皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
快適なサイクリングをするにあたって、天候の予想、知識というものは役立ちます。
関東平野は皆同じ天候?
関東地方は広い平野だから、どこも似たような天気、天候に違いない、とお思いかもしれません。
これは、超大局的に見れば、その通りでありますが、例外的な地域、時期があります。
明確な差 落雷
夏は何日も晴れが続いて、雨が全く降らない、とにかく暑い!!というのは、東京都、神奈川県などの南関東の夏です。
しかし、北関東の夏は違います。
気象庁が過去30年間(1991年-2020年)のデータまとめたものを公表しております。
それによりますと、
7月に雷となった日数の平均は
東京都千代田区で2.5
群馬県前橋市で6.0
栃木県宇都宮市は5.7
8月に雷となった日数の平均は
東京都千代田区で3.2
群馬県前橋市で6.9
栃木県宇都宮市は7.1
と、東京に比べると倍以上も雷が多いのです。
(実は私の住んでおります日光の方が、宇都宮よりもさらに雷が多いように思われますが、気象庁の観測データが無いため、宇都宮市を代表と致します。)
北関東に落雷の多い原因
このような現象が起きるのは、
関東平野が北に向かって緩やかな坂になっていること、
北関東には水蒸気を供給する水田、渡良瀬遊水地など、広大な湖沼が多いこと
夏場は南から風が吹くことが多く、水蒸気が北関東にもわわわわわーっと集まりやすいこと
集まった水蒸気が日光連山、赤城山、榛名山などの壁にあたって、上昇気流、積乱雲を発生させやすいこと
などが原因です。
日光の実体験
日光に住んでいると、毎日のように雷が続きます。
朝は夏らしい雲一つ無い快晴でも、時間がたつに連れて、明らかに雲が増えていきます。
そして、午後には日光連山に雲がたまり、夕方には、耐えきれなるのか落雷とともにどしゃああああああ!!という雨が降ります。
しかしこの雷雨、長くても15分といったところで、その後は嘘のように晴れます。

早朝 5時34分 快晴です

同日 12時00分 明らかに雲が増えてきました

同日 15時34分 あっという間に空が暗くなり、雷雨となりました

同日17時57分 晴れの夕暮れです
雷雨までいかなくても、にわか雨が極めて多いです。
定期的な降雨があるおかげで、地面や森が冷やされて、日光の夏は随分と涼しいのであります。
らいちゃま
群馬県、栃木県には、突出して「雷電神社」というものが多いです。
東京では全く見ない神社でありますね。
ここまで雷が多いと、雷を神として祀る、という古来の人々の動機、心境も理解できます。
ところで、NHK宇都宮局のオリジナルキャラクターに、らいちゃまという方がいます。
2022年に生まれた雷神様の見習いで、雷雨のときの注意を啓蒙してくださる存在です。

画像引用 NHK

雷は夏に多い!?
視野を全国レベルの広げますと、夏は雷が多い、というのは間違いです。
夏場に雷が多いのは、太平洋側、関東地方などの現象です。
日本海側では、夏場の雷は少なく、冬に雷が多いのです。
特に、新潟県、石川県は1月、12月にかけて、落雷が多くなっています。
(これは夏場の北関東と似た状況だからです。つまり、強い北西風が湿度を帯びて、北陸の山々に当たって積乱雲を発生、落雷となるのです。)
豪雪地帯ゆえ、冬場の北陸は自転車ツーリングには全く不向きであるため、問題が表面化しづらいですが、もし、冬場、石川県の金沢に観光なさる時は、落雷、雹(ひょう)にご注意ください。
雹がテントなどを貫通するおそれがあります。

画像引用 気象庁
おすすめレインウェア
夏場の北関東をツーリングなさるときは、重装備、高品質のレインウェアを携帯することをおすすめします。
短時間ながら、凄まじい雨量が叩きつけられるため、生地がしっかりしてして、耐水圧が高いもの、フードがついているもの、シューズカバーも携帯することをおすすめします。
レインウェアは露骨に価格による性能差が出る製品です。
私もかつてはコンビニエンスストアで売っている数百円!!のカッパを使っていたり、ホームセンターで売られている¥2,000くらいのレインウェアを使ったりしていた時期もありました。
しかし、どの製品もとんでもなく蒸れる、暑い、すぐに破れる、浸水すると、厳しいツーリングには耐えられないものばかりでした。
結局、定評のあるブランドの製品を使うようになって、ありえないほど品質、快適性の差があるため、もうお安いレインウェアは使わないことにしたのであります。
おすすめは自転車専用ブランドか、アウトドアブランドのものです。
お値段は一着¥10,000以上はするでしょう。
高い!!という気も致しますが、一度良いレインウェアを用意すれば、数年はもちます。
ラッコ店長のレインパンツは今のところ、5年の使用に耐えています。
良いレインウェアはコンパクトで、防風、防寒着にも使うことができるため、実は万能アウターなのであります。
(雨が降っていなくても、冬場、防寒のためにレインウェアを着る、というのはよくあることです)
シューズカバーが無いと、靴下がびしょ濡れとなりまして、その靴下が常に体温を奪う、不快感となる、と長時間のツーリングには苦痛のもととなります。
しっかりした品質のシューズカバーをおすすめします。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。


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