皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は

の続きです。
ロングツーリング(本記事では、5日以上連続した自転車旅行とします)を続けていると、通常では起きにくい故障、トラブルに出会うものです。
ロードバイクは常に振動している乗り物で、振動はボルト、パーツを緩め、損壊させていきます。
予備ボルト
気がつくと、ネジ、ボルトが無かった!!ということがあるのです。
ボトムブラケット、ヘッドパーツなど、凄まじい高トルクで締め込むパーツが緩むことは(良心的な自転車店で購入なさったのであれば)、ほとんどありません。
しかし、それ以外のスモールパーツというのは、締付けトルクが極端に高いものではありません。
そのため、長期ツーリングの振動によって、不可避的に緩んでいくものなのです。
紛失しやすいものとしては、ボトルケージを固定しているボルトと、キャリアを固定しているボルトでしょう。
これらのボルトが無くなると、非常に不便、場合によってはツーリングを中断しなければならなくなります。
もちろん、出発前、あるいはツーリングを開始して一週間以上たった場合には、その時点で簡易的な点検、メンテナンスをするべきです。
しかし、そうはいっても、できないこともありますし、車体に手を入れずに何十日と走行していると、気がついたときにはボルトが無くなっていた、となるのであります。
その、最後の保険として、M5ボルトを何点か持っておくと、汎用性が高く、おすすめです。
M5とは、ボルトの直径が5mmであることを指しています。
ボルトには様々な種類がありますが、ロードバイク用となれば、六角レンチ(アーレンキ)で固定できるものが、ネジ山を潰しにくく、おすすめです。
また、長すぎても、短すぎても役に立ちません。
予備パーツであるため、汎用的な長さにするしかなく、20mmで良いと思われます。
M4ボルトもあれば万全です。
なお、ボルトにはミリネジとインチネジというものが存在します。
ロードバイクのパーツ固定には、ほとんど全てミリネジが使われているため、頭の片隅にでも記憶しておくと良いでしょう。
工具
ロングツーリングでは、最小限でも工具を携帯しておくべきです。
以下のような万能ツールは、確かに、無いよりはマシです。
しかし、全ての工具が極めて使いにくく、作業速度が低下、パーツを損壊させかねません。
帯に短したすきに長しという典型例でしょう。
最小限で済ませる場合
5mmアーレンキ(六角レンチ)
4mmアーレンキ
タイヤレバー
予備チューブ
があればなんとかなります。
アーレンキ
本来であれは長いアーレンキを使うべきです。
力を入れやすく、ネジ山も傷めにくいからです。
私は普段の業務ではKTCのものを使っています。

しかし、出先では、積載重量、堆積にそこまでの余裕は無いと思われ、簡易的な工具でもなんとかなります。
もっとも、長さが短くても精度が高い工具が良いでしょう。
プロショップでも採用されることの多い、ホーザンの工具をおすすめします。
これの5mmと4mmだけ携行しておけば、ひとまずなんとかなるでしょう。
(ただし、ご自身のロードバイクのスルーアクスルシャフトなどで、6mmアーレンキが必要な場合は、6mmも携行必須でしょう)
タイヤレバー
タイヤレバーは実はなんでもよろしいですが、樹脂製のもので、先端が薄くなっているものが使いやすいでしょう。
Panaracerのタイヤレバーを推奨しておきます。

予備チューブ
出先でパンクした場合は、チューブ入りタイヤであれば、チューブの交換をしてしのぎます。
チューブレスタイヤがパンクした場合は、難易度が高くなりますが、チューブを入れて最寄りのスポーツバイク店まで走るのが良いでしょう。
スポーツバイク店で、可能であればタイヤ交換、シーラント注入してもらうのをおすすめします。
予備チューブはご自身のタイヤサイズにあったものをお選びください。
この記事をお読みの方であれば、既にご存知と思われますが、スポーツバイク用のチューブには、
フランス式(仏式)
イギリス式(英式)
アメリカ式(米式)のバルブがあります。
予備チューブをご用意するときは、ご自身のホイールにあったチューブをお探しください。
ある程度の本格ロードバイクであれば、95%くらいはフランス式です。
少し余裕をもたせる場合
荷物量に余裕があるのであれば、パンク修理用のパッチを携行しておくと万全です。
なお、飛行機輪行をする場合、パンク修理用のゴムのりは可燃性のため、飛行機に乗せることができません。
飛行機輪行をしないのであれば、ゴムのりを含めた従来型のパンク修理キットでも良いでしょう。
しかし、予備チューブが1本あれば、その予備チューブを使えば無事にツーリングを終えることがほとんどでしょう。
(つまり、1回のツーリングで2回以上パンクする、というのは珍しい事例です。)
そのため、あくまでも保険として、ゴムのりなしでも接着のできる、簡易的なパッチをおすすめします。

バルブコアツール
チューブレスタイヤをお使いで、一週間以上のツーリングを予定している場合であれば、バルブコアツールがあると便利です。
出先で空気を充填したくなった場合に、バルブ内部にシーラントが入り込み、指先の力だけではバルブを緩めることができなくなることがあります。
とはいえ、スポーツバイク店で空気を入れてもらえば、バルブコアツールは無用ですし、なくてもなんとかなる工具ではあります。

さらに万全を期す場合
3mmのアーレンキ
プラスドライバー
チェーンカッター
3mmのアーレンキ
3mmのアーレンキは、SHIMANO 105など、比較的高価なディレイラー調整に使います。
また、サイクルコンピュータ、マウントの調整などに使うこともあります。
しかし、いずれも使用頻度は低いです。
特に、ディレイラーの調整は、なかなか難しいものがあります。

プラスドライバー
ロードバイクにおいて、プラスドライバーの出番は極端に少ないです。
なぜなら、ほとんどのボルトはアーレンキを使うからです。
しかし、モデルによってはプラスドライバーが使われていることもありまして、1本あると助かることもある。。。という程度でしょうか。
チェーンカッター
私はツーリング中にチェーンが切れたことがあります。
そのような場合でも、チェーンカッターがあれば危機から復活可能です。

しかし。。。
チェーンカッターを所持していても、チェーンの接続はスポーツバイク店スタッフでも失敗することのある作業です。
ご自身で修練を極めてから、携行しておくと良いでしょう。
私自身はノグチのチェーンカッターを携行、愛用しています。

長々と申しましたが、
M5ボルト
5mmアーレンキ
4mmアーレンキ
(車体によっては6mmアーレンキも)
タイヤレバー
予備チューブ
があれば、ほとんどの場合はなんとかなるでしょう。
なお、工具類を携行するには、ツールボトルが使いやすいかもしれません。
私はゼファールのツールボトルを愛用しておりますが、デザイン、価格などで気に入ったものをお選び頂いて、大差ありません。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。
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