四国一周したことがあります、と吹聴していたことに心苦しさがあったのです)

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。

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