皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
冬真っ盛りです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
ロードバイクのトレーニングは外で走ることが一番、そのようにお考えでしょうか。
しかし、冬は寒いですし、路面凍結のおそれ、北西風が強いといった、あまり良い条件が重なりません。
ラッコ店長も、冬の間はツーリングこそ実施しますが、日々の運動はほとんどお家の中でこなします。
ローラー台の種類
お家の中でのトレーニングに向いているのが、ローラー台です。
ローラー台は、大きく分けて3種類あります。
1 固定式ローラー台
2 スマートローラー台
3 三本ローラー台
です。
結論から申し上げて、ラッコ店長は3 三本ローラー台をおすすめします。
以下、詳述します。
固定式ローラー
リアホイールを固定して、リアホイールの回転に負荷を与えることで運動強度を確保します。
摩擦抵抗や磁力などを使って、抵抗が増えるようにしてあります。
利点としては、筋力トレーニングに向いている、ということです。
簡単に負荷を上げることができるため、ぐんぐん踏むこむようなトレーニングに向いています。
また、機材の構造が単純で、価格が3種の中で比較的低廉である、という利点もあります。
しかし、固定式ローラーには致命的な弱点があります。
つまり、リアホイールを固定(場合によってはフロントホイールも固定)しているため、適当にペダリングしても転倒、怪我のおそれがほとんどありません。
これは、安心、安全ということでもあるのですが、ロードバイクはバランスを取りながら進んでいく乗り物です。
コーナリング時、減速時など、バランス感覚が重要であることは言うまでもありません。
しかし、固定式ローラーに慣れていると、とにかくトルクをかけようとする、奇妙なペダリングになりやすいのです。
もちろん、熟達している方が筋力トレーニング、もがく練習として固定式ローラーを使うのはありです。
しかし、初心者の方がいきなり固定式ローラーから始めるのは、個人的にはおすすめしません。
その理由は、前述しましたように、固定式ローラーではバランス感覚が養われにくいからです。
また、別論になりますが、固定式ローラーの場合、リアタイヤの消耗が激しいため、練習用のタイヤ、ホイールを使うのがよろしいでしょう。
高級タイヤを使って固定式ローラーを使うのは、悪いとは申しませんが、かなり贅沢なトレーニングです。
しかし!!
転倒のおそれがない、というのは最大の利点で、固定式ローラー台を全否定するものではありません。
ミノウラさんのものが定番でしょうか。
スマートローラー
次に、スマートローラー、というローラー台があります。
リアホイールを外して、専用スプロケットにチェーンを装着し、専用ホイール(のような機構)で抵抗を生じさせて運動負荷とします。
スマートローラーの長所は、リアホイール、リアタイヤの消耗をしないで済む、ということにあります。
高級ロードバイクの場合、ホイールを回転させるだけで内部のベアリング、タイヤが消耗するわけでして、この損耗を防いでくれる、というのはありがたいです。
また、内部にトルク検知、出力を検知してくれる機構を備えているモデルがほとんどで、ゆえに「スマート」と名乗っておられるのでしょうが、この出力検知機能によって、zwiftといった仮想現実のアプリケーションとの相性が良くなっています。
逆に申し上げれば、zwiftに適合している、というのが唯一の取り柄で、zwiftを重視しないのであれば、スマートローラーである必然性がありません。
欠点しては、機構が極めて複雑であるため、¥100,000以上といったモデルが多く、トレーニング機器として高価な部類に入るでしょう。
ところで、自転車業界で最も売りたいのは、このスマートローラーです。
単価が高いため、一番利益になります。
また、スマートローラーであれば、zwift環境を実現するために、様々な追加投資、機材を購入しなければならないため、商材として優れているのです。
ゆえに、お店で最もおすすめされるのは、このスマートローラーでしょう。
しかし!!
やはりこのスマートローラーまで購入する方は、相当なマニア。
あるいは、zwiftが大好き、という方ばかりです。
当店でも、年間に1台売れるかな。。。といった逸品です。
欠点をさらに挙げるとすれば、準備が面倒、というものがあります。
スマートローラー用の車体があれば良いのですが、そうでない場合、ロードバイクのリアホイールを外して、スマートローラー台にチェーンをひっかけて、それからトレーニング開始です。
トレーニング終了後は、再びホイールを戻さなければいけません。
三本ローラー
最後に、ラッコ店長がもっともおすすめする、三本ローラーです。
三本ローラー最大の長所は、ペダリングのバランス感覚を養いながら心肺のトレーニングもできる、という総合力の高さにあると考えます。
今まで申し上げましたように、三本ローラー台以外のローラー台は、存在をまったく否定は致しませんが、ロードバイクとは違った、別種のフィットネス器具と理解すべきです。
三本ローラー以外の器具は、そもそも適当にペダリングしても良い、という点で、もはやロードバイク、自転車ではない、と考えます。
ロードバイクにおいてバランス感覚は極めて重要です。
単なる筋力トレーニング、心肺トレーニングであれば、何もロードバイクを使わなくてもよろしいではありませんか。
ところで、下手固めという言葉があります。
間違ったフォーム、姿勢でなんどもトレーニングすることで、それが染み付いてしまい、もはや矯正できない、上達の阻害となる、という意味です。
初心者の方がローラー台でトレーニングするにあたって、三本ローラー以外のローラー台の場合、この下手固めに陥る可能性があります。
奇妙なペダリング姿勢や、左右バランスが悪すぎても固定ローラーでは余裕余裕、とにかく速く、トルクをかけるだけのペダリングになりがちです。
しかし、三本ローラーであれば、下手な場合、ひっくり返りますから、それで無理矢理矯正されるのです。
獅子が崖から我が子を突き落とすがごとく、いばらの道でありますが、何事も最初が一番肝心です。
少し怖いかもしれませんが、人生で最初に自転車に乗れたときのことを思い出して、ずばっと一気に加速すれば大丈夫!!
くるくるとローラーが回って、車体が安定していきます。
問題は止まるときです。
路上のときのように、ブレーキをかけてはいけません。
三本ローラーは、ホイールが前方に向かって回転しているときは、支えるローラーは逆向き、つまり後方に回転しています。
ブレーキをかけると、車体のホイールは回転を止めるのに、支えるローラーは後方に回転したまま、つまり車体が後方に吹き飛ばされます。
極めて危険であるため、ブレーキをかけてはいれません。
そのままペダリングを緩やかにして、ローラーの回転を下げていってください。
そして、路上でロードバイクを止めるよりも圧倒的に速く、車体が失速します。
その失速をうまくいなして、自分も倒れないようにする、それが克服できれば三本ローラーを安心して続けることができます。
どうしても不安、という方は日光までお越しください。
ラッコ店長が直接、お教え致します。
次に、三本ローラー台、二番目の利点は、準備が楽、ということです。
ローラー台をぱかっと広げて、車体を乗せるだけで完了!!
この簡便さが重要なのです。
そもそもトレーニングなぞ、スキマ時間、空いている時間にささっとこなすのが重要なのです。
トレーニングをするための準備時間は完全に無駄のカタマリ、何の生産性もありません。
三本ローラーであれば、瞬時に運動開始、やめたくなったら降りて車体を壁に立てかけて、(お使いてれあば)マットをぱぱっと片付けて終わり!!
ぎょうぎょうしい準備なぞ不要。
いちいち衣服を着替えるのも面倒です。
ラッコ店長も部屋着のままトレーニングしています。
また、靴はSPD SLにするのが最良ですが、慣れないうちはスニーカーなど、すぐ床に足をつけやすい靴にしておくのが無難でしょう。
ラッコ店長の普段の様子です。
ローラー台に乗せて、パソコンで動画を拝見するのが好きなのです。
これで4時間でも8時間でも続けることができます。
床のマットをひくかどうかでありますが、ひいたほうが良いと思われます。
まず、床の傷防止です。
ローラー台がどのような床であっても傷つけてしまうでしょう。
次に、振動の防止です。
ゼロにすることはできませんが、軽減することが可能です。
専用のマットも販売されています。
しかし!!
高いので、ラッコ店長は昔からタイルカーペットを5重くらいに重ねて、それでなんとかしています。
いまのところ、苦情を言われたことはありません。
タイルカーペットなら、何にでも使えるし、トレーニング終了後の後片付けも楽なので、愛用しています。
あまり格好いいサイクリストではありませんね。
はは。
しかし、トレーニングの重要性は格好良さではなく、トレーニングの効果をどのくらい効率的に引き出すかです。
格好なぞ、どうでもよろしい。
最後に、三本ローラー台は構造が単純であるため、安価なモデルが多い、という長所があります。
ラッコ店長はELITEという会社のものを使っておりますが、国内ではMINOURAさんのものが一番人気です。
どちらでもよろしいでしょう。
負荷付きのものが、より運動強度を高めることができます。
がっ
実は負荷なしのものであっても、十分に汗はでますし、負荷付き機構そのものがローラー台に負担を与えて壊れやすくなる、という欠点もあります。
ラッコ店長のモデルは、ELITE ARION MAG 負荷付きのものです。

画像引用 カワシマサイクルサプライ
なお、ローラー台は多少の振動、音が発生します。
木造の集合住宅にお住まいの場合、近隣住民の方々のご理解が必要になるでしょう。
戸建てのお家にお住まいの場合、ご家族のご理解が必要になるでしょう。
鉄筋のマンションにお住まいの場合、階下への振動はほとんど無いと思われますが、ご家族の承諾は必要と思われます。
トレーニングは飽きずに、長く、しつこく続けることが重要であります。
体脂肪、体重もあっという間に落ちますよ。
(ラッコ店長はかつてローラー台を使って1ヶ月で12kg減量したことがあります。)
三本ローラー台であれば、それができるため、大好きなトレーニング機材なのであります。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。


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