飛行機輪行 空港ラウンジを使う / ゴールドカードの選び方

輪行論

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

本記事では、飛行機輪行をする際のちょっとしたお楽しみ、便利なカードラウンジのお得な使い方について記します。

飛行機輪行の利点

個人的には、(格安航空券などを駆使すれば)飛行機輪行が最もコストパフォーマンスの良い移動手段ではないか、と考えております。

北海道や沖縄まで、乗客のみならず自転車、大荷物まで運んでいただいて¥10,000くらいで済むこともあります。
これは、普通列車、新幹線はもとより、高速バスよりもお安い(ことがある)、素晴らしい移動手段なのです。
そういうわけでして、ラッコ店長は飛行機輪行が大好きなのです。

飛行機輪行の特殊性

飛行機輪行をするためには、新幹線、電車といった通常の輪行よりも重厚、丁寧に輪行作業をする必要があります。
通常の輪行と異なる点は

リチウムリオン電池を使っているパーツ類(ライト、サイクルコンピューターなど)を取り外して手荷物扱いにすること
リアディレイラーを外すなどして、リアエンドの破損率を下げておくこと
(気になるのであれば)フレームなどの傷防止をしておくこと

です。

また、保安検査という手荷物、身体検査があります。
この保安検査、空港によって取り扱いは異なりますが、離陸時間の20-30分前には通過していないと飛行機に乗ることができません。

準備作業と保安検査があるため、通常の輪行とは異なり、離陸時間の90-120分前には空港に到着することが良いでしょう。

国内の飛行機輪行 荷物の預け方、持っていける荷物について
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空港で余った時間の使い方

念のため、早めに到着すると、思いの外、時間を持て余すことがあります。
そのようなときに、空港ラウンジが大活躍するのです。

ソフトドリンク、場合によっては簡単なスナックを頂けます。
また、一般の待合室、席よりも広く、静かで、充電口も豊富であることがほとんどです。

ラッコ店長は、待ち時間をこのラウンジで過ごすことが多いのです。

さらに、長期ツーリングを終えて、帰りの便で、空港に到着したというのは、ひどくくたびれています。
そのようなときに、1-2杯コーヒーを頂くだけでも、随分と帰路が楽になりまして、そのために、ラウンジにふらっと立ち寄ります。

年間20-30回はこのラウンジを利用します。

羽田空港 パワーラウンジ

羽田空港 パワーラウンジ

ほとんどのラウンジは¥1,100前後の利用料金が必要ですが、一定のクレジットカードと航空券を提示すると無料になる、というラウンジがあります。
いわゆるカードラウンジ、と呼ばれているもので、このカードラウンジの利便性が高いです。

特にお気に入りなのが、羽田空港と熊本空港のラウンジです。
羽田空港は豆乳ジュースと黒酢ジュースがありまして、この両方を頂くと元気がでてくるため、大のお気に入りです。
熊本空港はスナックとビール一杯が無料配布されている、剛毅なラウンジです。
カードラウンジで、熊本空港ほど高待遇なラウンジは無いと思われます。

羽田空港 パワーラウンジ

熊本空港 ラウンジ阿蘇

熊本空港 ラウンジ阿蘇

お話がそれましたが、一定のクレジットカード、具体的にはゴールドカード以上のカードで無料となることが多いです。
しかし、世の中にはあまりにもクレジットカードの種類が多く、どれが飛行機輪行に向いているのか分かりにくいのであります。

そこで、ラッコ店長が特におすすめするカードを4枚、ご紹介します。

いきなり結論

いきなり結論から申し上げると、三井住友カード ゴールドを最もおすすめします。
しかし、複数のカードで、長所短所があるため、以下、詳述します。

イオンゴールドカード

招待制(前年度50万円以上の利用があると招待の案内が届きます)
ラウンジ利用可能空港数 6
年会費無料

イオングループをよく使う方であれば、検討対象になると思われます。
WAONポイントが通常カード2倍、付与されます。
(200円ごとに2ポイント)

また、毎月20、30日のお客様感謝デーは、イオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなどでお会計が5%引きとなります。

実はラッコ店長も2024年、年末にイオンカードを作成し、現在よく使っています。
新居の周りにイオン、ウェルシアといった、イオン系列のお店が多く、ポイント還元の恩恵が高いと判断したからです。
また、本年度中の累計50万円は達成可能と思われ、次年度以降、イオンゴールドカードも使おうと思います。

上記にありますように、イオンゴールドカードはいきなりの申し込みはできません。
前年度に50万円以上利用した場合、イオン側からゴールドカードの案内が来るという、招待制になっています。

各種生活費をイオンゴールドカードに集中させれば、年50万円というハードルを超えるのは困難ではないと思われます。

利用可能空港

羽田空港
成田空港
新千歳空港
伊丹空港
福岡空港
那覇空港
となっています。

正直申して、利用可能空港は国内の超主要空港に留まるため、カードラウンジを猛烈に使いたい、という方には向きません。
しかし、イオンゴールドカードは、日々のポイント還元、割引が充実しているため、ラウンジは最小限で良い、という方に候補になると思います。
初回の50万円というハードルはあるものの、一度ハードルをクリアすれば年会費は無料でゴールドカードを維持できるため、利用者にとっては不利益が無い、という素晴らしいカードです。

楽天ゴールドカード

ラウンジ利用可能空港数 34(ただし年2回まで)
年会費 ¥2,200(税込)

ゴールドカードの中では、年会費がお安めであることが特徴です。

また、楽天市場でのお買い物にポイントが加算されます。
通常の楽天カードよりも、さらにポイントが上乗せされます。

利用可能空港数は34と国内の主要空港は網羅しています。
しかし、年2回という制限があるため、この制限内に収まる方であれば、よろしいと思われます。

楽天ゴールドカードも、ラウンジ利用というよりは日々のポイント還元を重視した方向けのカードです。

お店で会計をしていても、楽天カード、楽天ゴールドカードをお使いのお客様はとても多いです。
当店だけでなく、カード利用者数で見ますと、楽天カードが我が国での最多数派なのです。

利用可能空港

新千歳空港
函館空港
旭川空港
青森空港
秋田空港
仙台国際空港
新潟空港
富山空港
小松空港
中部国際空港セントレア
富士山静岡空港
成田空港
羽田空港
関西国際空港
伊丹空港
神戸空港
岡山空港
広島空港
米子鬼太郎空港
山口宇部空港
出雲縁結び空港
高松空港
松山空港
徳島阿波おどり空港
高知龍馬空港
福岡空港
北九州空港
九州佐賀国際空港
大分空港
長崎空港
阿蘇くまもと空港
宮崎ブーゲンビリア空港
鹿児島空港
那覇空港

楽天プレミアムカード

また、楽天グループでのお買い物が特に多い、という方であれば、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードもよろしいでしょう。
こちらはラウンジの使用回数制限もなく、さらにポイント還元率も高くなっています。

エポスゴールドカード

招待制(前年度50万円以上の利用があると招待の案内が届きます)
ラウンジ利用可能空港数 16
年会費無料

株式会社丸井と、株式会社エポスカードが共同発行しているカードです。

利用可能空港は全国の半数ほどを抑えています。

単純に半分というより、新千歳空港、羽田空港、成田空港、関西国際空港、福岡空港、那覇空港といった利用率が高いと思われる空港は網羅されているため、あまり困ることは無いでしょう。
(あえて苦言を申し上げるとすれば、日本海側の空港が極端に弱くなっています。)
マルイ系のショップでよくお買い物をなさる方であれば、エポスゴールドカードは十分候補に入ります。

日々業務をしていると、このカードをお使いのお客様にも多く出会います。
東京では、エポスカードが人気でありますね。

利用可能空港

新千歳空港
函館空港
中部国際空港セントレア
成田空港
羽田空港
関西国際空港
神戸空港
広島空港
松山空港
福岡空港
大分空港
長崎空港
阿蘇くまもと空港
宮崎ブーゲンビリア空港
鹿児島空港
那覇空港





上述しましたように、エポスゴールドカードも招待制で、いきなりゴールドカードを保持することはできません。

三井住友カード ゴールド

年会費 ¥5,500(税込)。ただし前年度100万円以上の利用で、次年度以降、年会費永年無料。
ラウンジ利用可能空港数 34

ラッコ店長が最もおすすめするゴールドカードです。

おすすめする理由は、ラウンジ利用可能数が多く、回数制限もありません。
さらに!!
100万円以上の利用で、年会費が永年無料になる、からです。

100万円と聞くと、高額とお思いになるでしょうか。

しかし、例えば、総務省統計局の家計調査によれば、一人暮らしの方の生活費は月16万円ほど、となっておりまして、日々の生活費、通信費、場合によってはお家賃などをクレジットカード払いに集中させればそれほど困難なものではない。。。と推察します。

ラッコ店長も日々の支払いを三井住友カード ゴールドに集中させて、100万円以上の条件を成就しました。

三井住友カード ゴールドをお使いのお客様もしばしば拝見します。
あ、自分と同じカードだ、と親近感を覚えます。
やはり人気なのでありますね。

私も調べるほど、飛行機輪行、ラウンジ利用の回数が多い方は、この三井住友カード ゴールド一番向いている、と結論付けた次第であります。

さらに、三井住友カード ゴールドの利点は、招待制ではない、ということです。
つまり、ラウンジを大量に使いたい、と思ったのであれば、まずゴールドカードを発行すれば良いのです。
その後、100万円ハードルをクリアします。

また、100万円ハードルをクリアすると、通常ポイント(200円ごとに1ポイント)に加えて、Vポイントが10,000ポイントボーナスで付与されます。
この点も三井住友ゴールドカードが優れている点です。

利用可能空港

新千歳空港
函館空港
旭川空港
青森空港
秋田空港
仙台国際空港
新潟空港
富山空港
小松空港
中部国際空港セントレア
富士山静岡空港
成田空港
羽田空港
関西国際空港
伊丹空港
神戸空港
岡山空港
広島空港
米子鬼太郎空港
山口宇部空港
出雲縁結び空港
高松空港
松山空港
徳島阿波おどり空港
高知龍馬空港
福岡空港
北九州空港
九州佐賀国際空港
大分空港
長崎空港
阿蘇くまもと空港
宮崎ブーゲンビリア空港
鹿児島空港
那覇空港

一度100万円のハードルをクリアすれば、以後、ゴールドカードの特典をずっと享受できるため、ラウンジ利用という観点からは、三井住友ゴールドカード最適!!と結論します。
もっとも、クレジットカードで年間100万円も使うつもりはない、という場合はイオンゴールドカード、EPOSゴールドカード、さらには年会費がかかるものの楽天カードがよろしいでしょう。

なお、クレジットカードの規約、特典は変更されることがあります。
本記事は2025年4月時点のものであることをご了承ください。

それでは皆様、素敵な空の旅をお続けくださいませ。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。

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