皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は

の続きです。
なんとか米沢市着
東栗子トンネル、西栗子トンネルを通り抜け、なんとか米沢市にたどり着きました。
とんでもなく消耗しました。
米沢市は、江戸時代、上杉さんが統治した場所で、武田信玄公とは浅からぬ縁があります。
かつての米沢城、いまの上杉神社のそばに博物館がありました。
拝見します。
館内には、武田信玄公のご偉業を称える展示もありました。
街中地雷原
実は、あまり長居していられないのです。
日が暮れるまでに、喜多方まで抜けたいのであります。
そそくさと、米沢を後にしました。
側溝に大きな穴が開いておりまして、ロードバイクにとっては恐怖です。
雪を捨てるための穴でしょうか。
大変に失礼ながら、地雷原です。
地獄のはじまり
少し進むと、またもや雪です。
冬期通行止めは解除されているはずなのに、なんという豪雪。
とんでもない山奥、渓谷を進みます。
前回と同様、まったく自転車が走っているわけがないし、歩行者ももちろん絶無です。
大型トラック、クルマしか走りません。
長大なトンネル
4000mのトンネル。
これは長い。。。
非常に長い部類と言えましょう。
トンネル内が山形県と福島県の県境となっています。
つまり、おそらく地上では、このあたりが山岳のピークになっているのでしょう。
山奥の渓谷には、ダム湖がつきものです。
極めて寒いです。
見た目も寒々しいです(大変失礼)。
米沢、喜多方のルートも地獄です。
風景の良くない、狭い幹線道路が永遠と続きます。
もちろん、休憩場所も無いため、ひたすら突き進むのみです。
ロードバイクに全く向いていない、地獄好きの方にしかおすすめできません。
喜多方 突破
なんとか日暮れ前に、道の駅 喜多方に到着しました。
まず、ありがたいことに温泉に入り、次に、喜多方ラーメンを頂きました。
すでに体力は限界で、これ以上進むのは不可能です。
熊出没注意の看板がありましたが、道の駅近くの公園で野営します。
お休みなさい。
(なお、ラッコ店長は熊出没注意とされた地域でもしばしば野営しています。
それぞれの方のお考え、自己責任ではありますが、クマさんが人に襲いかかるには一定の法則があります。
まず、遭遇戦です。
山中や道端で、クマさんと人間が突然出会ってしまった場合、クマさんも人もびっくりします。
その時、クマさんは自分の身を守るため、防衛行動にでるのです。
クマさんにとっては自衛であったとしても、人間にとってはとんでもないダメージです。
クマさんと突然遭遇しないように、山中は歩かない、クマさんの活動が盛んになる早朝、夕刻の人里はなれた道は走らないことが効果的です。
次に、真の防衛戦といいますか、こぐまさんがいた場合に、かわいいと近づいてはいけません。
母クマがそばにいることがほとんどで、こぐまさんを守るために、母クマが猛然と戦闘を挑んできます。
これも極めて危険なパターンです。
最後に、臭いに引き寄せられてクマさんが来る、というパターンです。
クマさんとしてはエサが頂きたいだけで、人を倒したいわけではありません。
しかし、エサのそばに人がいるので、やむなくどいていただこうと、払い除けているのです。
自転車ツーリングとしては、この最後のパターンが最も現実的な遭遇形式です。
テント内では、食べ物の臭いを出さず、ゴミなども袋に入れて、徹底的に臭いを外に出さないようにするのが良いでしょう。
調理も短時間に済ませ、可能であれば臭いが発生しないような、簡易的な食事が望ましいでしょう。)
真の地獄のはじまり
今回のツーリングでは、連日、無理を重ねて、それがついに!!
真の地獄を招くことになるのでした。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。
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