地獄からの生還 その15 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 移動式レントゲン撮影機 救命救急センター個室へ 初点滴 2025年11月6日

ラッコ店長
画像引用 外科医の視点https://keiyouwhite.com/infusion

ラッコ店長です。

本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。
苦手な方はお読みにならないでください。

本記事は

地獄からの生還 その14 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / CTスキャン 造影剤
ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。激痛のCTスキャン寝台に載せられたまま、別室に連れて行かれ、CTスキャンをします、と告げられました。なるほ...

の続きです。

激痛の移動式レントゲン撮影機

CTスキャン終了後、今度はレントゲン撮影をすることになりました。
通常、レントゲン撮影とは、患者さんが撮影機の前に立って、X線を照射して撮影すると思われます。

しかし、私の場合、立ち上がることなどできません。
そのような患者には、移動式のレントゲン撮影機、というものが存在するのです。

画像引用 島津製作所

この移動式レントゲン機械を患者さんの脇にもってきて、さらに、撮影をクリアにするためなのか、X線を反射させるためなのか、鉄板を背中に入れて撮影します。

この鉄板を入れる作業が激痛なのです。
そもそも、わずかに体が動いただけで痛いのに、背中を持ち上げて、しかも厚みのある鉄板をいれるなど、とんでもない激痛でした。

画像引用 山梨厚生病院

レントゲンを撮影して、30秒は痛みのあまり、身動きができない状態でした。

寝台ごと運ばれて、(後に分かりましたが)救命救急センターに移動しました。

救命救急センター 個室

撮影をした画像などの診断結果が出るまで、私は救命救急センターの個室に収容されました。
今(2025年12月25日)、思い返してみますと、私はインフルエンザA型も保有していたため、救命救急センター内で感染が広がると大変であることから、個室をあてがわれたものと思われます。

そして、退院間近になった頃には理解できましたものの、私が収容された個室は、救命救急センターの入口そば、入って右手二番目の個室でした。

救命救急センター 概念図

この個室が修羅場でございました。
重症患者さんの多い救命救急センターの中でもさらに、重症度の高い方が運ばれる区域で、24時間びしゃああああああ!!と明るいまま、医療機器の電子音は常時なりっぱなし、医師や看護師さんもひっきりなしに移動している、話し声も聞こえるのでした。

実は上半身を横たえること自体が激痛でありますが、そうしないと治療もできない、ということなのでしょう。
なんとか横たわりました。

もちろん、この時点では、私がどこの病院の、何階に運ばれているのか、ということは全くの不明、分からないことなのでした。

点滴

画像引用 外科医の視点 https://keiyouwhite.com/infusion

起き上がることもできないため、食事ができないと判断されたのでしょう、人生で初めて点滴というものを設置しました。
右手に設置しました。
視線をあまり上下できないため、よく分かりませんでしたが、右に塔のようなものを立てて、そこにいくつかのバッグが設置されておりました。

点滴を設置すると、あまり自由に腕が動きません。
今(2025年12月26日)、振り返りますと、右半身は激痛で動きようがないので、右に常設の点滴を設置するのは、至当な判断と考えます。

これがとんでもなく痛いといいますか、針を刺す時もまあ。。。痛いのではありますが、問題は刺した後です。

私が救命救急センターの個室に収用されたのは午前10時-11時くらいだったのでしょうか。
点滴のタイミング、必要量を短時間に投入しなければならないようで、それが痛いのです。
つまり、血管に通すことのできる限界まで通されているようで、血管が内部から破裂するのではないか!?というくらい、今までの人生で体験したことのない若干の恐怖と痛みがありました。

私がこのように考えているのも妄言とも言い切れず、以後、一ヶ月近い入院生活を続けていく中で、無意識的に点滴を外してしまおうとする患者さんが何人もおられました。
やはり、普通に痛いし、苦痛なのでしょう。
看護師さんたちが、必死に、これは大切な管だから、外しちゃ駄目、と毎日、どこかでこのような会話が聞こえてくるのでした。

幸いなことに、私は意識と判断力が残っていたので、理性で恐怖心を押し込めることができました。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。

その16

地獄からの生還 その16 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 激痛のカテーテル 2025年11月6日
ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。カテーテル装着 座学と実体験の違い2025年11月6日次々と看護師さんがやってきて、私に様々な処方を施して...

本シリーズの記事 随時追加

地獄からの生還 その1 大分県 ロードバイクひき逃げ事故
ラッコ店長です。11/6 午前8時頃、大分県のトンネル内でひき逃げの事故に遭いました。右肺裏、肋骨が2本折れ、肺に穴が空きました。さらに体温が40度近くから下がらず、死の淵をさまよっておりました。携帯電話を操作できるほどには回復しました。地...
地獄からの生還 その2 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 救急車
ラッコ店長です。この記事には、衝撃的、交通事故に関する痛ましい記述があります。そのような内容が苦手な方はお読みにならないで下さい。本記事はの続きです事故現場2025年11月6日午前8時2分頃、大分県国見町、国道213号線、松ケ島トンネル6内...
地獄からの生還 その3 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 緊急手術
ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。救急車 搬入私は地面にうずくまったままで、立ち上がることもできないため、担架を横に滑らせて、台車のうえに乗...
地獄からの生還 その4 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 /ドクターヘリで空から緊急搬送
ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。救急車発進 ヘリポートへ救急車が発進しました。ヘリコプターに乗ります、と説明を受けました。登ったり降りたり...
地獄からの生還 その5 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 集中治療室 カテーテル
ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。縫合病院に到着しました。私はベッド、担架に寝たままで、うっすらと天井を見ておりました。右脇がすさまじく痛い...
更新再開 地獄からの生還 その6 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 近況報告 エアロバイク
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。いきなり近況報告あまりにも多くのことがありすぎて、時系列を無視して、2025年11月2...
地獄からの生還 その7 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 極めて暗い話題 トンネル走行の安全度の上げ方 対策
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故、極めて暗い話題が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事は大分大学医学部付属病院 病室内で記述したものです。本記事はの続きです。極めて暗い話題 辛...
地獄からの生還 その8 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 激突 もぎ取れたミラー
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事は大分大学医学部付属病院 病室内で記述したものです。本記事はの続きです。激突午前8時2分ごろ、松が丘トンネ...
地獄からの生還 その9 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 逃走 救助 救急車
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。転倒自動車のミラーが私の右肺裏に激突し、ミラーがもぎ取れて路面に落ちました。ぐはあ、当てられ...
地獄からの生還 その10 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 切り裂かれるウェア 緊急手術 2025年11月6日
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。救急車内救急隊の方のご助力で担架に乗ることができました。事件現場を離れるに際して、貴重品はあ...
地獄からの生還 その11 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / ドクターヘリに収容 上空から別府湾を見る 2025年11月6日
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。救急車内の手術救急車内で体内の空気排出、ドレイン挿入によって、ありがたいことにその場で死なず...
地獄からの生還 その12 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 切り裂かれたウェア 2025年11月6日
皆様、こんにちは!!ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。切り裂かれたウェアと対面前後の記事と時系列がすこし飛びます。2025年12月15日、大分県か...
地獄からの生還 その13 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 地獄の署名
ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。天井を見続ける動く担架に載せられ、仰向けになったまま、次から次へとドアが開いていきました。まるで映画のよう...
地獄からの生還 その14 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / CTスキャン 造影剤
ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。激痛のCTスキャン寝台に載せられたまま、別室に連れて行かれ、CTスキャンをします、と告げられました。なるほ...
地獄からの生還 その15 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 移動式レントゲン撮影機 救命救急センター個室へ 初点滴 2025年11月6日
ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。激痛の移動式レントゲン撮影機CTスキャン終了後、今度はレントゲン撮影をすることになりました。通常、レントゲ...
地獄からの生還 その16 大分県 ロードバイクひき逃げ事故 / 激痛のカテーテル 2025年11月6日
ラッコ店長です。本記事には、衝撃的、痛ましい交通事故の内容が記されています。苦手な方はお読みにならないでください。本記事はの続きです。カテーテル装着 座学と実体験の違い2025年11月6日次々と看護師さんがやってきて、私に様々な処方を施して...

コメント

タイトルとURLをコピーしました