皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
ラッコ店長は、長いこと関東地方で生息しておりました。
キャンプといえば、夏、夏休みを利用した行事、というイメージの強いものでした。
しかし、大人のラッコになって、改めて考えてみますと、キャンプは冬がベストと考えるようになりました。
(本稿では、冬に豪雪となる地域、零下10度以下になる地域は対象としません。)
暑くない
これが極めて重要な要素です。
夏場のテントは灼熱地獄
テントは通気性が悪いです。
そもそも、テントとは風雨、寒さを防いで、生存可能性を上げるための道具で、通気性の良いテントというものは、自己否定に近いからです。
もちろん、全面メッシュというテントも存在しますが、それでも冷房が効くわけでもなし、積極的に涼しいわけではありません。
夏場のテントは地獄のような環境です。
例えば、7月、8月に沖縄では、凄まじい湿度、熱気でテント生活をすることは不可能と考えます。
(沖縄には、野営禁止という島、地域が多くあるため、ご注意ください。)
テント内の暑さで汗が滝のように吹き出て、眠ることなどできないでしょう。

夏のテント 地獄のような環境へようこそ
沖縄でなくとも、夏、本州の平野部は夜間30度を超すことも珍しくありません。
一部の高原や高山、北海道などを除いて、もはや、夏にキャンプ、テント泊をする、などということが不可能な時代になったと考えます。
冬のテント泊は快適
冬にテントなんて、寒くないの?とよく質問を受けます。
結論から申せば、寒いけど耐えられるし、暖かくなる方法はいくらでもあります。
確かに、用具、用品は夏に比べると必要です。
しかし、それほど高価なものでなくても暖かくする方法はあります。

2025年1月 厳島にて
マットを高性能なものにする
まず、マットを耐寒性能の高いものにすることが必須です。
地面からの底冷えが凄まじく、この放熱を防ぎませんと、場合によってはご他界頂くことになります。
残念ながら、ホームセンター等で売られている、パタパタと折り畳める簡易マットでは能力不足でしょう。
(冬場以外であれば、簡易マットでも耐えられる場面はあります。)
ラッコ店長は、mont-bellのエクセロフト エアパッドというものを愛用しています。
防寒性能が高すぎることもあり、そのときは空気量を減らすことで涼しくすることができます。

また、荷物に余裕があるときは、カッチリと体を支えてくれるmont-bell(モンベル) U.L. コンフォートシステム アルパインパッドも好きです。
25mmの厚さでは防寒性能が万全とはいえないことがあり、そのときは、もう少し厚めのマットを使っても良いでしょう。
(ラッコ店長は38mm、50mm厚のマットを使うことがあります)
寝袋を高性能なものにする
寝袋もしっかりしたものであれば、寒い、ということは全くありません。
外気温がマイナス5度以下でも、寝袋にくるまっていると、暑すぎて汗をかく、ということがあるくらいです。
必要な耐寒性能は、野営する環境、個人差の大きい部分です。
一般的には身長、体重があり、お若い方ほど寒さに強くなります。
ラッコ店長はどうにも寒くて寒くて、寝袋に記載されている耐寒性能から5度くらい余裕がないと、寒くて寝付けません。
関東地方の平野部であれば、マイナス5度まで対応している寝袋であれば万全、0度まで対応している寝袋でもなんとかなる、というところでしょうか。

お安い寝袋と高価な寝袋の違い。
なお、私自身、Amazonさんの商品、リンクをご紹介しておりますが、寝袋は価格差がとてもあります。
冬のキャンプが初めて、これから続けるかどうか分からない、という場合には、お安いものでもよろしいでしょう。
また、本ブログはロードバイクを使ったキャンプツーリングを念頭に記事を書いておりますが、クルマやオートバイ等、用具類の重さをあまり気にしなくて良い環境であれば、お安く、大変失礼ながら重い寝袋でもなんとかなります。
厳しい環境でも野営する、運搬できる重量、体積に制限がある、という環境では、高価格な寝袋の恩恵が増してきます。
さらに、安価な寝袋は使われているダウン、羽毛の質がよろしいとはいえず、防寒性能に難があったり、臭いが強烈であったり、すぐにヘタってしまったりと、やはりお安いだけの理由はありますが、前述しましたように、キャンプが生きがい!! 仕事!!とかでも無い限りはお安いものでも代用できます。
代用できる(大変失礼な表現でございますが。。。)一例。
私もキャンプ生活の初期のころは、¥10,000前後のシュラフを使って生存しておりました。
不満がでてきた後に、¥50,0000以上する寝袋たちを揃えていくと良いでしょう。
(ラッコ店長も寝袋に¥50,000以上するの!?と最初はのけぞりましたが、じきに、そのくらい当たり前、ハイエンドモデルは¥100,000近くする、という価格設定を当然のように受け入れていきました)
安価な寝袋の例
一応羽毛ですが、650FP(フィルパワー)、それほど高くない性能の羽毛でかさばります。
暖かさも最低限、寝袋が伸縮しないため、寝心地も良くないです。

650FPのお安い寝袋
比較的高品質な寝袋の例
軽く、暖かく、伸縮性も高いです。
また、一度寝袋が濡れても乾きやすいです。
mont-bellのダウンハガー800 #1(2026年では廃番)
後継モデルは、


mont-bell 800FPの比較的良い寝袋
暖房器具を使う
テント内、衣類の内側に暖房器具を使うと、ものすごく暖かくなります。
荷物の積載量に限りのあるロードバイクであれば、燃料式カイロ、ハクキンカイロをおすすめします。
ハクキンカイロがあれば、氷点下のツーリングでも、余裕でこなすことができます。
私も厳冬期のツーリングには、このハクキンカイロを最大5つ持っていって、ウェアの後ろポケットに3つ(自転車用のウェアは後ろにポケットが3つついているものです)、おなかに2つ(ビブタイツのお腹部分に挟み込む)入れて走っています。


オートキャンプ等で、積載量に余裕がある、というのであれば、そもそも暖房器具を持ち込むのが有効です。
お一人であれば、カセットボンベを使って暖をとることのできる、Iwatani マイ暖IIIが役立ちます。
https://racco-cycle.com/2025/02/09/iwatani-cb-stv-myd/
ストーブを持ち込めば、無敵というほどの防寒性能を発揮してくれるでしょう。

虫がいない
冬場は虫さんがほとんどいません。
夏場は、テントを設営するだけでも蚊に何箇所もさされる、外で食事をすることなど不可能なくらい寄ってくると、夏場は虫さんの襲来がやっかいなのです。
夏の森では、ヒル、マダニなどに噛みつかれることもあります。
ラッコ店長も、2025年の夏にマダニに噛みつかれ、凄まじい痛さに声を上げたことがあります。
病気などの原因にもなりますから、単に虫さんと軽んじることはできないのです。
冬場であれば、虫対策もほぼ無用です。
本稿の趣旨とは外れますが、夏場、キャンプをするのであれば、強力な防虫剤、忌避剤が必須と考えます。
ラッコ店長は、まずテントを設営する予定地のまわりに、以下の忌避剤を散布して、それからテントを張ります。
(ガススプレーのため、当然ながら飛行機に乗せることはできません。いつも現地で調達しています。)
自分自身の腕、足にも塗布しておきます。
これを怠ると、蚊に刺されたり、マダニ、さらにはアリ!!などに噛みつかれます。
星がきれい
太平洋側の冬は晴天が多く、空気が澄んでいます。
そのため、冬の星空がよく見えるのです。
夏とは次元のことなる、クリアな星空を見ることができます。
また、前述のように虫さんがいないため、ゆっくりとテントの外で星を眺めることができます。
キャンプ場が空いている
近年のキャンプブームは凄まじいです。
数日前では予約すら不可能、というキャンプ場もあります。
冬であれば、一般の方(大変失礼)の利用がぐっと減るため、キャンプ場の予約がしやすいです。
また、これまた失礼な表現ながら、キャンプなれしていない方、キャンプ場の流儀を尊重してくださらない方が減るため、キャンプ場が静かで、のんびりと過ごすことができます。
お値段も冬場は安いことが多いです。

2025年1月 愛媛県 空いているキャンプ場
冬キャンプに向いたクッカー、調理具
冬は気温が下がるため、クッカーも耐寒性能の高いものがよろしいです。
最も耐寒性能の高いクッカーはガソリン式のものです。
燃料の保存、クッカー自体のメンテナンスなど、ロードバイクを使ったツーリングには使いにくいと思われますが。。。それぞれの方の価値観にお任せします。
ロードバイクを使ったキャンプツーリングで使いやすいのは、ガスカートリッジ式のものです。
汎用性を重視するのであれば、カセットボンベ式のものを、燃料の調達、運搬に問題がなく、割高でも良いのであれば、アウトドア缶のものが選択に入ります。
(ガスボンベ等も飛行機に乗せることはできません。
現地で調達することになりますが、カセットボンベであればコンビニエンスストアでも調達可能です。
アウトドア缶は、文字通りアウトドアショップ、大型のホームセンターなどにしか置いていないでしょう。)
ラッコ店長は厳冬期でも火力低下の少なく、さらに汎用性の高い、カセットボンベ式のバーナーを使っています。
国内のツーリングであれば、個人的には、これが最適解と考えます。

皆様の冬キャンプが素敵なものとなることをお祈りしております。
本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。


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