2022年5月9日-12日 高速バスで行く京都 奈良 その6 / 平城宮跡 大和郡山城 筒井順慶 羽柴秀長居城 転用石

近畿(大阪府 京都府 兵庫県 奈良県 和歌山県 滋賀県 三重県)

皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。

本記事は


の続きです。

奈良県

奈良県に入りました。
なんと!!
南都銀行さんです。
強烈な親しみを感じます。

平城宮跡

今回のツーリングの大目的である、平城宮跡に到着しました。
あまりの壮大さ、美しさに、映画のセットか何かかと錯覚してしまうほどです。
素晴らしいです。

飽きることなく、夜まで拝見しました。

平城宮付近の公園で野営しました。
明けて次の日、少し平城宮付近を探索します。
内裏跡です。
素晴らしい。。。

今は草原となっていますが、かつてはここに都があったかと思うと、時の流れの不思議さに、感激してしまうのです。

郡山 地名の由来

平城宮周辺の資料館を拝見したかったものの、まだ早朝7時で、開館まで時間があるため、先に他の場所をめぐることにしました。
大和郡山城(やまとこおりやまじょう)です。
単に郡山城とも言いますが、福島県の郡山と区別するために、大和(現在の奈良県に相当する地域)と冠することもあります。

なお、郡山(こおりやま)という地名の由来について、古代日本、7世紀から10世紀ごろの律令制では、「郡」という行政区画がありました。
「郡」を取りまとめる役所が郡衙(ぐんが)です。
郡衙は役所でありましたが、税収を管理する倉庫があったため、警備施設、軍事施設も備えていたと思われます。
ゆえに警備、防衛の容易な丘、山に位置することもあった、と推察します。
そのため、郡衙のある山、ということで、郡山という地名が後世に伝えられた、と推察します。
かなり一般的な命名法であるため、郡山という地名、郡山城というお城は全国にいくつもあるのです。

郡山 (仙台市) – 宮城県仙台市太白区にある町名。
郡山 (白石市) – 宮城県白石市にある町名。
郡山 (羽後町) – 秋田県雄勝郡羽後町にある町名。
郡山 (酒田市) – 山形県酒田市にある町名。
郡山 (東根市) – 山形県東根市にある町名。
郡山 (南陽市) – 山形県南陽市にある町名。
郡山 (双葉町) – 福島県双葉郡双葉町にある町名。
郡山 (茨木市) – 大阪府茨木市にある町名。

郡山城 (陸奥国紫波郡) – 岩手県(陸奥国)にあった城。別名・高水寺城。
郡山城 (陸奥国安積郡) – 福島県(陸奥国)にあった城。
郡山城 (大和国) – 奈良県(大和国)にあった城。
郡山城 (摂津国) – 大阪府(摂津国)にあった城。
郡山城 (石見国) – 島根県(石見国)にあった城。
吉田郡山城 – 広島県(安芸国)にあった城。
郡山城 (薩摩国) – 鹿児島県(薩摩国)にあった城。

引用 wikipedida

大和郡山城

大和郡山城は戦国時代末期、筒井順慶さんの居城となりました。
順慶さんは本能寺の変の後、明智光秀さんの協力要請を断り、じっと情勢を伺っておりました。
その後、明智さんが無念にも山崎の戦いで羽柴秀吉さんに敗れ、順慶さんは秀吉さんに臣従することになります。

さらに時は移り、大和郡山城は秀吉さんの弟の羽柴秀長さんの居城となりました。
天下人、秀吉さんの弟の城、ということで、お城は大改修され、今でも立派な石垣が残っています。

転用石 さかさ地蔵

織豊政権の城郭には、しばしば転用石という石垣が見受けられます。
石仏、宝塔、果ては墓石などを石垣の素材として使う、という手法です。
その理由は、手近な石材を使って工期を短縮させるため、寺院仏閣を威圧して支配下におさめるため、神仏の加護を受けるため、といった説がありますが、はっきりとした理由はわかりません。
しかし、単に素材として用いるのであれば、石垣の奥に配置しても良いところ、転用石はこれみよがしに目立つ場所に使われることが多く、何らかのアピールをしたかったことは明らかです。
大和郡山城にも、転用石、さかさ地蔵さんがいらっしゃいます。

素晴らしい。
大和郡山城。
堪能しました。


本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。

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