皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は

の続きです。
苫小牧港、大洗港の航路を就航しているのは、商船三井さんです。

画像引用 商船三井
注意点
前回の記事でご紹介した、神戸港・大分港航路の商船三井さんのサイトも、同じブランドのさんふらわあですが、別サイトで、IDやパスワードも別管理となるためご注意ください。
これは、関西方面の航路と、関東・北海道方面の航路は、もともと別会社が運行しており、2009年に両社が合併した影響と思われます。
合併後、残ったのは商船三井で、関東・北海道方面の航路を持っていた会社です。
航路は1種類、船は2種類
航路は、茨城県大洗(おおあらい)港と苫小牧(とまこまい)港間です。
さんふわあ さっぽろ、ふらの 二船の運用です。
両船とも、同一設計の姉妹船で、船室、館内設備は同一です。
就航年も2017年と、同一です。
出発日によって、さんふわあ さっぽろ、さんふわあ ふらの どちらかの運行となります。

画像引用 wikipedia さんふらわあ さっぽろ
注意点 冬季運休期間 走行可能期間
さんふわあ さっぽろ/ふらのともに、冬季運休期間はありません。
冬の北海道はとんでもなく寒いものですが、北海道の中でも苫小牧、つまり太平洋側の地域は豪雪となりません。
真冬であっても、入出港が可能です。
ただし、豪雪によって列車やバスが運休となることはありますから、その点はご注意ください。
冬の北海道
本稿では、ロードバイクで北海道、あるいは関東地方を走行することを前提に記述します。
11月以降の北海道は寒さが厳しく、ロードバイクでの走行は困難となります。
運よく、積雪の無い地域であったとしても、山間部は残雪があったり、路面凍結があったりと、極めて危険です。
11月から翌4月くらいまで、北海道のロードバイク走行は控えたほうが無難です。
冬の北海道
走行は困難です。
耐久度の高いロードバイク、グラベルバイクに、以下のようなタイヤを履かせれば雪原、氷原の走破は不可能ではありませんが。。。
それでも行くというのであれば、極限のツーリングをしているとお覚悟ください。
冬の関東地方
フェリーは茨城県大洗港に入出港します。
冬の関東地方は、栃木県、群馬県、茨城県などの北関東でなければ、路面凍結、ということはほとんどありません。
また、山間部でなければ、積雪もほとんどありません。
そのため、冬の関東地方は、日本でも珍しく(寒さを我慢すれば)、走行可能なエリアだらけです。
大洗から出発した場合は、利根川沿いに走るのが無難とも思われますが、強烈な北西風が吹いていることをご注意ください。
つまり、大洗から出発すると、常に北西風を浴びているようなカタチになります。
冬は、南下して、千葉県を目指すのが良いかもしれません。
千葉県であれば、周りが温かい海ですから、茨城県よりは過ごしやすいでしょう。
どうしても寒い場合は、ハクキンカイロなどの携行を検討してください。

ロードバイク積載方法
完成車状態で乗せる
完成車状態の場合、時期により異なりますが、¥2,000-¥2,500の料金が必要です。
注意すべきは、乗船の順序です。
さんふらわあ さっぽろ / ふらの は、凄まじい数のトラック、クルマが同乗します。
乗船時は自転車が最初に乗り、下船時は自転車が最後に降ります。
乗船時間が早いため、十分ご注意ください。
下船時は、トラック、クルマが出終わるまで下船できません。
目的港に到着した後、30-60分はかかるとお覚悟ください。

画像引用 商船三井
輪行状態で乗せる
乗船と下船の待ち時間がやっかいだから、輪行する、というのは一つの手です。
しかし、さんふわあ さっぽろ / ふらの の特異点は、なんと!!
輪行状態の場合でも料金が必要なのです。
しかも、自分で船内に持ち込むことができません。
出発港で、受託手荷物として預け、到着港で係員さんから荷物の返却を受けます。
ちょうど、飛行機のような預け方になります。
そして、これは有料、かつ、完成車状態で持ち込むよりも高い!!
輪行状態で預ける利点を敢えて挙げるとすれば、
乗船時にある程度遅れても大丈夫、下船時にさっさと下船して到着港のロビーで待っていれば良い、というところでしょうか。
あるいは、完成車状態のむきだしよりも、輪行状態であれば、自分で好きなようにパッキングできるため、パッキングの仕方によってはキズをつけにくい、という利点もあるでしょう。

画像引用 商船三井
個人的なおすすめ積載方法
以上、検討しましたように、さんふらわあ さっぽろ / ふらのに限って言えば、完成車状態で乗せるのが合理的でしょう。
(しかし、ほとんどのフェリーでは、輪行状態は無料というものばかりなのです。)
予約サイトで、日程、航路、お部屋などを選択して、自転車積載が可能であれば、◯じるしが付いています。

画像引用 商船三井
自転車を乗せるのであれば、1を選択します。

画像引用 商船三井
商船三井 さんふらわあ さっぽろ/ふらの おすすめの理由
適度な航行時間
夕方便であれば
大洗 19時45分出発 苫小牧 13時30分着
苫小牧 18時45分出発 大洗 14時着
よく見ると、大洗発の便のほうが、遅く出港したにもかかわらず、苫小牧に早く到着する、ということが分かります。
いずれにせよ、航海の時間は18時間ほどあります。
十分に睡眠時間を確保した上で、夕食、朝食を撮る時間があります。
お風呂もゆっくり入る時間があるでしょう。
実質的に陸路と同じ時間に到着する
関東から北海道へ(あるいはその逆)、陸路で移動する場合、夜行便というものは運行されていませんから、すべて日中移動する必要があります。
仮に、東京駅から函館駅まで、全て陸路の場合、新幹線を使っても8時間ほどの時間がかかります。
これでは、朝一番に出発したとしても、目的地の到着は昼過ぎでしょう。

画像引用 ジョルダン
フェリーの夕方便を使えば、前日の夕方に出発することになりますが、到着はやはり昼過ぎです。
フェリーであれば、夜間、就寝してい間に移動できるため、実質的な活動開始時間という点では、フェリーも陸路も同じような時間に到着します。
つまり、陸路と比べて、極端に不利ではない、ということです。
もちろん、空港のそばにお住まいの方であれば、羽田空港発、新千歳空港着などの空路が最速であることは異論ありません。
本稿の趣旨とは異なりますが、飛行機輪行に興味がある方は以下の記事をご参照ください。


気圧の変化が無い
これは。。。すべての人におすすめできる理由ではありませんが、ラッコ店長は2026年2月現在、肺に故障をかかえていて、気圧の変化のある飛行機に乗ることができません。
フェリーであれば、気圧の変化が無いため、肺気胸といった肺に障害があっても安心して移動可能です。
雄大な日の出を見ることができる
太平洋からあがる、日の出を見ることができます。
夏の大洗発便であれば、夕日を見ることもできるでしょう。

夜明け あいにくの曇り!!
船室の選び方
スイート
プレミアム
プレミアムバリアフリー
スーペリアオーシャンビュー(和洋室)
スーペリアオーシャンビュー(和室)
スーペリアインサイド窓無(洋室)
スーペリアウィズペット
コンフォート
ツーリスト
の9種類あります。
おすすめしない船室
個人的には、完全相部屋のツーリストはおすすめしません。
なぜなら、ロードバイク旅の場合、良質な睡眠は重要です。
よほどの鉄人で無い限り、熟睡は難しく、翌日に影響するため、相部屋はよほどの理由が無い限りは選択しないのが無難です。
(もっとも、ラッコ店長は相部屋でも問題なく、熟睡できたことがあるため、個人差があると思われます。)

画像引用 商船三井 ツーリスト
悪くない選択
カーテンを締めることで、ぎりぎりプライバシーを守ることができる、コンフォートが費用を抑える旅であれば、良いでしょう。
しかし、大荷物を置くことはできませんし、プライバシーといってもカーテン一枚であるため、音は筒抜けです。
安眠できるかは、それぞれの方の耐性次第です。

画像引用 商船三井
ラッコ店長が利用した船室
ラッコ店長が利用したのは、スーペリアオーシャンビュー(和洋室)でした。
ベッドが2つあります。
さらに、折りたたみ式のマットレス、寝具があります。
つまり、このお部屋は最大4名、お泊りすることが可能です。
しかし!!
4名利用する場合は、相当に狭く感じると思われます。

狭いながら、船室専用のお手洗い、洗面台、シャワーがあります。
これは、フェリーにとってはかなり贅沢な施設です。


専用の冷蔵庫もあります。
1ドア式のものです。

湯沸かし器、テレビもあります。
充電口も豊富で、電子機器の充電に困ることは少ないと思われます。
(しかし、超ロングツーリングをする場合には、これでも充電口が足りないかもしれず、多用途のタップは必要でしょう。
ラッコ店長が愛用しているのは、以下の薄いマルチタップです。
見た目は不格好ですが、四方に充電口があり、かつ角度の調整が可能、薄くてどのような場所でも差し込みやすい、という実践的なタップです。)
スイート
プレミアム
プレミアムバリアフリー
につきましては、あれこれ申し上げる経験がありません。
スイート、プレミアムは、専用のバルコニーがありまして、最上階から海を眺めることが可能です。
甲板上から見ると、仕切り、目隠しがされていて、ああ、あれがスイート、プレミアムのお部屋だろうな、と予想がつきます。
ご予算に余裕がある方であれば、これらのお部屋も素敵と思われます。
お食事
ビュッフェ形式のお食事です。
お食事は船賃には含まれず、現地で決済します。
(クレジットカードの利用が可能です)
夕食、朝食セット券であれば、¥500ほどお得になります。
夕食の様子です。
メニューは豊富です。
やや、お味よりもボリューム重視のお料理かな。。。と思われました。
しかし、¥2,300で食べ放題でありますし、しかも船上でお食事ができる、という普段とは異なる体験ができます。
今どき、決してお高いお値段ではない、と思われます。
なお、便によっては¥1,200の定食を事前に予約することが可能です。
食べ放題なんて、そもそもそんなに食べれない!!という方は、予約時、商船三井さんにお電話にてお問い合わせください。
(おそらくwebでの対応はしていないと思われます。)









窓際でお食事を頂きました。
優雅な時間を過ごしました。
ご満悦です。

朝食の様子です。






コインランドリー
ツーリストにはとてもありがたく、コインランドリーがあります。


お楽しみ
船内でショー、ライブが開催されることがあります。
私も楽しく拝見させて頂きました。

予約方法
webにて予約が可能です。
細かな質問がある場合は、電話による予約も可能です。
さんふらわあ さっぽろを使ったツーリング
実際にラッコ店長がさんふわあ さっぽろを利用したときの記事です。




あると便利なもの
耳栓
フェリーは場所によってはエンジン音、他の方のいびき、声などが気になるものです。
うるさい、というお部屋、環境も十分ありえます。
そのため、まず、耳栓は必須級のアイテムです。
これがあるだけで、睡眠の質がぐっとあがるでしょう。
最近は、アクティブノイズキャンセリングといった工夫を凝らした耳栓もあります。
従来式の耳栓もあります。
ラッコ店長が愛用しているのは、この緑色のものです。
キャンプ場などの騒音を低減するため、ツーリング中は耳栓を必ず携行しています。
酔い止め
本航路は太平洋側の外洋を航行します。
つまり、国内にある近距離フェリーとは異なる次元の揺れがある、ということです。
とくに風の強い冬場に海が荒れることが多く、なんと私も船酔いで朝ごはんが食べられず。。。という苦杯をなめました。
せっかく楽しい時間であるお食事をすることができず、何のための船旅!?と悶絶するほどの辛さでありました。
朝食を頂くことができず、船室でぐったりしている私です。
このようなこと、石垣島でも、波照間島でも、佐渡ヶ島でも無かったのに。。。
無念です!!
皆様も、自分は大丈夫とタカをくくらず、念の為、事前に服用しておくことを強くおすすめします。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。
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コメント
こんにちは!楽しく記事を読ませていただきました。
私は昨年秋に同フェリーの深夜便で往復したのですが木のパレットに自転車を固定するという無茶な方法でサドルに傷、ホイールに振れが出てしまいました。
乗船前に「傷がついても文句言わないように」という誓約書を書かされた時点でキャンセルしたかったのですが予定的にどうしようもなく・・
乗られたのは夕方便のようですが自転車は預けたのでしょうか?傷付きなどダメージありませんでしたか?
今後の参考にさせていただきたいです。
mikami様
コメント、ありがとうございます。
私は、本記事のフェリーには、2026年2月9日の時点で、ロードバイクを積載したことがありません。
しかし、本ブログでもよく登場するお友達が夕方便を完成車状態で積んだ経験があります。
その方の車体もかなりの高級車でしたが、特に損傷といったことはなかったようであります。
積載する便や積載を担当した係員さんの対応によって、かなりのばらつきがあるのではないかと推察されます。
私自身は、姉妹船の、神戸港、大分港間のさんふらわあ号には、積載経験があります。
実を申せば、本記事以外のフェリー乗車時には、全てロードバイクを積載しているのですが、あいにくとこのフェリーだけは、まだ積載経験がありません。
お話を伺いますに、自分でパッキングできる輪行状態のほうがまだ安全、という印象でございますね。
日本国内のフェリーを利用しておりますが、破損、ホイールに振れが出るほどの衝撃という経験は、私にはまだありません。
損傷の賠償ということは難しいかもしれませんが、今後同じような利用者の方のために フェリーの問い合わせセンターにご自身の経験をお伝えするというのもよろしいかもしれません。