皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
AmazonスマイルSALEでBrytonのサイクルコンピューターを購入しました。
Bryton Rider S500というモデルです。
Bryton Riser S510 S500比較
ところで、早耳の方であれば、Bryton Rider S510というモデルをご存知かもしれません。
2024年12月に発売された新モデルです。
Rider S510とRider S500の比較をします。
稼働時間 30時間 / 24時間
ディスプレイ 2.8インチ / 2.4インチ
というところが異なります。
確かに、Rider S510の稼働時間は魅力的です。
しかし、長時間走り続けるライドでの使用を想定しますと、私の場合はブルベに参加するとき、は万一に備えて予備モバイルバッテリを持っていきます。
そのため、6時間の稼働時間が伸びても、私には運用上の差異が少ない、と判断しました。
(もちろん、稼働時間が長いモデルの方が優れています。)
また、ディスプレイはそこまで大きくなくても良いのです。
最大の違いは、Rider S500が型落ちになったため、大幅な値引きをされている、在庫処分をされている、という点です。
すでにAmazonでは30%引きという、サイクルパーツでは珍しい(サイクルパーツは薄利の商売であるため、基本的には値引きできないのです)投げ売りがなされています。
ここまで値下がりしているのであれば、Rider S500でも良いかな、と思わせます。
(時期によって値下げをしたり、大幅なポイントを付与したりしています)
注文
早速注文しました。
開封
届きました。
すこしウキウキします。
中を開けます。
液晶画面に傷防止のフィルムが張ってありました。
マウントの規格争い 辛辣な提言
Brytonに限らず、各サイクルコンピューターは独自のマウント規格を推して、お互いにマウントの流用ができないようにしています。
縄張り争いが続いている、というわけですが、その中でも、Garminが最大勢力です。
私が常用しているロードバイクに標準装備されてきたサイクルマウントは、やはりGarmin対応のものでした。
Brytonは少数派ゆえ、ロードバイク標準のマウントでは使えないことも多いでしょう。
しかし!!
そこはBryton、現実主義なところもあります。
サイクルコンピューター後ろのマウントを交換すれば、Garminマウントに装着可能なのです。
(こんな製品を公式に開発、販売しているくらいなら、さっさとGarminの軍門に降(くだ)って、最初からGarminマウントにすれば良いのに、と思うのはBrytonさんに対してあまりにも無礼というものでしょうか。)
正直申して、ユーザーはGarminマウントしか眼中にありません。
関所ビジネスは不毛だ、と辛辣なことを申し上げます。
起動 初期設定 ファームウェア更新
起動します。
最近のサイクルコンピューターは、スマートフォンと連携するのが当然、となりました。
QRコードを読み取って、Brytonのアプリをインストールします。
初期設定をします。
GPSの精度を設定可能です。
衛星をたくさん捉える高精度モードにすれば、位置情報がより早く、正確になりますがその分、バッテリ消費が多くなります。
私はGPS搭載のサイクルコンピューターを日帰りのお出かけにしか使わないため、バッテリ消費が多くなってもよろしいです。
(複数日のキャンプツーリングの場合は、今どき!? ボタン電池のサイクルコンピューターを使います)
同梱品です。
上段右から、
専用カバー
スペーサー
USB Cケーブル
ハンドルバーやステムなどに装着可能な汎用マウント
ハンドルバーに装着する軽量マウント
ストラップ
下段右から
保証書
マニュアル
です。
充電方式がUSB Cに切り替わったのでありがたいです。
ロードバイク関連の機器には、今だにmicro USBを使うものがあります。
スマートフォンの充電は、ほぼUSB C統一されましたから、micro USB機器を運用するのは、それだけでユーザーの負担になります。
ケーブルが複数必要になる、というだけでなく、micro USBは充電速度も極めて遅いため、この点でも不利です。
Bryton Rider S500であれば、USB C規格であるため、安心です。
専用カバー
専用のカバーがついてくるのがありがたいです。
サイクルコンピューターを使っていると、必ず!! 地面に落とす日がやってきます。
その時の破損防止、軽減に、カバーはありがたいです。
さすが専用品、きれいにカバーが装着できました。
実走
では走りに行ってきます。
ルートが分かりやすく表示されます。
交差点に近くなると、交差点までの距離、向きを拡大して表示してくれます。
これは便利です。
事前に設定した道と違うところを走ると、再検索して正規のルートへの案内を表示してくれます。
(青い道すじが再検索してRider S500が提案してきたルート)
ヒルクライム
登りに差し掛かりました。
すると、Rider S500が自動的にヒルクライム情報を優先的に表示してくれます。
(もちろん、手動でページを切り替えることができます。)
勾配や、のこり距離を表示してくれます。
勾配のきつい部分は赤みが強く表示され、直感的に理解しやすくなっています。
勾配の形状も表示されます。
頂上に到着しました!!
割り込みモード
ヒルクライムモードであったとしても、分岐点に到達したときは、強制的に大きくそのルートを割り込み表示してくれます。
道に迷いません。
バッテリの持ち
公称のバッテリ稼働時間は24時間です。
しかし、電子機器というものは、実際に運用すると、まるで稼働時間が異なる、ということがあります。
実際に複数日のツーリングで使用してみました。
一日8-10時間ほど常にナビ画面を稼働、ツーリングゆえ、事前に設定したルートから外れることもしばしばで、かつ、観光している時間も面倒なので起動させっぱなし、という状態で2日は優に持ちました。
3日目になりまして、バッテリ残量の低下が表示され、1時間後くらいにぷっつりと切れました。
公称値24時間というのは、実使用を念頭においた表記と思われまして、非常に好感が持てます。
日帰りツーリングであれば確実に持ちますし、小まめにバッテリを消せば二泊三日のツーリングでも持つと思われます。
サイクルコンピュータのバッテリ容量はもともと大きくは無いため、仮にモバイルバッテリで充電させたとしても、それほどモバイルバッテリの残量は減りません。
保護シート
専用のディスプレイ保護シートも販売されています。
ロードバイクがピカピカでも、サイクルコンピューターが傷だらけでは、なんとも残念な気持ちになるものです。
このようなシートで保護するのも良いかもしれません。
結論 今はRider S500かS800のどちらかが、買い
ところで、ラッコ店長は、Bryton Rider S800 / 750SE / S420 / 15 各モデルの使用経験があります。
そして、今回のRider S500でありますが、悪くないです。
反応速度も750SEより高いですし、ルート再検索もS800並です。
相対的なディスプレイの小ささは、私個人としては利点でありました。
大きすぎるサイクルコンピューターは輪行時にカバン、ポケットで邪魔になり、さらにはハンドル周りが威圧的になるため、好きではないのです。
特価になっていることを考えれば、このRider S500かS800が良いかな。。。と思われます。
(スマイルSALEが終わって、値段が通常価格に戻ったのであれば、S510、S810が良いと思われます。)
2025年3月に発売されたばかりのS810はまだまだ値段が高いため、あまり購買意欲が湧きません。
このようなことを申し上げるのが大変に憚られるのですが、Brytonは安くてそこそこ操作性、機能性が高いのが取り柄と考えます。
割高な新モデルを買うくらいであれば、一切値引きのないGarminにする、と辛辣なことを申し上げます。
¥20,000そこそこ、プラス今回のセールで最大9.5%のポイントが付与されるのであれば、Rider S500、とてもお買い得です。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。

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