皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は

の続きです。
出発
キャンプ場をあとにします。
清掃の方が、早朝からお掃除をしてくださったようで、極めて整頓されています。
須ノ川公園キャンプ場、このキャンプ場は穴場です。
出発します。
真冬対応の装備にしたため、荷物が多いです。
寝袋、マット、超絶寒い時用の衣類がかさばります。
まだ管理室が開く前に出発するため、案内ファイル、テントにぶら下げる利用札をここに置いておいてください場所に返却しておきます。
素敵なトンネル
四国、とくに南西部は山岳が多いです。
そのため、トンネルだらけなのです。
ありがたいことに、人、自転車専用のトンネルがありました。
このトンネル、とても長いものでありましたが、移動する人を楽しませる、素晴らしいしかけがありました。
何気なく壁面を見ますと、トンネルではしばしば見られるように、絵がかいておりました。
マンボウさんでしょうか。
このあと、何回も何回も似たような絵が続きます。
どんどん進みますと、おや!?
お魚がついには空に羽ばたくという、なんとも愉快な、大望を抱いた少年少女たちの気概が感ぜられるようでありまして、私はとても嬉しくなりました。
素晴らしい。
このトンネルに絵を描こうと考え、このような配列にした方に賛辞の言葉を送ります。
トンネル内は退屈で、陰鬱な気持ちになりがちでありますが、これほど卓越した絵画のトンネルは、日本全国でも珍しいです。
四国の道 四国自然歩道、とありますが、このような道、誰も歩いていません。
いわゆるお遍路をする方であれば、歩くのでしょうか。
荷物の配置に無理がありました。
落っこちましたです。
その後、積み方を工夫して、なんとかなりました。
やはり上に積み上げすぎるのは考えものでした。
リアキャリアにもサイドバッグを搭載すればよかったのであります。
今回の失敗で、また経験値が増えました。
ありがたい。
紫電改展示館
さらに進みますと、紫電改展示館!!というものがあります。
のけぞりました。
これは立ち寄らなければならない!!
紫電改展示館は山奥にありました。
(後に分かりましたが、展示室が広大であるため、山中でなければ土地確保が厳しかったのでしょう。)
ぐはあああああああ!!
私は人生で初めて拝見致しました。
まず、最初に概要をご説明します。
紫電改(しでんかい)とは、二次大戦後期に投入された戦闘機で、烈風、雷電といった超高性能機の開発が難航していた中、間に合わせ(大変失礼)で開発、投入された機体です。
思いの外(これまた失礼)、性能に優れて、結局、この紫電改が二次大戦後期の主力戦闘機となっていったのでした。
大戦末期は満足な資材、搭乗員の確保が難しい中、紫電改と優秀な搭乗員を集中配属した剣部隊の活躍で有名になりました。
戦後はアニメ作品(紫電改のタカ)にも取り上げられ、人気を博しました。
その紫電改、本物の紫電改に乗っていた、本物の搭乗員さんです!!
これほどの感動があるでしょうか。
私は食い入るように、館内の動画を拝見しておりました。
1978年に愛媛県愛南町沖合の海底で発見された紫電改です。
その後、引き上げ、補修され、この展示室が出来上がった、というわけであります。
素晴らし過ぎます。
同じく、海底からおびただしい遺品、パーツ類も回収されました。
感涙もの展示室です。
歴史、戦史が好きな方であれば、いつまでも滞在できると思います。
惜しいのは、愛媛県愛南町という、四国の地の果(大変失礼)にあるため、なかなか行くことができない、ということでしょうか。
紫のマフラー
隊員の方が実際に使った紫のマフラーが展示してありました。
本物がある、ということはなんとも素晴らしいことです。
ニセモノ、コピー、CGなどでは表現できない、本物の凄み、オーラのようなものが違います。
にっこり笑えば必ず撃墜(おと)す、とは、実際に生死の境にいた人でなければ言えない発言でしょう。
意気込みすぎるとダメだ、ということでしょうか。
ちばてつやさんのサイン色紙もありました。
(撮影禁止であったため、画像ではご紹介できません)
この紫電改展示室、なんと入館無料です。
素晴らしい経験をしました。
ちょっとだけ宣伝
愛媛県愛南町は、クエ、というお魚が有名です。
水揚げが少なく、幻の魚とも呼ばれます。
また、愛媛県で唯一カツオの水揚げがあるため、カツオも名産となっています。
(リンク先は愛南町産のものではありません)
ご旅行は楽天トラベルがポイントもついて便利です。
お宿によっては、現地決済の場合、現金しか使えない、というところもあります。
楽天トラベルであれば、事前にクレジットカード決済ができるので、身軽にツーリングしたいロードバイクではありがたい点です。
私も楽天トラベルをよく利用しています。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。
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