CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2026年 3月号を読んで 書評 結論 買い/ 弱虫ペダル特集 新城幸也さん対談

ラッコ店長
画像引用 サイクルスポーツ

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

本記事は

CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2026年 2月号を読んで 書評 ロードバイクの選び方
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。2025年12月20日、CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2026年 2月号が刊行されました。感想、書評を致します。総論 自転車雑誌、いや情報源の真実まず、総論として、自転車雑誌、いえ、あら...

の続きです。

2025年12月20日、CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2026年 3月号が刊行されました。
感想、書評を致します。

巻頭 やっぱり自転車は楽しい!!

画像引用 サイクルスポーツ

巻頭から23ページまで、弱虫ペダル作者の渡辺 航(わたなべ わたる)さんの仕事風景、弱虫ペダルという作品の紹介、レース参加シーン、インタビューなどが続きます。
これは、弱虫ペダルファンの方であれば、必見といえる内容でしょう。
作品からは分からない、作者さんってこういう活動をしていたんだ!!と、よく分かると思われます。

弱虫ペダルのファンの方であればもちろん、ファンの方でなくても、弱虫ペダルという作品がいかにロードバイク、自転車業界に影響を及ぼしているか認識できる、非常に価値のある記事と評価します。

ところで、ラッコ店長がお相手をしたお客様にも、弱虫ペダルを見て自転車に興味を持った、ロードバイクに乗りたいと思った、という方はたくさんいらっしゃいます。

もちろん、弱虫ペダルはフィクション作品ですから、作中シーンの合理性、科学的正当性については置いておくとして、これだけ多くの方を魅了しているのは、骨太で分かりやすいストーリーであるからでしょう。

いずれにせよ、巻頭の記事を絶賛します。

P44 渡辺 航 ✕ 新城 幸也 特別対談

これまた素晴らしい記事です。
日本で最も多くツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャなどのレースに参戦した経験があり、しかも完走経験があるという唯一の存在、新城 幸也(あらしろ ゆきや)さんと渡辺 航さんの対談です。

新城さんの発言には、実際にレースに出ていなければ言えない発言がぽんぽん出てきて、とんでもなく価値のある記事でした。

例えば、

無線の通じない山岳ステージでは観客のキャンピングカーのテレビ中継をチラッと覗いて前のレース展開を把握したことがある

とか

無線が届かない場所では、観客から◯◯選手が勝ったぞと教えてもらうことがあった

とか

昨年のブエルタではヴィスマ リースアバイクがコース左側を走ることが多かったが・・・50m先でも、カメラモト(撮影部隊のこと)が前方左側にいると風よけになる、20Wは出力が節約できるからだ

など、素晴らしい。

このような内容、取材こそ価値のあるものだと考えます。
今号のサイクルスポーツは抜群に買いだと絶賛します。

P73 ザ・サドルトーク

ヨネックス、コーダーブルームといった日本車を取り上げた企画です。
前回の記事でも書きましたが、雑誌の究極目的は、記事に取り上げている商品を宣伝、読者に買ってもらうことです。
ゆえに、礼賛する記事しか書きません。

サイクルスポーツさんも、毎号、様々なブランドを取り上げ、全て褒め称えるしかないのです。
そのため、ヨネックス、コーダーブルームも基本的に褒め称えています。

しかし、礼賛、絶賛ばかりのサイクルスポーツの中で、ゴーダブルーム ストラウスプロ3 SLだけは明らかにコメントが少ないです。
読んでいて、違和感を覚えるくらいの少なさです。

画像引用 コーダーブルーム ストラウスプロ3 SL

フレームセット価格 ¥299,750、完成車価格 ¥759,000

今の自転車業界は、完成車の全てを自前の設備で作るブランドというものは存在しません。
設計はイタリアで行うが、生産は台湾で行う、などが通常です。

しかし、中にはオープンモデルという物があります。
これは設計すら生産拠点の工場が行ったモデルです。
つまり、実質は、工場の自社ブランド、プライベートブランドですが、まだ工場側が無名、ブランド力が無い場合、それに注文主のブランドロゴをペタッと載せてブランド先のモデルとして売るのです。
(OEMの一種ですが、設計段階まで受注元が行うことが特徴です)

ブランド元としては、基幹となる設計すらしなくて済むため、オープンモデルはコストカットに有効です。
しかし!!
それでは何のためのブランド!?と疑問を持たれても仕方ありません。

このように、露骨なオープンモデル採用は両刃の剣なのであります。

ゴーダブルーム ストラウスプロ3 SLもカーボンの積層はコーダーブルーム用に変えてもらったとのことでありますが、オープンモデルベースであることに違いはありません。

これは。。。

いかに自転車雑誌とはいえ、あまり語れない。。。となるのも仕方ないでしょう。
このモデルだけ、記事の分量が不自然に少ないです。
圧倒的な少なさ。
さすがに絶賛はしにくいようです。

なお、コーダーブルームさんの名誉のために付言すれば、コーダーブルームさんはもともと、低価格路線でコストパフォーマンスの高いモデルを多数、販売してきたブランドです。
ライターたちも、同じ記事中に登場した、アルミ、コーダーブルーム ファーナSL1 ¥154,000は絶賛しておりました。
この5年くらいで、ロードバイクの価格は随分と高いものになりましたし、¥154,000で完成車が購入できるのであれば、確かにお安いです。
お値段の割に(悪意があるのではなく)良い、というのがコーダーブルームの身上でしょうから、まさにこういったモデルで光るのだと思われます。

画像引用 コーダーブルーム

結論

全体的に、今号は当たり、と思われます。
独自性のある記事が多く、webの世界だけでは収集できない情報が多くあります。

また、お値段も余計な(失礼)付録がついてこないため、¥1,000とお安めです。



本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。

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