寒い冬の前に コロナ SL-5125 石油ストーブを購入しました / 組立 レビュー

ツーリング用品
コロナ SL-5125 石油ストーブ

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

私は、栃木県日光市に生息しております。
10月下旬になりまして、北関東は一気に冷え込んできました。

天気ぐずつく関東や東海など師走並みの寒さに!「本格的な冬」示す最新3か月予報も:気象予報士解説(植松愛実) - エキスパート - Yahoo!ニュース
22日は本州の南に停滞する前線の影響で太平洋側で雨が降りやすい状態が続き、沖縄・奄美は熱帯低気圧の影響を受け続けそうです。前線の北側に入る北海道~九州では寒気が流れ込み、広範囲で平年を下回る気温に。特

いままで、神奈川県、東京都でしか生息したことがなく、暖房もそれほど使ったことがありませんでしたが、北関東の冷え込みは凄まじいです。
神奈川県よりも5度以上、寒いのであります。

そこで、今年の冬は、石油ストーブを購入することにいたしました。

コロナかトヨトミか

実は人生で初めて石油ストーブを購入するのでありますが、対流形 石油ストーブというものが、静かで、温かそうで良さそうでした。
(凄まじく適当な理由で申し訳ございません)

そして、この石油ストーブは、主にコロナ社さんと、トヨトミ社さんが生産しておられるようでした。
両社とも非常に似た作りで、価格も極めて近似しています。

どちらの製品にしようか迷いましたが、コロナ社のほうが、なんとなくデザインが好きであったため、コロナ社のものにしました。
今、振り返ってみますと、コロナ社の製品のほうが、四角っぽいデザインで、さらに製品表面にあまり記述がない、シンプルなデザインですから、それが無意識的に気に入ったのかもしれません。

さらに、表面を覆うガードの本数が、コロナさんのほうが少なく、まるでロードバイクのスポークの如し、スポークが少ないほうがすっきり、高級感があっていいや(ロードバイクの世界では、基本的にスポーク本数が少ない車体ほど高級となります)と感じたのかもしれません。

さらに、後述致しますが、コロナさんであれば、あれこれ書いてある注意書きもシールが多く、剥がすことができて、それが一層シンプルさを増してくれます。




SL-5125とSL-6625の比較

SL-5125というモデルと、SL-6625というモデルがあります。
25という部分は2025年モデル、という意味で、実は24とか23という旧モデルも普通に販売されています。
製品としては、すでに技術的に完成しきったようで、私が調べた限りでは旧モデルと新モデルに差は無い。。。と思われます。

とはいえ、新モデルが入手できるのであれば、とのことで最新のモデルに致しました。

51、66という部分がモデル名です。

SL-5125のほうがやや小ぶりで、木造13畳 コンンクリート18畳まで、5.14kWの出力があります。
SL-6625は木造17畳、コンクリート23畳まで、6.59kWの出力があります。

値段は、なんと両モデルとも大差ありません。

であれば、SL-6625の方が良いのではないか。。。といえば、さにあらず。
石油ストーブにおいて高出力とは、灯油をそれだけ消費する、灯油代がかかるということです。

SL-5125の方が23%出力が低いため、その分、灯油消費量も抑えられます。
また、連続稼働時間もSL-5125が12時間、SL-6625が11時間となっています。

そもそも、いわゆる石油ストーブ、もっとも一般的な形のもの、以下のようなモデルは出力が2.24kWです。
SL-5125であっても、一般的なストーブの2倍以上の出力があるので、良しとしました。


それほど大きくない

注文をして、すぐに届きました。
外箱を持ち上げますと。。。あれ、意外に重くない。
女性でも普通に持ち上げられそうです。

大きさも自転車と比べて頂けると分かるように、それほど巨大ではありません。

自転車との比較。それほど大きくありません。もっと巨大かと妄想していました。

開封、組立

さっそく箱をあけますと、説明書、保証書が入っておりました。

説明書、保証書

2モデルの仕様が書いてあります。つまり、この説明書は2モデル共通です。

中を開けていきますと、燃焼室保護のための段ボールが挿入されています。
これを取り除きます。

燃焼室です。単純な構造になっています。

次に、まあるい天板を取り出します。

天板。この上にヤカンやお鍋を置くことができます。

本体を下から支える四角形の金属板を取り出します。

本体を支える、底板です。

本体を箱から引き出します。

一度、取っ手を少し広げ、外して天板を装着、再び取っ手を取り付けます。
この取り付けは、かなり原始的なしくみで、ただ単に穴に取っ手が入っているだけです。

この取っ手の復元力を使って穴からでないようにしてあります。簡明、合理的な設計です。

本体を支える四角い金属板をセットします。
2つの簡易的なネジで止められている仕組みです。

金属板には FRONT と刻印があります。
それを目安に金属板と本体を置いて、ネジ止めします。

ネジは最初から装着されているため、一度ネジを取り外して、本体を載せ、再びネジ止めします。

FRONT、BACKと刻印があるのが分かります。

燃料タンクのつまみ。下には、固定前の底板が見えます。

電池ケースに電池を装着します。
電池は同梱されておらず、それぞれの方が用意する必要があります。
少し、面倒な仕様でありますね。
電池は単一、太いタイプの電池です。

電池の蓋を装着します。

乾電池。同梱してくれれば親切なのに。。。と少し思いました。


説明書によれば、燃焼室内部の筒が正常にセットされているか、バネ状のつまみを左右に動かして確認せよ、とあります。
ガタツキはありません。
正常です。

灯油充填

灯油を充填します。
SL-5125は6リットルのタンク容量があります。

灯油は近所のホームセンターで購入しました。18リットル¥2,200ほどでした。

良くも悪くも原始的な給油法です。

少しずつ、タンクのメモリが増えていきます。
これは、極めてアナログなメモリで、ゆらりゆらりと増えていきます。
レトロ感、満載です。

点火 まるでターニーとデュラエースの差の如し

それでは、初めての点火です!!

こっ
これは!?
暑い、暑いです!!

あっという間にお部屋が温まっていきます。
これはまるで、ものすごく安価に売られている電気ヒーターがSHIMANO ターニーとすれば、コロナ SL-5125 石油ストーブはSHIMANO DURA-ACEです!!
(上記は、自転車部品の例えで、SHIMANO ターニーとは最も廉価な部品、SHIMANO デュラエースとはプロも使う最高級品のことです。)

圧倒的に火力の差があります。
同じ暖房、ヒーターとは言えないくらい、月とスッポン(ターニーさんの悪口ではありません。ターニーも使用方法によっては十分な品質、性能があります。)です!!



10月に使うには、あまりにも火力がありすぎて、しばらくお休みさせておくことにしました。

お部屋においても違和感が少なく、燃焼している炎を見ているだけで、温かな気分になってます。
コロナ SL-5125 石油ストーブを購入してよかったのであります。

本モデルをそのままオートキャンプでお使いになる方もいらっしゃるようで、なるほどこの重さ、大きさならクルマにも積載できることよ、と思いました。
屋外でも無敵の温かさを提供してくれることでしょう。

シールを剥がしてすっきり

後日、本体に貼付されている、説明のシールを剥がして、一層、すっきりデザインになりました。

(注意書きはそれぞれの方のご判断、ご理解で剥がしてください。
個人的には、本ストーブを使用する全ての人が理解した後は、シールによる注意書きは無用と考えます。)

シールを剥がす前の様子です

正面のシールを剥がしました。一般的な注意項目でした。

側面のシールを剥がしました。ガソリン使用禁止という注意書きでした。

カセットボンベ式暖房 マイ暖III

なお、キャンプで使うカセットボンベが大量に余っていたため、有効に使うことはできないかと、カセットボンベ式の暖房を購入したことがあります。

Iwatani カセットガスボンベ ストーブ マイ暖III レビュー じんわり暖かい
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本日はこのあたりで宜しいと存じます。
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。



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