皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は

の続きです。
人工物を発見!!
佐田岬灯台の右手、北側を見ますと、何やら不思議な地形が見えます。
明らかに人工の構造物のようです。
今日はありがたいことに、荷物はキャンプ場に置いたまま、軽装でヒルクライムもそこまでしんどくありません。
観光に時間を取ったとしても、十分間に合うでしょう。
また、野営地が決まっているため、多少帰りが遅くなったとしても、なんとかなります。
うむ!!
行くことにしました。
行かずに後悔するよりは、行って後悔したい!!
謎の小島めがけて進みます。
蓄養池跡
これはなんとも奇妙な。。。
プールのような構造物です。
旧軍のなにか、試験場のような場所でしょうか。
なんとここは、2010年まで使用されていた、いけすです!!
この中でお魚を飼育していたとのことであります。
これほど美しい、いけすを見たことがありません。
緑色片岩
層状の岩石です。
美しいです。
そういえば、埼玉県、秩父の長瀞でも似たような地形がありました。
長瀞のようす
それは良いとして、振り返ると佐田岬灯台がありました。
洞窟式砲台跡
周囲を探検しますと、砲台跡!!とあります!!
ぬおーーーーーっ!!
なんというお宝!!
人類の至宝ともいうべき、歴史の生き証人です。
大興奮しながら通路を進みますと、海にでました。
なるほど、ここから砲撃するのですね。
外から見ますと、見事に砲台の跡が残っています。
素晴らしい。。。
調べますと、戦後、周囲の砲台は管理が放置され、荒廃に任されておりましたが、2017年に伊方町が観光用に整備し、レプリカの三八式十二糎榴弾砲を設置した、とのことです。
砲台跡からお外にでした。
実に素晴らしいです。
ここに立ち寄って良かったです。
新たなる砲台跡 2基
振り返って、佐田岬灯台を見ますと、あれ、あれれれれれ!?
灯台の左下、岸壁に2つの砲台跡が見えます。
明らかに人工物です。
間違いありません!!
こちら側の2基と、佐田岬灯台側に2基、合計4基の砲台跡があるに違いありません。
佐田岬灯台にいたときは、自分たちの足元にこのような砲台跡があるとは、まったく案内されておらず、なんというお宝!!
これは是非立ち寄らなければ!!と猛然と灯台に戻ります。
岸壁の上から砲台跡に行けるかどうか覗いてみますが。。。
これは無理です。
観光用のルートは整備されていないと思われます。
無念!!
再び椿山展望台に戻ります。
この周囲をまわっていなかったのです。
もともとがサーチライトで海面を照らすようにしてある施設、ということで、綺麗に周回路が整備されておりました。
訪れて良かったです。
大満足の佐田岬灯台
帰路につくことにします。
2時間ほどの探検でしたが、実に得難い体験でした。
素晴らしいです。
数々の岬の中で、この佐田岬灯台は荒々しく、それでいて美しい、必見の場所であると評価致します。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。
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