皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は

の続きです。
結論
この本は面白いです。
これ単独であれこれ詳しくなる、というのではなく、自転車の問題点、仕組みなどを広く解説したものです。
しかし、ボトムブラケットのシェル幅を解説していたり、逆ネジの部分を解説していたり、マニアックな箇所もあります。
最大の特徴は、参考文献に、自転車産業振興協会発行の、スポーツバイクメカニック教本を挙げていることでしょう。
スポーツバイクメカニック教本は、基本的にプロ、もしくはプロを目指す人向けの教本で、自転車専門学校の、東京サイクルデザイン専門学校さんもテキストに採用しておられます。
また、なんと、ラッコ店長も所有しています。
きちんとした底本があった上での本書、きちんと知りたい! スポーツバイクメカニズムの基礎知識ですから、叙述の正確性、信頼性があります。
しかし、自転車雑誌の記事にあるような、根拠のない(大変失礼)煽り文句、主観的な主張などとは無縁で、味気ない、つまらないとお感じになるかしもれません。
上述のように、本書は、そもそも教科書を簡易化、簡略化した本ゆえ、ほとんど教科書なのであります。
本書を読んで物足りない、という場合は、後述のスポーツバイクメカニック教本をお読みになるのが良いでしょう。
メカニック入門のプロと同じものが欲しい方
世の中に、スポーツバイクメンテナンスの本は無数にありますが、結局はプロが使うものを参考にするのが終着点ではないか。。。と考えます。
冒頭で述べました教本が、自転車専門学校のテキストになっておりますし、内容も有りえないほど高度、というわけではありません。
プロを目指す、メカニック入門者向けのものであって、一般の方でも十分に理解可能です。
(ただし、求められる作業の精度、丁寧さは一般書とは異なります。)
スポーツバイクメカニック教本(カーボンロードバイク七分組み編)が最も実用的でしょうか。
これは、ブランド、輸入代理店から小売店に出荷された状態では、比喩的に7割程度、完成された状態であると言われておりまして、そこから完成車状態にするまでの手順を示したものです。
アマチュアの方がするメンテナンスとして、十分に網羅されています。
接客の姿勢、心構えなども論じられています。
この教本で網羅されていないのは、BB分解、ヘッド分解、ホイールの触れ取りなどでありますが、いずれも少し誤るとフレーム、パーツの損傷につながりかねない繊細な部分であります。
この部分までメンテナンスしたい、ということであれば、
スポーツバイクメカニック教本(ロードバイク編)などをお読みください。
スポーツバイクをメンテナンスするにあたって、だれでも一度はパーツ、フレームを壊してしまうものです。
そのため、ご自身で全てメンテナンスしたい、という方は、練習用の機材、ロードバイクから挑戦なさるのが無難と考えます。
なお、上記スポーツバイクメカニック教本は、Amazonなどの一般書店では販売されていません。
自転車産業振興協会さんから直接、ご購入ください。
BBB-4 ビッグブルーブック 完全にプロ向けの参考書
完全にプロ向けの教本としては、パークツールが出版している参考書があります。
BBB-4 ビッグブルーブックというものです。
これは全て英文、ではありますが、パーツの原理から工具の使い方まで、実に丁寧に解説してあります。
この本が、スポーツバイクメカニック用の教本として、まさに終着点と言えましょう。
(しかし、手に馴染んだ経験も重要でして、知識を過信しすぎないことも必要です。)
工具選びで迷ったら
こだわってロードバイクの整備をしたいのであれば、工具もある程度の高級品である必要があります。
工具は精度が重要で、お安い工具はびっくりするほど精度が低く、また工具自体の耐久度も低いので、すぐに精度が甘くなる、壊れてしまいます。
高級バイクを整備するときは、工具もまた良いものでないと、釣り合わないでしょう。
定番なのは、パークツールのものです。
私も全てではありませんが、概ねパークツールの工具を愛用しています。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。
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