本記事は

の続きです。
2025年7月18日
朝になりました。
一晩中雨で、非常に劣悪です。
フライシートの内部が結露して、水滴が落ちてくるため、簡易的ではありますがカバーをしました。

フライシートの中にたくさん虫さんが生息していました。
何匹ものクモさんが巣を張っていて、このようなこと初めてでした。
極めてゾッとする光景であります。

出発します。今日は倉敷という町を重点的に見て回りたかったのです。
その後、明王院五重塔という広島県福山市にある寺院に行ってみたいと思います。
ただ今いる総社市と福山市は、ほぼ行って帰ってくる、往復するというようなコースになるので、行きだけ自転車で行き、帰りは輪行しようと思いました。
そのため総社駅のコインロッカーに荷物を可能な限り預けて 軽量化します。



倉敷に着いてみますととんでもない観光客の方がたくさんいます。
これはすでに東京の原宿状態であります。
倉敷に行った最大の目的は大原美術館という美術館に立ち寄るためです。
大原美術館は我が国の一番最初の私立美術館として著名なところで、その展示内容もエル・グレコの受胎告知、モネの睡蓮など、名品がいくつもあることで、知られています。
大原美術館の入館料は2000円と安くないようにも思われますが、後に分かりましたところ、これは実質的には4つの独立した美術館全てを含めた料金でして、それを考えれば2000円という料金はあながち高いとも言えないと思われます。
大原美術館内部は残念ながら写真撮影禁止で、外側の建物だけ撮影いたしました。
ただ、多くの観光客さんがそのルート上の理由から、一番最後に回ることになると思われます大原美術館 児島虎次郎記念館だけは撮影可能で、猛烈にお写真を撮りました。
一言で申し上げれば大原美術館は素晴らしかったです。
ただ残念なことに、エル・グレコは補修作業中とのことでしばらく見ることができない状態でした。

大原美術館 児島虎次郎記念館は特に素晴らしく、古代史が好きな方であれば悶絶するようなお宝が眠っています。
プトレマイオス朝エジプトの遺物であるとか、古代パルティア王朝の壺であるとか、歴史の教科書でしか見たことがないようなものが、まさに実物として目の前にあるのだというと ものすごく震えてきまして、私はこの児島虎次郎記念館番に1時間以上滞在していました。




建物も素晴らしいです。
これほど心に震える美術館は見たことがありません。
大絶賛いたします。

続きまして、大原美術館の創始者である大原家の人々が住んでいたお家が公開されているため、そちらを拝見します。
このお家も実に素晴らしく、何とも和む雰囲気に満ちていて、是非とも訪れるべき価値があると思います。






倉敷市に予定の3倍以上滞在していたため、広島県福山市に行くことは中止しました。
温泉に行き、昨日と同じキャンプ場で野営します。



その16

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