皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は

の続きです。
果てしないギザギザ
亀ヶ池キャンプ場から出発します。
佐田岬半島は、ギザギザ、リアス式海岸だらけで、小刻みな山、谷が何回も繰り返されます。
生きる
トンネルです。
トンネルはツーリング中でも危険度の高いルートで、可能であれば通りたくないのです。
今回は、トンネルの脇に、人、自転車専用のトンネルがありました。
ありがたいことです。
トンネルはまっすぐで、極めて安全でした。
奇妙な落書きを発見しました。
否定形よりも、肯定形の方が前向きで、よろしいですね。
再び別のトンネルです。
なんと、歩行者用のライト点灯スイッチというものです。
これは珍しい。
常時点灯だと電気代がもったいない、ほとんど人は通らない、ということでありましょうか。
路面のガイドに励まされながら、先に進みます。
しかし、このガイド、勝手に分岐点のおすすめを押し付けてきたり、あらぬ方向に誘導したりと、正直に申してアテにしていません。
これ通りに走ると、とんでもないところに導かれることがあります。
文句をいうのも、妙なものでありますけれど。。。
四国は特に、迷走の具合が高いと思われます。
(一番整然としているのは、琵琶湖一周のガイドでしょうか)
四国をお走りになる方は、路面のガイドを鵜呑みにせず、ご自身の目的地を常に意識しながら走るのがよろしいでしょう。
伊予鉄さんのバスがたくさんあります。
天皇杯 日本最高峰みかん
このあたりでは、天皇杯、といった石碑を何度か拝見しました。
調べますと、天皇杯、というのはスポーツだけでなく、様々な業種で設けられている賞、とのことで、農林水産の部門にも天皇杯というものがあります。
優れた農産物の生産者に、農林水産大臣が賞を与え、その中で特に優れている者に天皇杯、という賞を授与している、とのことでありました。
1964年に愛媛県の真穴地区、1996年に川上地区が天皇杯を受賞しました。
すなわち、両地区は日本のみかん界におきまして、頂点を極めた存在なのです。
素晴らしい。
それで、このあたりには、様々な石碑があったのだ。。。と理解しました。
大変に失礼ながら、数年前、初めて四国ツーリングをした際に、まさか最高峰みかんであったとはつゆしらず、真穴みかんは美味しいなあ。。。と漠然とした感想をもっておりました。
まあな、と読みますが、変な読み(大変失礼)と思っておりました。
私の鈍麻している味覚ですら、美味しいと思わせるみかん、さすが日本最高峰であります。
恐れ入り奉りまする。
さらに調べますと、みかんで天皇杯を受賞したのは、愛媛の真穴みかん、川上みかんと、2016年の長崎県西海みかんの3件だけ!!
そのうちの2つを愛媛が占めているとは、なんと誉れ高いことでしょう。
愛媛、すごい!!
君は魚霊塔を見たことがあるか
先にずんずん進みますと、魚霊塔、という不思議な看板を発見しました。
なんと!!
漁をして、人間がたくさんお魚を頂いていることに対して、お魚さん、ごめん、ありがとうと感謝申し上げる塔です!!
家畜さんの慰霊塔、慰霊碑というものは拝見したことがありますが、お魚は初めてです。
このあたりの地域がいかにお魚に依存している、お魚のおかげで文明が発展してきたか、という証左でありましょう。
天気が良くなってきました。
地方にいきますと、このようなざっくりとした看板があります。
地域の方々の冗談、ギャグなのでしょう。
とんでもない急坂の上までみかん畑です。
みかん栽培に対する、素晴らしい執念であります。
何事も、あり得ないくらいの執念が無いと、最高峰にはたどり着けない、ということなのでしょう。
野営
丘の上の神社の森に、誰もいない広場を発見したため、隅の方でひっそりと野営します。
お休みなさい。
ところで、真穴みかんの予約、というものがあるようです。
とんでもなく高い(大変失礼)です。
川上みかんも存在しますね。
みかんはどれでも同じ、ではなかったのでありますね。。。
勉強になりました。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。
コメント