皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は

の続きです。
飛行機輪行とパンク修理剤
私、全国をツーリングするにあたって、飛行機を好んで利用しています。
しかし、飛行機輪行では、燃料、可燃性の高い物質は持ち込むことができないのです。
そして、自転車のパンク修理用のゴムのりというのも、可燃性有機溶剤が含まれているため、飛行機に持ち込むことはできません。
自転車を空港窓口に預けるとき、真っ先に質問されるのが、パンク修理剤はありませんか?というものなのです。
飛行機に持ち込み可能なパンク修理キット
しかしながら、出先でパンクすることは往々にしてあります。
その時に、可燃性有機溶剤が含まれていないパンク修理パッチでその場をしのぐ、ということがあるのです。
それが、Panaracer イージーパッチというものです。
剥がれやすいという口コミ
このパッチ、気に入っていて何度か使ったことがあります。
しかし、Amazonのレビューなどでは、剥がれやすいというコメントも散見されます。
ついに剥がれた!!
自分には無縁のこと、と勝手に思い込んでいましたが、ついに!!
剥がれるという事例に遭遇しました。
まず、このPanaracer イージーパッチは何度も張り直しが効くものではなく、指や工具にパッチの接着面が当たると、とたんに粘着力が弱くなり、肝心のチューブとの接合力が下がってしまうのです。
つまり、私が推測するに、Panaracer イージーパッチが剥がれやすい最大の原因は、パッチ接着面にチューブ以外のものが触れた、汚れてしまった、ということにあると考えます。
しかし!!
私が貼り付けたときは、そのようなことはなく、完璧!!と思っておりましたが、パッチ修理1週間後に空気漏れを起こしておりました。
中を開けてみると。。。

これは珍しい。
パンク修理で無くはない現象です。
つまり、パッチがチューブの圧力に負けて、内部から剥がれつつあります。
おそらく、この内部からの剥離が進んで、ついにパッチ外周部から空気漏れを起こしていたのでしょう。

そして、こうなる原因も推測できました。
2026年の夏、立て続けにツーリングを繰り返していたため、自室であれこれと準備する余裕が無く、修理用に携行していたチューブが、今回ツーリングで使った車体と適合していませんでした。
つまり、携行したチューブは700×20-25C用のもので、タイヤは28Cでした。
こうなると、チューブが内部で限界以上に膨らむことになります。
実際は、チューブのサイズは、1サイズの差であれば融通が効く。。。という経験則もありまして、お客様の車体であればこのようなことは決して致しませんが、今回は私のプライベート、完全に自己責任ですから、大丈夫大丈夫と細いチューブに無理をさせておりました。
その無理がたたったのでしょう。
チューブと同様、パッチも設計の想定以上に引っ張られて、内部で剥離を起こしたのだと推察します。
28Cに対応したチューブに貼り付けたPanaracer イージーパッチは、修理から1ヶ月以上たっておりますが、まだ無事です。
あくまで応急処置
ところで、本来のパンク、パッチ修理というのは、ゴムのりを使って、パッチとチューブを一体化、癒着させる作業です。
完全に一体化するため、微細な空気漏れも防げる、という訳です。
Panaracer イージーパッチは、どこまでいってもチューブにパッチを接着させているだけですから、半年後、1年後などには接着成分が劣化して、密着度が下がり、空気漏れを起こす可能性があります。
そのため、自室に戻る、自転車店の近くを通る、という好機が訪れましたら、チューブを新品に交換する、それができないのであれば、ゴム製のパッチ修理をするのが良いでしょう。
そして、パンク修理のパッチを剥がして、新しいパッチを貼るのは、本来は厳禁です。
つまく接合できませんし、自転車店のほとんどは、このような作業はお断りするでしょう。
あくまでも自己責任、実験としてお試しになるのが良いと思います。
今回の私は、長期ツーリング中、さらに五島列島という離島を巡っていたため、身近にスポーツバイク店を発見できませんでした。
そこで、テント内でPanaracer イージーパッチを剥がしてゴムのりのパッチを当てるという作業をしました。
(前述しましたが、このような作業は邪道です。自転車店にお頼みする作業ではないことをご了承ください。)
修理開始
パッチを剥がす
Panaracer イージーパッチを剥がします。
結構、強力な接着剤ですが、やはり中央部分の粘着力が下がっています。
これは、パンク穴からの空気漏れで、パッチが常に剥がれるように圧力を受けているのと、前述しましたように、細いチューブに貼り付けたため、パッチが必要以上に広がったためと推察します。

普段は、スポーツパイクのチューブを修理するのであれば、マルニ(Maruni) K-580 超薄型パッチRR 30枚入りをおすすめしておりますが、仕方がない。
手持ちがないのです。
ゴムのりもありません。
100円ショップさんでパンク修理キットを購入して、それでなんとかします。
これだけ揃って¥110なのですから、恐れ入ります。

のりを完全に除去する ヤスリがけ
ヤスリがけをします。
今回は、Panaracer イージーパッチの接着成分が残っているため、入念にヤスリがけします。
この成分が残っているだけで表面に凹凸ができて将来、空気漏れを起こすでしょう。

ゴムのりを薄く塗布する
ゴムのりを塗布します。
分厚く塗らなくて良いです。
パッチのみに塗る、という方も多いですが、私は念のため、チューブとパッチの両方に塗布します。
そして、これを完全に乾かします。
前述しましたように、パッチとチューブが癒着、一体化して穴を塞ぐ仕組みで、ボンドや瞬間接着剤のように、乾く前に張り合わせるというタイプではないのです。

圧着させる
貼り付けます。
正確には、圧着させて、パッチとチューブのゴム成分を一体化させます。
¥110でこれだけのクオリティを出しておられる商品を、あれこれ申し上げるのが筋違いと思われますが、やはりスポーツバイクには向いていません。
パッチが大きすぎて、チューブぎりぎりです。
(多くのママチャリはスポーツバイクよりも太いチューブを使います。
また、ママチャリ修理用のパッチは重症であっても対応しやすいように、パッチを大きく、分厚くしてあります。)
これではパッチの端からめくれて、いずれ空気漏れを起こすかも。。。しれません。
しかし、自室にもどる一ヶ月後くらいまで、なんとか持ってくれれば良いです。

できた!!
これで安心です。
やはり、ゴムのりは飛行機輪行できないため持参を諦めるとしても、マルニ(Maruni) K-580 超薄型パッチRR 30枚入りだけでも何枚か携行して、ゴムのりは現地で調達し、パッチ修理は持参したものですればよかった。。。と痛感しました。
とはいえ、100円ショップさんのものでも、ぎりぎり対応できました。
お願い
なお、何度か言及しましたが、本記事の修理方法は、自転車店では断られる可能性大です。
私のブログを見た、ということを根拠に自転車店さんにご無理な注文をなさりませぬよう、お願い申し上げます。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。


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