皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は

の続きです。
二本松城の夜明け
夜が明けました。
二本松城の天守閣にのぼります。
美しいです。
夜明け直後という早暁でありますが、すでにお散歩をしている方がちらほらおいででした。
高村智恵子 生家
二本松城の城下町を拝見します。
二本松は、明治期から昭和期にかけて、画家として知られた、高村智恵子さんの生家がある場所です。
高村 智恵子さんの夫が、詩人である、高村光太郎さんです。
現在では、高村智恵子さんの生家が復元され、展示されています。
ものすごく立派なお家です。
高村智恵子さんのご実家は清酒業を営む資産家でありました。
二本松から、北上して、福島市に向かいます。
左手には、磐梯吾妻の山々が見えます。
福島市から米沢市へ
福島市は大都市でした。
まさに地獄 東栗子トンネル 西栗子トンネル
福島市をぬけて、北西に進みます。
山形県の米沢市まで進んでおきたいのです。
しかし、福島県と山形県の県境、栗子国際スキー場、というあたりに不自然なV字の直線があるのがおわかりでしょうか。
3km近いトンネルがV字でつながっています。
東栗子トンネル、西栗子トンネルです。
さらに、周囲には洞門が多数配置され、ロードバイクにとっては鬼門ともいうべき難所でありました。
全国でも屈指の、ロードバイクで走行すると極めて危険な場所です。
まず、当然ながら歩道などはありません。
こんな僻地を歩いて移動する酔狂な人がいるわけがないからです。
また、狭隘な渓谷で、路肩はものすごく狭いです。
クルマを避けることは不可能で、クルマが避けてくれることを祈るだけです。
それでいて福島市、米沢市を結んでいる大動脈で、ものすごい数のクルマ、大型車が通ります。
全国レベルでも10番には入りそうな、悪路、難所であります。
トンネルの周囲は雪国です。
2025年4月8日のことで、東京はすでに桜満開、散っているという時期にもかかわらず、ここは雪国なのです。
戦慄しました。
雪の恐ろしいところは、路面凍結と、溶け出した雪が土砂を伴って路面を覆うため、路面が滑りやすくなることなのです。
一瞬の気の緩みが即死につながる、凄まじい地獄路線であります。
懸命な諸氏はこの道を初春に走るべきではない、とご助言申し上げます。
トンネル用ライト
なお、ラッコ店長は長大なトンネルを通過する際は、フロントライト3基、リアライト1基を使用しています。
まず、フロントライト2基を常時点灯させ、もう1つは点滅させています。
そもそも、フロントライトの点滅は、クルマ、バイクであれば法規違反です。
ロードバイクといえども、あまり推奨される行為ではありません。
しかし、トンネル内を走行するロードバイクは、周囲のクルマから発見しづらい、極めてイレギュラーな存在です。
クルマを運転している方は、このような僻地に自転車がいるとは思いません。
そこで、積極的にアピールする必要があるのです。
なお、ラッコ店長はトンネル内で、前方からくるクルマに轢かれそうになったことがあります。
(やや意味不明な文章とお思いでしょうが、狭いトンネル、追い越し禁止車線にもかかわらず、追い越しをする不埒なクルマというものが存在するのです。
追い越しをしてきたクルマが私の路線にはみ出してきて、それに轢かれそうになった、というわけであります。
追い越したクルマも、まさかこのような場所(北海道でした)の、長大なトンネルの中に自転車が走っているとは無想だにしなかったのでしょう。)
トンネル内で轢かれそうになって以来、安全のために前方点滅もするようになった、というわけです。
なお、ラッコ店長がツーリング中に使用しているライトはすべてCAT EYEのものです。
堅牢性、保守パーツの手に入れやすさ、汎用性(いろいろな場所に装着できる)などを考慮すると、CAT EYEがベストである、と結論した次第です。
ご気分を害されるかもしれませんが、アマゾン等で格安に売られているライトは、ほとんどがバッテリ容量、持続時間を詐称しています。
また、防水性も劣悪で、土砂降りの中を走るとすぐに壊れます。
さらに、充電口が貧弱で、これまたあっという間に壊れます。
厳しいツーリングをする場合には、このようなおもちゃ(大変失礼)品質のライトでは、到底役に立たないのです。
加えて、マウントも低品質で、固定が甘い、もげる、折れるなど、笑ってしまうような品質のものばかりです。
ダウンヒル中にマウントが折れてしまったら、一大事故に繋がりません。
お安いライトは、市街地をママチャリレベルの速度、強度で走るときに使うものである、とご理解ください。
(高負荷のブルベ中には、GIANTのライトを使うこともあります。)
フロントはVOLT400を2基
フロント点滅用は、VOLT100XCを斜め下に照射するようにしています。
正面から点滅は、あまりにも眩しかろう、という配慮です。
リアライトは万一、出先でバッテリ切れになったときに補充の効く乾電池式のものにしてあります。
ブルベ時には、これを2基装着します。
(フロントもバッテリ切れが怖いですが、乾電池式ではフロントライトとして十分な光量を出せないため、フロントライトはリチウムイオンバッテリのものにしてあります)
それでは皆様のご安全なトンネルライフを願って止みません。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。
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