本記事は

の続きです。2025年7月20日
今日は相当なヒルクライムが予想されるので、日の出と同時に出発いたしました。


坂出を南下して三好という町に向かいます。
飯野山(いいのやま)です。
ぽっこりとした形が特徴の標高421mのお山です。

ここまでは何台かロードバイクとすれ違い、道もそれなりに充実したものでありました。


しかし!!
三好という町から祖谷渓谷に向かう 国道32号線に入った途端 、状況は一変しました。

狭い道路に凄まじい数の車が行き来しています。
さらにこのようなことを申し上げるのが憚られるのですが、明らかに違法改造したと思われる、爆音を立てる車、オートバイが多数往来しています。
渓谷ゆえにトンネルも多く、それらの爆音を発する車、オートバイがトンネル内ですれ違うと、その音にものすごい恐怖感を覚えます。
休日の神奈川県箱根よりも、凄まじい数の車列で、やはり違法車両、違法走行をする車両が多いのか、私が祖谷のかずら橋に到着するまでパトカー4台とすれ違いました。
単独の道で、事故があったわけでもないにもかかわらず、これほどのパトカーとすれ違うことは、今までありませんでした。
また、私を追い越しざまに、爆音をたてながら、あからさまに蛇行するバイクの車列(オートバイの単独走は少なく、ほとんどが集団なのです)がいたり、極めて悪質な走行にも出会いました。
日本全国をツーリングして走っておりますが、休日の、祖谷に向かう国道32号線が、日本で最も劣悪、ロードバイクにとっては走るべきではない、最悪の道であると認定いたします。
(この日は海の日 振替休日と続く3連休の中日でそのような影響もあったのでしょう)
当然ながら祖谷のかずら橋にするまで私以外のスポーツバイク、ただの1台ともすれ違いませんでした。
普通、休日で、走り応えのあるヒルクライムともなれば、何台かはロードバイクが走っているものですが、それらの姿を全く見ないということは、やはりこの道が地元の方からも全く支持されていないのということなのでしょう。
ともあれ、大歩危(おおぼけ)、小歩危(こぼけ)という渓谷を通過します。
車と違ってロードバイクで走行する唯一の取り柄というのは道の脇にすぐ停車することができるので、渓谷の美しさをじっくりと堪能することができることです。
これが車で大歩危、小歩危にやってきますと 途中止まることもできないため、肝心の渓谷をほとんど 拝見することはできないのです。
大歩危小歩は、確かに悪くない渓谷でありました。
しかし、ここまで車が集中するほど見事な渓谷かというとそうではないと断言いたします。






道の駅も満車。

祖谷のかずら橋も大渋滞。
なんじゃこりゃ。
ど田舎(失礼)に人が集中しすぎて、明らかに許容量を超えています。
祖谷の田舎感、秘境感が完全になくなっていますね。
休日のかずら橋なぞ、訪れるべき価値はないと評価いたします。

近くのキャンプ場に予約していたので早々にそちらにテントを張ることにいたしました。
別の記事でも特集いたしましたが暑さとヒルクライムとげんなり感に、途中でアイテムを3つ破損、紛失いたしました。
くたびれると、こういう事故が多数発生するので本当に注意が必要です。

キャンプ場は川のすぐそばで、素晴らしい環境でした。
こちらで英気を養います。
川に入ったり、のんびりしました。



祖谷渓は蕎麦が著名な場所でもあります。
お蕎麦屋さんがたくさんありました。
その18

本実況中継 全ての記事


























コメント