皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は


の続きです。
私は室内トレーニングとして、ローラー台というものを愛用しておりまして、これは屋内でもロードバイクに乗って練習ができる、という優れものなのです。
しかし、風景は変わりませんし、まるでハムスターさんのようにくるくると同じ場所にいるだけですから、退屈とも言えます。

そのため、ローラー台に乗っている間は、映画、動画などを好んで見ています。
そのように折に、お知り合いの紹介でキングダムという作品を知り(今更でありますが。。。)、その作品のアニメ、原作を全て拝見、拝読しました。
始皇帝 天下統一(原題 大秦賦)
その後、始皇帝 天下統一(原題 大秦賦)という作品を知りまして、これまた全て拝見しました。
この作品は、凄まじく心に残ったといいますか、感動しました。
2020年に中国で制作されたテレビドラマで、全78話です。
権利の都合上、画面をそのままお見せできないのが残念であります。
勇壮な音楽
始皇帝(秦王 政さん)の覇業をドラマ化した作品で、まず、音楽が良いです。
作品のスケール感にふさわしい、壮大で、勇壮な音楽が採用されています。
優れた脚本、演出
次に、お話の内容が素晴らしい。
見ていて、飽きません。
登場人物たちが、無骨な武人の役、生真面目な官僚役、ややコミカルな役、いかにも悪徳政治家という役、失敗ばかりする王子の役など、多種多様で、しかも演じている俳優さん、女優さんの演技が素晴らしいです。
歴史上も美しかったという伝説の残っている女性たちは、びっくりするくらい美貌の女優さんが演じていたり、ううむ、これが傾国の美女というものかと納得させられるものがあります。
キングダムでも登場した、王翦(おうせん)将軍、王賁(おうほん)、蒙驁(もうごう)将軍、蒙武(もうぶ)、蒙恬(もうてん)、李信(りしん)将軍、羌瘣(きょうかい)将軍、楊端和(ようたんわ)将軍たちももちろん出演します。
日本の視聴者に対する配慮なのか、キングダム主人公の李信さんの取り上げ方が多いように思われました。
キングダムのファンが多いと思われる、日本の視聴者さんには嬉しいことであります。
(一級資料である司馬遷 史記では、李信将軍の記述はあまり無いのです。)
また、作品全体として、呂不韋さんに対する評価が極めて高いように思われました。
一般的には、呂不韋さんに対する描き方は、一商人から、臣下でありながら大臣の頂点にのし上がり、あわよくば自ら国王になろうとした野心家。。。となると思われます。
しかし、本作では、国内の灌漑用水を整備して農業生産力を高め、各国から有能な人材を採用し、軍備を増強して、始皇帝の天下統一の下準備をした、優秀な政治家。
そして、現在でも伝えられている、博学的事典、呂氏春秋を残した偉大な人物、と描かれておりました。
キングダムとは異なる解釈、描写で、とても新鮮でした。
個人的にも、呂不韋さんが大好き、呂不韋さんこそ秦国の中華統一の基礎を作った大物だろうと勝手に評価しているため、本作でもそのように好意的に解釈されておりまして、とても嬉しかったのです。
本作では、秦王 政さんよりも存在感がありました。
舞台の美しさ 合戦シーンの壮大さ
最後に、画面が美しいです。
単に解像度が高いだけではなく、宮殿の場面では調度品、皆さんが着ている衣装の美しさなどが、視聴者によく伝わって、それが素晴らしいのであります。
また、合戦シーンでは、とんでもなく巨大な攻城戦が描かれていたり、これほど大規模な合戦シーンは、日本のドラマでは見たことがありません。
圧巻であります。
さらに、視聴者に分かりやすくするためと思われますが、各国の衣装を意図的に色分けしておりまして、秦国は黒を貴重に赤の差し色、楚国は深緑、燕国は白色など、ぱっと見て、どの陣営か分かるので、時代考証という点では正確ではないかもしれませんが、お話を分かりやすくするための演出として、たくみであると思われました。
何か見るものがないかなー、退屈だなー、とお思いの方で、歴史が好きな方であれば、この始皇帝 天下統一を猛烈におすすめ致します。
付記
秦国の統一事業は旋風のように中華全土を駆け巡り、文字、通貨、統治構造などを一新していきました。
しかし、秦帝国は紀元前221年から紀元前206年まで、わずか15年で崩壊します。
数百年間、先祖さんが秦国を強国にするためにがんばって、天下統一、悲願成就!!となったのに、あっという間に皆さんから否定、滅ぼされるという運命に、人類社会のナゾ、悲しさを感じてしまうのであります。
しかーーーし!!
実は、後の王朝である漢は秦の政策の多くを引き継ぎました。
これは、秦の政策が有効であると漢王朝が認めていたことに他なりません。
そういう意味では、革新的な秦の政策は、漢王朝の礎を築いたともいえ、そのように考えれば、始皇帝の覇業は無駄ではなかったと思われるのであります。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。
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