2021年12月24日-2022年1月7日 西南戦争、西郷隆盛さんの足跡をたどる / その11 雨中のパンク!!

九州(福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県)

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

本記事は


の続きです。


ツーリング7日目
八代にて野営しました。


政府軍の追撃を振り払いながら、南方に進みます。
雨が降り始め、敵軍の目を避けるには良い状況です。



夜が明けました。
川沿いに進みます。
川沿いは道の斜度が緩やかであることが多く、重い車体で進む場合にはありがたい経路なのです。


すると、なんということでしょう!!
パンクをしました。


小石が突き刺さっておりました。
雨の日というのは、飛躍的にパンクしやすくなるのです。
雨によって路面の隙間に落ち込んでいた異物が浮かび上がり、あるいは流れてくることで、異物が刺さりやすくなります。
また、これまた雨によって、タイヤに付着した異物がずっとくっついたままになり、やがてはタイヤを貫通してチューブに穴をあけるのです。
今回のパンクは、まさにこの後者のパンクで、晴れの日であればこの程度の小石、すぐにタイヤから離れていたことでしょう。


致し方ありません。
一旦、進軍を止めて、修理することに致しました。


パンクをするのは、このように雨、夜等、状況の悪いときが多いものです。
そのような時は迅速に修理、撤収することが、さらなる消耗を防ぐために重要です。
今回も予備のチューブを携行しておりましたから、チューブ交換を致します。
さらにパンクした場合には、パッチ修理等、他の手段を採用致しましょう。


通常、出先でパンク修理をする場合、車体を逆さまにします。
そのほうがホイールを外したり、作業がしやすいからなのです。
しかし、サイドバッグがついているため、あまりに車体が重く、車体を逆さまにすることができません。
車体を含めて、重量が40kgほどあります。
そこで、いったん、サイドバッグをすべて外します。
これが結構な作業なのであります。


どっこいしょと、車体を逆さまにします。


ホイールを外します。


チューブを交換し、空気を充填します。
今回は、CO2ボンベを持ってきました。
というのも、今回の車体は47Cという極太のタイヤで、このタイヤに手動の携帯ポンプで空気を注入しようとすれば、とんでもなく大変であるからです。


CO2ボンベを使い、バスっと充填します。
なお、ご存知かもしれませんが、CO2はブチルゴムを通過しやすく、CO2ボンベで充填したとしても、数日で気圧が下がってきます。
どこか市街地に到着した際に、大型のポンプをお借りして、空気を再充填しておきましょう。


修理完了です!!
再びサイドバッグを装着します。
27分時間がかかったようでした。


再び、人吉方面を目指して進軍します。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。

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