機材大破!! 荒れた積丹半島の道 宇宙の湯 海岸でのテントの張り方 / 北海道ツーリング 2025年5月7日-13日 その8

北海道

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

本記事は

絶景!! 神威(かむい)岬 まるで万里の長城 / 北海道ツーリング 2025年5月7日-13日 その7
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。本記事はの続きです。神威岬積丹半島をさらに進みますと、ついに到着しました!!おそらくは、積丹半島でもっとも著名な岬、神威岬です!!(単純に、最北端とか、最西端とかいう基準ではありません)駐車場付近は、非常...

の続きです。

積丹半島 奇岩

神威岬を過ぎて、先に進みます。

岬、半島というのは、海に突出している場所であるため、遮るものがなく、波と風が強いのが特徴です。
岩盤によっては、不思議な形に風化、波で削られることがあります。
ここの奇岩もそのようにして出来たのでしょう。

私であれば、龍岩とでも名付けます。

積丹半島南西部ほどではありませんでしたが、やはりトンネルが多いです。
これは省力化という点ではとてもありがたいことです。
トンネルがなければ、積丹半島の山間部を登ったり下ったり、それはそれは大変な獲得標高となるでしょう。
さらに、以前の記事でも申し上げましたが、積丹半島はクマさんの聖地。
山間部の道を走ることがためらわれます。

そのため、海沿いのトンネル道は人類に残されたありがたい安全地帯で、とても助かります。
神威岬から余市方面に向かうクルマは少ないようで、なんとかなりました。

本州に住んでおりますと、温泉は、火山の近く、山奥にあるもの、という印象が強うございますが、北海道の場合、ごく普通の海岸沿いに多数の温泉があります。
寄ってみたかったものの、残された時間の関係上、断念しました。

これもまた、北国、北海道でときどき見かける光景です。
神社、仏閣がガラス張りの建物の中にあります。

神威岬 積丹岬 黄金岬

積丹半島には、3つの著名な岬があります。
すなわち、神威岬、積丹岬、黄金岬です。
神威岬は以前、ご紹介致しました。
せっかく、積丹半島に来たのですから、すべて周ることにしました。

積丹岬です。
積丹岬はかなり強引なヒルクライムをして到達します。
クルマでなければ、通常は行く気にならない激坂があります。
歩行者用のトンネルを抜け、海岸に出ます。

岬がある、ということは突端部がある、ということです。
突端部とは山が海に突き出ている、ということで、そのあたりは山岳なのです。
つまり、ヒルクライムか、トンネルだらけ、となります。
やはり、このあたりもトンネルでした。

路面が凄まじく荒れています。

余市町に到着しました。
すこし安心です。

フロントバッグサポーター 大破

と、そのときです!!
新たなトンネルを通過中、急に視界が真っ暗になりました。
このようなことはかつて何度かありました。
ああ、ライトが落ちたのだと。

確かに、ライトが落ちたというのはあたっていました。
しかし!!
より正確に言えば、ライトを支えているマウントごと、落ちていたのです。

ぐはあ!!
私が愛用している、フロントバッグサポーターが長年の酷使に耐えきれず、ついに折れました。


もう3年以上使っておりますし、ミノウラの公式見解でも、「※フロントバッグの高さや揺れをサポートする製品です。荷物を積載する製品ではございません。」とありまして、私の使い方がイレギュラーすぎるのです。
とはいえ、フロントバッグサポーターに装着している2つのライトが使えなくなりました。

しかし!!
大丈夫です。
ロングツーリングのコツは、それぞれの機材を複数持ち、その機材の用途を微妙に異ならせる、つまり相互にバックアップできるようにしておくこと、と考えます。
3つ目の汎用ライトがあるため、それでしのぎます。
100ルーメンと強力ではありませんが、どこにでも装着できる、360度回転できると、汎用性が極めて高く、結局はこのライトが一番役立つような気がいたします。
cat eyeの正規ラインナップから外れてしまったようで、追加生産も無く、残念です。

汎用性の高さ、それでいて堅牢性も備えていること、VOLT100XCがツーリングに最も向いたライトである、と勝手に評価致します。



VOLT100XCをメインライトにして、そろりそろりと進みます。

余市 市街地

余市の市街地に到着しました。
海が静かです。

さすが余市、古くからの建造物が豊富です。

余市と宇宙の関係

余市に入りますと、あちことで宇宙、spaceといった用語を見かけます。
宇宙の湯!? なにそれ、と思いまして、調べましたところ、宇宙飛行士 毛利衛(もうりまもる)さんのご出身が北海道余市市なのでありますね。
存じ上げませんでした。

宇宙の湯に入ることに致しました。
地球上で、宇宙のお風呂に入れるとは、なんとも素晴らしいではありませんか。

余市の海岸はキャンプしても良い、との記述がありまして、堂々と野営することに致しました。
海岸沿いの野営は、潮の満ち引きを十分に考慮しないと危険です。
現在位置の潮位を知らせてくれるサイトがありますから、そこで計算をして、水没しない場所にテントを張りましょう。
また、今は安全のように見えても、海の波はいつ荒れるかわかりません。
そのため、むき出しの外海の海岸にテントを張るのは危険です。
湾内か最低でも正面に消波ブロックの構築されている海岸にテントを張るのが良いでしょう。

余市の海岸は、上記2要件とも備えていたため、潮位に警戒しつつ、テントを張りました。
それでは、お休みなさい。

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