皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
春風に誘われて
私、2025年11月に、ひょんなことから右半身を負傷しまして、ロードバイクに乗ることのできない時期が続いておりました。
しかし、ずいぶんと温かい日が続き、春風に誘われて、気分が軽やかになってきました。
2026年2月21日、意を決してローラー台(ロードバイクの室内練習機)に乗ってみました。
いきなり軽量、機敏なロードバイクで乗ると、操作が難しいかもしれないと思われたため、手持ちの車体で、もっとも安定しやすいツーリング向きのロードバイクで乗ってみました。
つまり、前傾姿勢が緩やかで、ダイヤも太く、BBハイトも低く、しかもフレームがクロモリ(クロムモリブデン鋼)という今どきめずらしいモデルです。
安全のため、ビンディングシューズも履いていません。
うん。
乗れますね。
下ハンドルも握ることができます。
背中や肋骨の激痛もありません。
47Cという太いタイヤであるため、タイヤとローラー部分の摩擦が大きく、ぶりぶりローラー台が鳴っています。
普通はこのような音はしません。
2ヶ月前の激痛に比べると、十分上半身を支えられます。
1ヶ月前に比べても、肋骨のあたりがラクです。
これで慣らして、じきに通常のロードバイクに切り替えていきます。
3本ローラー台
過去のブログでご紹介したこともありましたが、私が愛用しているのは、エリート社の負荷付き3本ローラ台です。
スマートローラー台全盛の昨今では、古風といいますか、時代遅れ感があります。
しかし、3本ローラにも良い点があるため、全否定しなくても良いでしょう。
スマートローラー台に比べるとお安いのと、バランス感覚が養えるのが特徴です。
ただ、油断していると室内であろうと、横にずっ転びます。
私も、過去1回だけ、派手に横転したことがあります。
屋内で練習するときは、仮に横転したとしても、頭部を直撃しないように、家具などをどかしておくのが吉です。
椅子の肘掛け、テーブルの天板などが凶器となりますから、自分は大丈夫と侮らないようにしてください。
(皆、そう思って大怪我をしていくものです。嫌なことを言って申し訳ございません。)
クロモリロードバイク
乗車しているのはMASI(マジィ)で、ファリエロ・マジィが1926年にイタリアで創業したブランドです。
2026年で創業100周年!!ということですね。
とはいえ。。。数多くのイタリアンブランドと同様、近年の北米、東アジアの新興勢との競争に淘汰され、レースシーンでは見かけない存在になりました。
現在では、アメリカ資本となり、やや(大変失礼)復権の兆し!?、最新のエアロロードバイクなども開発しています。
しかし、クラシックブランドらしいクロモリモデルなども生産していました。
ラッコ店長が乗車しているのは、現在は廃番となった、MASI SPECIALE RANDONNEUR ELITEというものです。
クロモリフレーム、ハブダイナモ装備、650Bタイヤという変わったバイクで、この手の重装備ツーリング車というのは、とにかく台数が売れません。
自分で言うのもなんですが、マニアック過ぎるのです。
ゆえに、MASIさんでもしばらくすると、廃番となってしまいました。
私がbikeportさんに所属していたときに書いた記事です。
2026年にオオスメするのであれば
2026年であればボムトラックさんの車体が似たようなコンセプト、車体でしょう。
次に重装備型のツーリング車を新調するのであれば、ボムトラックさんのARISE TOURかHOOK EXTにしようと思います。
bombtrack ARISE TOUR
ARISE TOURはオンロード中心の重装備ツーリング車です。
この車体は、非常に琴線に触れます。

画像引用 bombtrack
まず、この画像を見て、お分かり頂けるでしょうか。
配線が全て外になっています。
これが極めて重要で、ツーリング中にブレーキ、シフトワイヤーが切れる、というのは、時々あることなのです。
ワイヤーがフレーム、ハンドルバー、ステムの中などを通っているバイクで、ツーリング中にワイヤー切断があった場合、複数の専用工具無しで、新しいワイヤーを狭い空間を通していくことは極めて困難です。
つまり、出先で修理することはほぼ不可能です。
ワイヤー類が外に出ていれば、修理が簡単で、その場で復旧させることができるのです。
これは極めて重要と考えますが、現代のロードバイクというのはとにかく日々の手入れがされていることが当然で、最悪、一日のレース、イベントだけ持てば良い、という極端な設計思想のものが多いのです。
そのため、鈍重さ、冗長性というものを捨てて、瞬間最大風速的、局所的な速さを追求しています。
現代ロードバイクの苦言はこのくらいで良いとして、フレームは当然、クロモリで破断に強いパイプとなっています。
フロントフォークもクロモリ、というのが安心です。
これで超重量を積載することができます。

画像引用 bombtrack
ハブダイナモも装備しているため、万一のバッテリ切れでも暗闇を安心して走ることができます。
(ハブダイナモは輪行するときに、配線のつけ外しが面倒で、その点はマイナスポイントとなります。
自分のスタイルに合わないときは、ハブダイナモの付いていない、通常のホイールを入れ替えても良いでしょう。
私も適宜、ツーリングの方向性に応じてホイールを交換しています。)

ギア比0.6に近いという、超ローギアを標準装備しているのも、分かってる!!と絶賛したいところです。
(私の良く使っていた車体も、フロント30T、リア52Tというギア比0.57にしてあります)
20-30kgとかの荷物を積載して、斜度10%以上の山岳を攻略する、という狂気じみたツーリングをする場合、ギア比が極端に低くないと突破できないのです。
後からカスタマイズするくらいなら、始めから超低ギアであれば良い。
素晴らしいのであります。

画像引用 bombtrack
エンドがスライドするのも、フレームが歪んだときの応急処置として、エンド自体をスライドさせてなんとかする、という荒業が使えるのでありがたいです。
ディスクブレーキもワイヤー式にしてあるのが心憎いです。
油圧のオイル漏れというのも、無くはないトラブルですから、もう最初からワイヤーにしておけ!!ということでしょう。
超長距離ツーリングを志向するのであれば、悪くない選択です。
ブレーキ本体には、TRPのものが使われて、ワイヤー式だけれども、できるだけ制動力は上げたい、という設計者の良心が垣間見えます。

画像引用 bombtrack
このツーリングバイクを設計した人は、相当なマニア、実経験がある人ですね、というのが良く分かります。
私が望む要素をこれでもか!!というくらい満たしてくれています。
bombtrack HOOK EXT
HOOK EXTは27.5インチタイヤを履くことができる、というのが最大の特徴で、これはマウンテンバイク用のタイヤが履けるということであります。

画像引用 bombtrack
つまり、オンロード以外の荒野を行く!!といったツーリングが可能となります。
日本でこのような路面を見つけることは難しいですが。。。実用性があるとすれば、雪面でしょう。
27.5インチのスパイク付きタイヤ、シュワルベのものなど、を履けば、雪道の走行が可能になります。
ただし、雪道走行は転倒のおそれが常にあるため、いかにスパイクタイヤを履いたといっても、市街地や交通量の多い雪道を走るのは賢明ではないと、ご助言申し上げます。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。

コメント