皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
本記事は、ロードバイクで温泉地を巡る、というシリーズです。
温泉を扱った記事としては、以下のものがあります。





本稿では、自転車、ロードバイクで埼玉県秩父までの行き方について述べます。
(東京、神奈川などの南関東から出発した場合について述べます。)
完全自走
まず、すべて自走して行く、という方法があります。
秩父は前述しましたように、埼玉県で、東京から全て自走したとしても到達可能な場所にあります。
荒川沿いコース

走行距離 116km
獲得標高 446m
(走行距離、獲得標高はあくまでも目安です。)
完全自走するのであれば、このコースが最もおすすめできるものです。
仮に新宿からスタートしたとすれば、北に進み、赤羽周辺、荒川まで北上します。
荒川サイクルングロードに合流した後は、ひたすら荒川沿いに北西へと進みます。
川越、行田、寄居、長瀞などを通過して、秩父に到着します。
このコースは寄居、長瀞などのゴール付近を除いて、サイクリングロードが完備されているため非常に安全です。
また、ルートが単純であるため迷うこともありません。
(埼玉県はロードバイクで走ると、迷いやすい県です。
というのも、埼玉県は住宅地が多く、それぞれの道が蛇行、斜めに走っていて直線路が少ないです。
道が入り組んで、東西南北の方向感覚を失いやすいため、迷いやすいのです。
荒川沿いであれば、川沿いに進めば良いため、安心です。)
さらに、荒川は大河で、大きな川沿いということは、高低差も少ない、ということです。
非常にロードバイクに向いたコースと言えましょう。
荒川沿いには、たくさんの見どころがあります。
杉山城
お城マニアであれば、杉山城がおすすめです。
正確な築城年代は確定されていないようですが、精緻な土塁、土塀が現存しておりまして、のけぞるほどの見事さです。




長瀞(ながとろ)ライン下り
秩父の一大観光スポットに、長瀞ライン下り、というものがあります。
名称は長瀞ライン下りですが、長瀞とはあくまでも地名です。
下るのは東京都にも流れている、あの荒川です。
長瀞ライン下りは、非常に人気で、休日、お昼ごろには、数時間待ちといった順番待ちが発生することがあります。
15名以上の団体客さんの場合は、予約が可能です。
14名以下の場合、webサイトには優先予約といったシステムが散見されますが、私の見る限り、稼働していないと思われます。
いずれにせよ、少人数で長瀞ライン下りをする場合、予約は不可能と考えた方が良いです。
空いているのは早朝、営業開始直後です。
この時間帯に長瀞に到着できるよう、時間を計算して出発する必要があるでしょう。
長瀞ライン下り自体は、人気のアトラクションということもあり、素晴らしい内容です。
コースは2種類あって、
バスで上流まで運んでもらってお船で下る
お船で下った後、バスで上流まで運んでくれる
です。
混雑時によっては、コースの選択ができないことがあります。
かなり売り手市場といいますか、船会社の都合にあわせて(凄まじく失礼)運用されていますから、現地に着いたら臨機応変に対処するしかないでしょう。
ロードバイクで到着しても、前述のようにバスが送迎してくれるため、車体を船着き場近くに駐輪させてライン下りに参加することが可能です。







店舗イベントで、長瀞ライン下りをしたことがあります。


上級編 正丸トンネル経由
上述しました荒川沿いは迷いにくく、安全なルートです。
しかし!!
それではあまりにも単調、つまらないという方もいらっしゃるでしょう。

走行距離 80.5km
獲得標高 921m
(仮に)新宿を北西に進みます。
埼玉県飯能まで進み、国道299号線に入ります。
高麗川(こまがわ)沿いに、狭い渓谷をひたすら北西に進みます。
正直申して、全然快適ではありません。
コンビニエンスストアやスーパーといった補給できる商店は、東吾野に入る手前に一件あるのみで、あとは秩父まで突破するまでは満足な補給ポイントがありません。
途中休憩できるような公園、喫茶店などもありません。
唯一、東郷神社が少し息を入れられる場所でしょうか。

正丸トンネルを突破するルートを選択する場合、その日のうちに秩父まで到達することが重要でしょう。
補給に難があるため、渓谷内で野営することはおすすめしません。
(ラッコ店長は一度だけ、渓谷内で野営したことがありますが、とてつもなく劣悪な環境でした。
夜間であるからクルマは少ないだろうと甘く見ていたら、夜中であっても大量のクルマが往来しておりました。)
最大の難関は、正丸トンネルです。
凄まじい交通量にひるみますが、これを突破すれば秩父です。
早朝は大型トラックの往来が多く、通勤時間帯は乗用車がものすごく通るため、十分にご注意ください。

鬼門 正丸トンネル
最上級編 真の地獄 正丸峠経由
真の地獄といえるコースはこちらです。
正丸トンネルではなく、正丸峠を突破します。
走行距離 88.3km
獲得標高 1,146m

正丸峠は、関東でも屈指の悪路です。
正丸トンネルが開通し、旧道である正丸トンネルは、正直に申して打ち捨てられています。
地雷原かと思う路面、崩壊したガードレール、放置された土砂崩れなど、極めて劣悪な道です。
さらに、道幅は狭く、曲がり角の先が見えないなど、好んでここを通るクルマはいないでしょう。

もはや地雷原というべき道

ガードレールには激突した跡が残る

崩壊したままの山野

正丸峠の朝

現在は営業しておられないと思われます
ロードバイクで走行するときは、対向車に十分ご注意ください。
昼間であったとしても、ライトを点灯させていた方が良いでしょう。
また、道幅が狭いゆえ、対向車がセンターラインを割り込んで、進んでくることがあります。
ご自身が走行するレーン内だから安心と、決めつけないことが重要です。
コーナーからセンターラインをはみ出して進んでくる対向車と衝突する可能性があります。
正丸峠は頭文字Dという作品の舞台ともなっていました。
(実を申せば、私も頭文字Dで取り上げられていたため、正丸峠に行ってみたくなったのであります)
他者様のブログですが、私も自転車屋さんになる前に拝見したことがあります。

正丸峠は、あくまでも正丸トンネルを迂回するだけで、正丸峠を超えたからゴールという訳ではありません。
輪行 サイクルトレイン
東京から秩父に向かう場合、西武池袋線特急で、池袋から西武秩父まで向かう、Laview号が一番楽です。
指定席込みで、¥1,696(切符 ¥1,700)、わずか80分で秩父に到着します。
Laviewは車内も広く、ロードバイクの置き場に困りません。
三峯神社による場合、かなり時間がかかると思われますから、秩父までは輪行する、というのも合理的です。
また、行きは自走で、帰りは輪行で、というのもよろしいかもしれません。

Laview号


なお、秩父には一部区間に、サイクルトレインが走っています。

実用性!?が高いのは、御花畑駅から、三峰口駅までだと思われます。
秩父市街地から、三峯神社に向かうまでの距離、獲得標高を減らすことができます。
御花畑駅は、秩父駅の最寄り駅で、なんとも不便なことでありますが(失礼)、秩父駅そのものからサイクルトレインに乗車することはできません。
秩父駅から南に500mほど、西武秩父駅から北に200mほどの距離にあります。

御花畑駅でサイクルトレインに乗車したときのようすです。
安全のため、列車が到着する直前に、プラットフォームに入ることが可能です。
また、乗車口の指定があるため、駅員さんの指示に従って下さい。






走行不能コース
三峯神社から先にある、国道140号線(雁坂トンネル)は、自動車専用道となっています。
ロードバイクはもちろん、歩行者さんも通行は不可能です。
そのため、ロードバイクで秩父と甲府盆地間を最短距離で往来することは、不可能なのであります。
通行不能と、みちみちにも掲示がいくつもありますから、お気づきになると思われますが、通行できることを前提としたツーリングプランをお建てにならないよう、お気をつけ下さい。


秩父の観光
三峯神社
ロードバイクで秩父に行った際に、訪れる価値のある場所としては、まっさきに三峯神社が挙げられるでしょう。
秩父市街地から標高900mほどヒルクライムをした先にある神社で、凛とした空気、森が美しく、素晴らしい神社です。
ただし、標高があるため、冬期の通行は路面凍結のおそれがあり、お避けになった方が良いでしょう。






紅葉のシーズンは、三峯神社に超絶渋滞が発生しますから、その時期だけはご注意ください。
ロードバイクでの走行は可能でありますが、渋滞に巻き込まれて、思うように進めないことがあります。


超絶渋滞と落ち葉で、路肩を歩くことすらままならない

イベントで訪れたときのようす 2024年11月24日
武甲山
武甲山もおすすめです。
ロードバイクの場合、登山するというよりは、遠方から眺める、という形式になると思われますが、武甲山の不思議な形を拝見することができます。
市街地から武甲山を拝見することが可能です。
よく見ると、階段ピラミッドのようになっていることがお分かりでしょうか。

武甲山は良質な石灰岩の産地です。
そして、石灰岩は、コンクリートの原材料として使われます。
明治維新以後、膨大な量の建築資材の需要があり、武甲山はその旺盛な需要に応えるべく、今でも採掘作業が継続されているのです。
山体が変化するほどの採掘ぶりでありますが、このお山のおかげで、現代の東京の繁栄(の一部)があるのです。
ただちに、環境破壊や自然保護といった主張をするのは、早計というものでしょう。
武甲温泉
ロードバイクと温泉というのは相性の良い組み合わせです。
体の汚れを落とすことができますし、疲労回復にも役立つからです。
武甲温泉さんが、なんとpH11.1の強アルカリの湯!!
汚れが綺麗に落ちることでしょう。

二瀬ダム
ここもロードバイクならではのお楽しみ、といえましょうか。
ダムの堤防を走ることが可能です。
クルマと違って、ダムの壁、すぐそばを走ることになりますから、クルマよりもスリリングです。
なお、このダム堤防は、片側交互通行となっておりまして、信号待ちをして、順番に一方通行の方向を入れ替えています。




キャンプ場、野営地、イベント企画
イベントで、秩父ファームステイさんを利用したことがあります。
非常によろしかったです。

本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長でした。
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