皆様、こんにちは!!
ラッコ店長です。
大島、と名付けられた島は全国に多数あります。
本稿では、東京都大島町にある大島、いわゆる伊豆大島への行き方について述べます。
本州から大島に行く方法としては、飛行機とフェリーの2つ、方法があります。
飛行機
運行会社 利用空港
新中央航空さんのみが運行しておられます。
多くの航空便と異なり、調布飛行場から出発となります。
到着は、大島空港(東京大島かめりあ空港)です。
運賃 注意点
一般的な航空券と異なり、時期によって価格が変動することはありません。
大人1人、調布から大島まで、¥13,800です。
早めに予約しても、直前に予約して、同じ値段です。
往復割引で10%ほど運賃が安くなります。
ただし、4月26日 ~ 5月7日・7月25日 ~ 8月31日・12月25日 ~ 1月7日の期間は適用されません。
また、エアトリ、さくらトラベルといった航空券の比較サイトに、新中央航空は登場しません。
直接、公式サイトからの予約が必要です。
予約時の注意点
本航路の機体はプロペラの付いている機体で、非常に小型です。
乗客数は19名。
ドイツ、ドルニエ社により開発された、ドルニエ228という機体を使います。
機体が小さいゆえ、荷物持ち込みに大きな制限があります。
まず、機内持ち込み分と、預け分の合計5kgまでは無料です。
次に、超過分は、1kgあたり¥240の料金がかかります。
ロードバイクを輸送させるとなると、荷物と併せて15kgにはなるでしょう。
つまり、超過分¥2,400くらいは追加料金を覚悟しておかなければいけません。
また、積載スペースが小さいため、ロードバイクを乗せる場合は、必ず予約時に申し出て、航空会社の了承を得る必要があります。
万一、複数の大型荷物が競合した場合は、ご希望の便に乗ることはできないでしょう。
結局、航空券と荷物代で、片道¥16,000くらいとなるでしょう。
ところで、通常の航空券とは異なり、事前に座席指定はできません。
なぜなら、ドルニエ228は前述しましたように小型機で、荷物や乗客の方々の重さによって、当日、重さのバランスを調整する必要があるからです。
そのため、ご自身の体重を事前に申告しておきます。
そして、どこに着席するかは、乗車直前に発表されます。
非日常的体験
大型のジェット機に慣れていると、ドルニエ228の急旋回にびっくりするでしょう。
また、飛行高度も大型ジェット機より遥かに低く、高度2000m以下で飛行します。
飛行機輪行の中でも、調布、大島の航空路線は貴重な体験となるでしょう。
フェリー
東海汽船さんが運行しておられます。
フェリーの場合、さらに大型客船とジェット船の2つ手段があります。
大型客船
個人的には最もおすすめする手段です。
出発地、時間
竹芝客船ターミナルから、大島まで、夜行便で6時間です。
22時に出港して、翌朝6時に大島に到着します。

竹芝駅

竹芝客船ターミナル

竹芝客船ターミナル 2023年5月イベント
この仕組みが実に便利で、私は金曜日の勤務を終えて、その足で竹芝客船ターミナルに行き、店舗イベントを開始したことがあります。
到着港
到着するのは大島ですが、実は大島には
岡田港
元町港
と2つの港があります。

どちらに寄港するかは、その時の波の状況、他の船の着岸状況等によって変更されます。
両港の間は、風光明媚な海岸線を通ったとして、10kmほどあります。
どちらに寄港したとしても、なんとかなるように、事前に準備しておく必要があります。
なお、お食事処、コインロッカーなどの充実度は元町港の方が上です。
そのため、岡田港に到着したとしても、結局、元町港に立ち寄る必要がある。。。ことが多いでしょう。

岡田港 あまり商業施設はありません
おすすめ船室 料金
二等船室か特二等船室が費用を抑えて、それなりに快適に過ごすことができると思います。
二等船室は、いわゆるタコ部屋、隣の方との隙間があまりありません。
今どきこのような劣悪(大変失礼)な移動手段が!?とびっくりなさるでしょう。
ただし、運賃は¥5,500ほど(時期によって異なります)と、低廉に抑えることが可能です。

二等船室
お隣とは敷居もありませんし、騒音はお部屋で共有することになります。
また、男女の別ということもありません。
このタコ部屋でお休みになっている女性の猛者もいらっしゃいます。
特二等船室は、簡易寝台を利用できるもので、各寝台にはカーテンもついておりますから、最低限のプライバシーが確保できます。
座席に空きがあるのであれば、この特二等船室をおすすめします。
運賃は¥8,500ほど(二等船室と同様、時期によって異なります)です。
なお、便によっては、女性専用の特二等船室が設定されることがあります。
ところで、大型客船には、橘丸、さるびあ丸の2種類があります。
大島への航路には、さるびあ丸が使われることが多いと思われます。
さるびあ丸の場合、椅子席というものもあります。
椅子席も二等船室の一種で、料金は同じです。
横になることはできませんが、タコ部屋(失礼)よりは気が楽。。。かもしれません。
しかし、一晩を椅子の上で過ごして頂くことになります。
個人的にはあまりおすすめしません。
割引制度

web申し込みによる10%割引があります。
直接竹芝客船ターミナルで申し込むよりも、遥かに簡便でしょうから、通常はこのweb割引が適用されるでしょう。
なお、2週間前までに直接窓口で予約すれば、15%引きの特典があります。
しかし。。。
この割引適用は非常に面倒です。
一度東海汽船さんに電話をして、予約する。
その後、竹芝の窓口か旅行代理店に行って、手続き、支払いをする必要があります。
どのようなお時間の使い方をなさっても人それぞれと思われますが、これほどの手間を経由して、数百円お安くなるだけであれば、web割引で良いのではないか。。。と個人的には思います。。。が、それぞれの方のご判断にお任せします。
なお、各種割引を重複して適用することはできません。
自転車の積載 料金
輪行状態であれば、手荷物扱いとして、無料で積載可能です。
この場合は、乗客がえっちらおっちらと、乗船時に自転車を担いで、指定された場所に積載します。
私が利用した場合は、自転車専用の積載スペースを確保してくださっていました。

船内の自転車置き場

各人でロードバイクを積載します
また、自転車の積み下ろしを船員さんにお任せする、受託手荷物とすることも可能です。
輪行袋に入れてあれば¥600、完成車状態であれば¥1,800です。
しかし、公式サイトにも記述があるように、コンテナに他の荷物といっしょに積載することになるため、傷が付く可能性があります。
私も窓口の方にご相談したことがありましたが、完成車状態での積載は全力で止められました。

船は意外に揺れるものです。
他の荷物に接触してフレームがへこむ、クラックが入るなどとなった場合、厳しい損害となるでしょう。
私も受託手荷物として預けることはおすすめしません。
輪行袋に入れて、ご自身で船内の荷物置き場に持っていくことが無難です。
ジェット船
ジェット船の場合、1時間45分で、竹芝客船ターミナルから大島まで到達可能です。

ジェット船
到着港
大型客船と同様、岡田港、元町港のどちらかに到着となります。
おすすめ船室 料金
ジェット船の場合、船室は1種類です。
運賃は¥9,500ほど(時期によって異なります)です。
割引制度
大型客船と同様、web割引、早期割引などが利用可能です。
自転車の積載 料金
輪行袋に入れた状態であれば、¥1,200で積載が可能です。
完成車状態では積載できません。
どのような交通方法が良いか
以上のように、伊豆大島に行く方法はいくつかあります。
それでは、どの行き方が最も愉快、らくちんでしょうか。
もっともおすすめな経路
行き 大型客船の夜行便
帰り 高速船
と考えます。
長所
行きの大型客船 夜行便はとても便利です。
上述しましたように、お仕事帰りに直接、竹芝客船ターミナルに行くこともできます。
夜景が美しいというのも特筆すべき点で、東京湾、横浜港の夜景を見ながら、船旅を楽しむことができます。

竹芝の夜景

竹芝の夜景

レインボーブリッジ
また、着島が早朝であるため、島内の活動時間、観光時間を長く確保することができます。
帰りは高速船を使うため、短時間で竹芝に戻ることが可能です。
旅費も比較的、低廉に抑えることができる、というのも利点でしょう。
短所
あえて短所を上げるとすれば、往路で特二等船室を確保した場合、知らない人と一緒のお部屋で眠ることができない!!ということでしょうか。
こればかりはなんともしがたいですが。。。
また、私はどのような環境でもすぐに眠ってしまう。。。らしく、船の揺れは全く感じませんでしたが、船酔いがしんどいという方は、8時間近い航海は厳しいのかも。。。しれません。
しかし、海が荒れる冬場、台風シーズンを除けば、大型船の揺れは大したことはありません。
また、帰りの高速船は、いい意味でも悪い意味でも、そっけないです。
時速70kmくらいで海上を滑るように進んでいきます。
船体が薄い、低いため、大型客船のように高所から海を滑るように眺める、ということもできませんし、安全のため航海中はシートベルトの着用が必須です。
つまり、帰路は、かなり消化試合のような、味気ないものになるでしょう。
二番目におすすめな経路
行き 大型客船の夜行便
帰り 飛行機
と考えます。
長所
往路に大型客船の夜行便を使う利点は、上述しましたとおり、平日の夜であっても旅行を開始できる、という柔軟性の高さにあります。
また、復路のドルニエ228による飛行も新鮮で、刺激的な旅路となるでしょう。
短所
飛行機輪行をしなければならず、船便よりも厳重に、丁寧に分解、梱包をする必要があります。
また、飛行機の場合は、船旅よりも運賃がかかるでしょう。
(復路に高速船を使った場合に比べて、さらに¥8,000ほど費用がかかります。)
さらに、これはそれぞれの方、お住いの場所次第ですが、調布飛行場という立地が、便利な場合もあれば、不便なこともあるでしょう。
東京、新橋のすぐそばである竹芝に比べれば、調布のアクセスは良くない。。。ことが多いと思われます。
三番目におすすめな経路
行き ジェット船
帰り ジェット船
長所
実はこれがもっとも合理的です。
輪行作業の難易度は低く、安心です。
また、ジェット船は一日3便、就航しておりまして、旅行の日程を柔軟に組むことが可能です。
運賃も往復で¥20,000ほどと、大型船を使うよりは高くなりますが、飛行機よりは随分とお安く抑えることが可能です。
短所
ジェット船は、上述しましたように、味気ない乗り物です。
あまり船旅をしている、という雰囲気はありません。
そのため、旅行しているぞ!!、知らない場所を冒険するぞ!!といったワクワク感は少ないと思われます。
八丈島編
ロードバイクで八丈島へ行く方法については、以下の記事をご参照ください。

実際の店舗イベント
2023年5月に、店舗イベントを大島で開催したことがあります。
そのときの様子です。
ご参考になれば幸いです。












本日はこのあたりで宜しいと存じます。
それでは、皆様、次回お会いするときまで、ごきげんようです!!
以上、ラッコ店長こと、奈須野でした。


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